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「07*黄泉比良坂でこんにちは」の神社
揖夜神社
島根県松江市/式内小社/旧県社
出雲国風土記の伊布夜社といい、伊弉冉命を祀る。近所に伊賦夜坂(黄泉比良坂)がある。
出雲郡宇賀郷(出雲市)に黄泉の穴といわれる猪目洞窟がある。出雲国風土記の脳磯の窟戸で、窟戸に行く夢を見ると死ぬと伝えられる。
出雲大社
島根県出雲市/式内名神大社/出雲国一宮/旧官幣大社
古事記で天之御舎、日本書紀で天日隅宮。国譲後の大国主大神の幽宮として建てられた。のちに杵築大社、1871年に出雲大社と社号を改めた。天照大神の子神・天穂日命を祖神とする出雲国造家の意宇氏(のちの出雲氏)が神職を務める。一時、鰐淵寺が神宮寺を兼ねた時は、祭神は素戔嗚尊で、境内に仏堂や仏塔が立ち並んだ。現在は本殿後方の摂社・出雲神社(素鵞社/式内社)に祀られてる。祭神の大国主大神は横を向いてるため、参拝は素戔嗚尊になってしまう。
殿内に更に小さな社(内殿)があり、なにか祭祀を行う様に造られてる。配祀で、別天ツ神5柱、牛飼神の子神・和加布都努志命を祀る。配祀の理由は不明。
神楽殿南側に国旗掲揚台があり、国内最大の日章旗が掲げられてる。