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リオレイル様の様子が変だ。
リオレイル様の部屋に入るなり、
いきなりお姫様抱っこされて戸惑う。
私って重くない!?
しかし、次兄と対等に戦っていたのを思い返し、
身体強化も使えるし、大丈夫よねと、
重たいと思われていない事を気にしつつ考える。
そうしていると、
ソファの膝の上に乗せらせた。
え?
リオレイル様の膝の上?
乙女の夢が叶っている~
近くで見るリオレイル様・・・
と思うが、緊張してしまって、まともに顔が見れない、
ああ、私の馬鹿。
美男男子を堪能できる所なのに~
どきどきしていると、首筋に息を感じてびくんとなる。
「私の事は好きかい?」
好きに決まっている!
と思うが、緊張のあまり声にならない。
顔が真っ赤になっているの感じる。
兄ならすぐに答えられるのに!
そう思っていると、
「私は好きだよ、リーナは?」
もう駄目!と思い何とか言葉をしぼりだす。
「好きです」
ああ、もう!私の馬鹿!!!
もっとちゃんと好きって伝えればいいのに!
リオレイル様に気持ち伝わらなかったらどうするの?
でも、これが限界!
私の心臓、何とか耐えて~
「もう一度言って?」
そう言われて、これは何かの罰ですか?と思う。
中身合計50歳が、何の役にも立たないよ、
恋愛に関しては、本当に偏差値低いんだから~
でも、ここで言わない訳にはいかない!
「好きです」
そう伝えると、口づけされた。
心臓はばくばくいったままだが、
どこか安心感が襲う。
ちゃんと気持ち伝わったみたい・・・良かった。
「早く結婚したいな」
と言われ、そんな未来がすぐやってくるのだと自覚する。
「皆に祝福されたいですね」
結婚式のドレスにはレースをふんだんに使って、
この国のレース文化を、他国にも広めて。
ガーネット王国でも絶対流行ると思うのよね、
そうなると、レース編みをしてる女性達の
収入も上がるし、経済が上向く!
そんな事を考えていると、
再び唇が落とされる。
大好きです、リオレイル様。




