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第五話

女の名前はサーシャ=ノート。ブルーゴーストのメインエンジニアであり、開発設計にも携わっているとか。


用意した個室には、俺とサーシャの二人だけだ。オリビアはホログラムで顔と音声を飛ばしている。「なんでまた海賊に奪われた船に乗り続けたいんだ?」


純粋に聞いてみる。まさか愛着があるとかそんな理由ではないだろうと思っていると、


「この船は私が設計したんです。売られるなんて耐えれません!」


割とまさかに近い答えである。


「連邦はどうするんだ?反逆罪を着せられても文句言えないぞ?」


何を考えているのか。海賊と一緒に居たって良いことなんか一つもないだろうに。


「別に連邦に思い入れはありません。船を造るには、連邦の環境が適していたから連邦に士官しただけです。むしろ、海賊なんかに奪われるような人にこの船は任せられないです。」


海賊なんかっておい、海賊を前にして言う台詞じゃないだろ。

頭を抱えそうになりながら言葉を探しているとオリビアが口を開いた。


「良いでしょう。貴女をこの船の専属整備士として迎え入れます。これからよろしく。」


ニコニコ笑いながら、決めた。艦長の俺の意見を全く聞かずにだ。まあいつもの事だが、流石に反論してみる。

「コイツの事は信用出来ない。連邦だぞ。」


オリビアは始めからこの反論が来る事を予想していたかのように、

「それをいうならバレッタも元連邦よ。それにこの船に詳しい人間がいた方が艦長がいるよりもありがたいわ。」


艦長がいるよりもを強調しなくていいと思います。ぐうの根もでないのでこのまま採用という形になりそうだ。

とりあえずこの件は終わりにして早くブルーオクトパスと合流しようというその時、アラートが鳴り響く。


『敵襲!敵襲!総員戦闘配備!連邦の戦艦が近づいて来るぞ!』


今頃追いついたのか、それとも泳がせていたのか白い戦艦が接近している。ブルーゴーストの初陣だ。勝利で飾ってやらないとな。ニッっと笑って艦橋に急いだ。

戦闘は両陣営の視点から書いて見ようと思います。また、前書きに戦力をつけてみます。

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