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2-1

青い空! 青い海!


サイコー!!!


はい、いきなりハイテンションですみません。


ハワイとか南国の島とか行った時の感じ~

行った事ないけど!


え?本の強制力に怯えていたよねって?


うふふふ


中身合計50歳をなめてはいけません。


だてにOLやった訳ではないんですよ?


そう、強制力が怖い?


なら、他国にいっちゃえばいいじゃん!


と言う訳で、


私は隣国、アクアマリン王国にやって来ました。


小説の舞台はジュエリー大陸。

そこには、

ガーネット王国。

アクアマリン王国。

ペリドット共和国。

シトリン神聖国。


と、これはまあ、前世知識がついた今となっては、

本の世界だな、コレと確信する国の名前。


私が住んでいたのはガーネット王国。

1巻目の舞台。


そして、今いるのはアクアマリン王国。

そう2巻目の舞台なんです!


1巻、2巻と言っても、

国が同じというだけで、主人公も違うし、

ストーリーも繋がっていない。


1巻の登場人物が、2巻でもちょっと登場する程度。


1巻の舞台であるガーネット王国から離れてしまえば、

流石に本の強制力もどうしようもないでしょう!という訳。


ちなみに期間は3ヶ月間。

なぜなら3ヶ月後には立太子式があるから。


立太子式後は、全ての貴族は王太子につくし、

負けた王子は臣籍降下して離れた領地の運営につく。

流石に、王宮に影響力を持つ事はできない。


第一王子、第二王子、

どちらが王太子になるかは分からないけれど、

どちらにしても3ヶ月後決着が着く。


私がプリシア様から魔法を奪わず、

立太子式が無事すめば、流石にもう大丈夫でしょうという訳。


私って頭いい!


という訳で今私はハイテンションなのである、

だってガーネット王国は山に囲まれた国で海がなく、

リリアーナとしては初の海。

そして日本人の私は海は見た事あるけれど、

こんな澄んだ珊瑚が見れるような海は初めて!


公爵令嬢としてではなく、お忍びで来ているので、

遊び放題、観光し放題!


お金はあるし、豪遊っての一度してみたかったのよね。


リリアーナは屋敷に来る商人からしか買った事なかったし、

日本人の私はいつも財布とにらめっこだった。


ここはパラダイス!


全力で遊ぶのだ~

本の世界ではダイヤモンド、ルビー、サファイア、

エメラルド以外の宝石は全部色石扱いです。

ガーネットやアクアマリンといった名前は存在しません。

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