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天使の刻印と少女の異世界物語  作者: 黒雪うさぎ
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一時の物語 不死の呪い

一時の物語はなにか大きい事が終わった時にちょくちょく書くので飛ばしてもらっても構いません


では!!楽しんでいってください

ねえ...聞こえる?闇の中から声が聞こえた...

まだあなたに会えそうにないけど、待っててね。声は少しずつ弱くなっている。

きっと...あ...たに...うか

声が聞こえなくなり、再び眠る...


【賢者報告会】

「さて、今回のロスト変異体再出現で分かっただろう?」

「しかし今回の事でっ」

「言い訳は結構だよ。紅龍団の団長ともあろうものが言い訳をするものではないよ」

「くっ...しかし」

「何度も言わせないでくれたまえ。言い訳は結構!!」

「はあ」

「しかしあの大精霊使いあっけなく死んでしまったね」

「おい...あんた達賢者もアミナのおかげで生き延びたようなもんだろ」

「あの結界は術者が死んでなお残る結界、あれがなきゃあんた達も無事ではなかっただろうに」

「あんまり死人を侮辱すんなよ」

「ユグド団長言葉使いに気をつけたまえ。第7賢者イース、謝りたまえ」

「しかし大賢者様っ!!」

「謝りたまえ」

「っ...ああ、すまなかった」

「しかし!!前回と今回のロスト変異体出現で分かっただろう」

「もうこれ以上犠牲を出さないためにもロストは処分すべきだ。大賢者様ご決断を...」

「仕方ないか...全てのロスト殺処分を言い渡す」

「.....」

「以上でロスト変異体会議を終了とす」

「この会議終了後シトラという少女を連れてきたまえ」

「少女の処遇について、その会議で決めるとしよう」

「...はい」


【大聖堂中央廊下】

「団長、会議お疲れ様でした」

「すまなかったな。少し長引いっちまった」

「いえ。大丈夫です。シトラの件ですが...やはり不死の呪いかと」

「そうか。」

「しかし、ロスト殺処分か...」

「ということはシトラも処分ですか...?」

「いや。シトラは次の会議で処遇が決まる」

「賢者様達は忌々しい天使の使徒として、処分しようと思っていやがる」

「天使の刻印ですか...」

「ああ、また刻印を持つ者が現れた。ということは...」

「終末が近い...ということですね」

「3千年前の終末で生き残ったのは30人にも満たなかったらしい」


【古文書】

あれはなんだったのか。光と共に現れたのは一人の人間、彼女は常闇の牢獄に封印されていた。

しかしその姿は人でなく、羽があり、頭には丸いリングの様なものがあった。我々はこれを天からの使徒

天使と名付け早急に処分することとした。

...

...

天使の討伐に失敗。全ギルドで向かったが結果は全滅。今現在研究中だがきっとあれは倒せない。観察部隊の生き残りの報告によると天使の周りには護衛が居たらしい。その者達は全てを燃やし尽くし、全てを闇に引きずり込み、全てを砂へと還すなど今の人類では到底倒せない化け物だったらしい。敵の数は13人...この少人数に3万にも及ぶギルドを滅ぼしたらしい。観察部隊最後の生き残りは報告後砂になり消えた

...

...

...

【大聖堂】

「13人の護衛ですか」

「ああ。しかもその内の3人しか能力は判明していないからな」

「ただこれらの事は賢者様達が言ってただけで事実は違うかもな。」

「賢者様達の許可がなければ古文書は貸してもらえず、3000年間全く解読は進んでいないんだ」

「なぜ賢者様達は古文書を解読させたくないのでしょうか?」

「知らねえけど、何かしら訳はあるんだろうな」

「そうですか...」

「もう時間はないのにな。最近では13の使徒の破壊が活発化して、国が何個も滅んでる。なのに賢者様達は情報を公開してねえ。」

「私達に知ってほしくない事もたくさんあるんでしょうか」

「だろうな。国一個簡単に滅ぼせる兵器とかも記されているとかいろいろあると思うがそれでも情報は公開したほうがいいと思うけどな」

「団長そろそろ時間です」

「そうか。シトラを起こしてくるか」

「頑張ってくださいね。団長」

「アミナの為にも守りきってみせるさ」

...

...

【???】

「いや~人間共は相変わらず面白いね~」

「人の魔獣化か。こんな事思い付くのも人間だけじゃな」

「まあいいさ。人間共は好き勝手にさせてても、どうせ我々には勝てないよ」

「んなこたぁどうでもいい!!次はどこぶっ壊せばいいんだあぁぁ!!」

「相変わらず君はうるさいな~。少しは静かにしろよ、殺すぞ」

「ああ!?殺れるもんなら来いや、返り討ちにしてやるよ。チビ」

「はあ...また始まった」

「は..?今なんて?チビ?ふざけんなよ」

「チビにチビて言って悪いかよ」

「やっぱり今ここで殺す」

「まあまあ二人とも落ち着くんじゃ。今は我々4人しか目覚めてはいない。争って計画どうりにいかんかったら、ますます面倒になるんじゃ。やることやってから遊んだら良かろうに」

「じい...うん分かったよ。こいつ殺すのはまた今度にするよ~」

「ちっ!!しゃあねぇな」

「ふう。相変わらずじいは宥めるのは上手いね。」

「なーに簡単なことじゃよ」

「さあ。次の目標は第5使徒の封印解除と第1~3賢者を殺すことだ。誰が行く?」

「賢者は俺に任せろ!!ぶっ壊してやるぜ」

「じゃあ僕は封印解除にしようか~」

「わしは休んどるよ」

「じゃあじいすこし手伝ってくれないかな。本を取りに行くのを」

「まあ...いいじゃろう」

「さて皆頑張ろうか」

「「全ては終末の日の為に」」

...

...





次の話はいつもより長くなりそうです。


読んでくださった方ありがとうございます

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