開拓者になるには
投稿二回目です。
俺は神に言われた通り街へ向かった。
まあ、少しおさらいをしておこう。
これは大切なことだ。
面倒だが、生きていくためだ、仕方ない。それはフロンティアについてだ。
神が言うには『フロンティアってのはね…民衆の依頼がギルドに発注されるんだ。ギルドには有名なものからまあ不評なところもあるけど…それじゃあ、まあ有名なところにしか依頼がこない。だから、ギルド連盟ってのがあるんだけど…そのギルド連盟ってのがまあ依頼を振り分けてってやるんだけど…ギルドは…って聞いてる?だからね…』
ここから神の雑談が増えたので割愛。
まあ要するにこう言うことらしい。
・フロンティアはギルドに入らなければ仕事を受けられない。
・フロンティアにはランクがあり、S.A.B.C.D.E.Fの7段階である
・フロンティアはA級以上になると開拓軍に召集される。
・フロンティア認定試験はギルド連盟が運営する。
・フロンティア認定試験は年に二回である。
・ギルドへの依頼はギルド連盟の管理のもと行われる。
・ギルドへの依頼は公平性の為に構成人数、構成している人のランク、評価に基づきギルド連盟が分担する。
意外と面倒臭いらしい
ましてや、神はこんなことも言っていた。
『君には飛び級でD級を目指してもらう』
どうやら、飛び級制度があるらしい。
が、そんなこと言われても俺は戦い方を知らない。
誰かに教えということらしい。面倒だ。
街へ向かうにあたって一つ不安がある。それは俺が武器を持っていないことである。こんな中、モンスターに襲われたら魔法でしか対応できない。ましてや、まだ魔法は照準はできてもコントロールは出来ない。また、まだ力加減も出来ない。
襲われたら大変である。
どうすっかなぁ…
そんなことばっかりに頭をまわす変人だった。そこはもっと落ち込むところだろ、と思ってしまうのは僕だけだろうか…
と神は思うのだった。