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断罪予定の悪役令嬢ですが、隣国の王太子の愛され妃になります!  作者: あいら


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4-1

公爵家に鷲の手紙がやってきた。

しかし、届けられた鷲を見て目を見開く。


鷲を連れて来たメイドもどこか戸惑っているようだ。


なぜなら、その鷲の上には王冠が乗っていたから。


鷲は王族の手紙の証。

その鷲が王冠をかぶっているとなると、

単なる手紙ではなく、

正式な法的効力を持つ書類である事を意味している。


「何かしら?」


部屋にアンナだけを残し、鷲から手紙に変更させる。

出て来た手紙は、普通の便せんではなく、

赤の蜜蠟で封をされた、いかにも威厳のある便せんだった。


しばらく手紙を見てから、

アンナに手紙を渡す。


アンナは慣れた手つきで、ペーパーナイフで手紙を開け、

内容は読まないものの、何か細工がされてないか確認していく。


「問題ございません」


そう言われて、手紙を受け取り、改めて文章を読む。


それは、王宮で開かれる正式なパーティの招待状だった。

しかも、ドレス、アクセサリーは注文済みで、

好きな時に届けてもらうといいと書かれている。


ガーネット王国なら、王宮からのパーティに招待されるのは分かる。

しかし、ここはアクアマリン王国。


王太子である、リオレイルと知り合いになったとは言え、

正式な場で会った事はない。


あくまで村娘アナと伯爵家3男レイとして会っていたのだ。


アンナに手紙を読むよう渡して考える、

どうしてこの手紙が来たのかしら?


もし公爵家と繋がりが欲しいなら、

父に招待が行くはずだ、

しかし、招待されたのはあくまで私。


違和感がない程度にはアクアマリン王国の高位貴族の令嬢

と交流を持っているが、

この国に深く関わっているとは言えない程度だ。


うーんと考える。


王宮からの招待、出席するとしても、

政治的な立場、女性達のネットワークなど、

利害関係が複雑に絡み合い、

楽しそう、さあ行きましょう!とはいかないのだ。


「この国の高位貴族はほぼ把握しているけど、

 その他にも出席しそうな方の情報を集めて」


「かしこまりました」


そして、数日。


集められた情報と、

王宮が用意したというドレス、アクセサリーを受け取り。

父や兄と相談して、出席する事にしたのだった。

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