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プロローグ-3

はてさて一体どうした事か。


「で、俺を封印から解いた訳を聞かせてもらいたいのだが」


全員が驚きと恐怖の入り混じった目でこっちを見ている。


「おいおい、どうしたのだ?そんなに呆けて。これぐらい予想していなかったのか?『機巧騎士王』『輪廻の傍観者』であるこの俺、霊蓬・V・紫苑の実力を」


すでにあのアホは気を失って倒れているしその他二名は今にも気絶しそうになっている。

そんな中で『悪鬼羅刹』の子孫はふらつきもせずまっすぐにこちらを見つめている。


「しかし、いつまでたっても名前が判らんのでは話づらい。名乗ってはくれないか?」

「……………セリアン。セリアン・レイウォルトだ」

「ではセリアンよ。お主に一つ聞こう。『汝 時間を持って空となす者か?』」

「………………………『我が祖において答えよう 我 空を裂き時空を壊すものなり 汝 空を持って時間となす者か?』」

「『我は 我 時空を創り 時空を壊す者なり』」


「「『今 ここに宣誓はなされた 神よ その眼前において奇跡を起こせ その足元において世界を創れ』」」


これは世界に対しての宣誓。

今再び世界の理から外れたものが戻ってきたという世界に対する証明。

そして、次に行うのが……


「騎士王よ。今までの失礼をお許し下さい。私とて自信が会ったのでは御座いません。故にこのような事をさせて頂きました」

「構わんさ。俺とてまさか詐欺師の子孫が謀反を起こしていたとは気づかなかったからな」

「では『今ここに 再び世界が認証しよう 騎士王の生還を』」


世界からの返答。

この場合の世界とは、この封印の場を知っていた者の事。


「え?え?な、何が起きているんですか?さっきまで険悪だったじゃないですか。それなのにどうして和解しているんですか?」

「ふむ。その事なんだがな。お主の父上殿とも話がしたいのでな。後で話す、という事でよいか?」

「納得できませんが、仕方がないのしょう待ちましょう。ですが、あなたが誰でどうしてここに封印されていたのかを教えてくれませんか?あと、詐欺師とか傍系とかも一緒に」

「当たり前だろう?俺はそこまで礼儀知らずじゃないからな」

「取りあえずこのクズとその取り巻きを連れて外に出ませんか?移動しなくてはならないのですし」


セリアンがアホの方を指差して言った。


「そうするか」


取り敢えずあのアホはかなり嫌われているみたいだな。

セリアンが汚いものを見る目で見ている。

今回は短めです。

プロローグは如何でしたか?

どこまで自分のやる気が続くかは判らないので楽しみにしないで頂きたいです。

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