生命線
道の果て、目線は彼方
山波が生命線とて見えてくる
地平の消失点までゆくと空と溶け合う
あの点まで歩いてゆくよ
夏の雲を見上げながら
川のせせらぎ
木陰にほっとしながら
見失いたくない点だけど
きっと溶けてみえなくなる、、虹のよに
けれどそこから見上げれば
あなたに会えるそんな気がして
トンネルを抜ける
開けた青々とした田んぼからは
沢山のトンボが立ち昇る
生命の心拍がどこまでも
無数に飛んでゆく
道の果て、目線は彼方
山波が生命線とて見えてくる
地平の消失点までゆくと空と溶け合う
あの点まで歩いてゆくよ
飛行機雲を追い駆けて
聴こえてくる
あの言の葉に安らいで