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Emerald  作者: 藍沢 咲良
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約束 1


たまに見る女優さんでこんな感じの人いたな…だなんて呑気なことを一瞬考えてしまった。


「貴方、悠の何?」

苛立ちを隠す事なく私との距離を詰めるこの婦人。もしかして…。


「私は、悠さんとお付き合いさせて頂いてます。もしかして…」

「悠の母よ。悠は貴方みたいな普通の地味な子が付き合える子じゃないわ。そのうちどこかの令嬢と婚約するだろうから、早めに別れてよね」

その人はキッと睨んでそれだけ言うと、その場を立ち去った。


悠さんが、婚約…?

どういうこと…?


頭の中が、真っ白になった。

頭をガン!と殴られたような感覚になった。


ふらふらとエレベーターに乗り、習慣的に最上階のボタンを押す。


何?何だったの…⁉︎


何であんなこと、言われなきゃいけないの?

悠さんが婚約って、何…?

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