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prologueー歌ー
ボクはボクが嫌いだ。
いっつもやらかして。
誰の役にも立てないようなボクはボクが嫌いだ。
勝手に人を愛して勝手に傷つくボクはボクが嫌いだ。
でも、
でもね、
あのこ、あのこだけはこんなボクを好きでいてくれる。
好きになってくれる。
ボクが奏でる唄を最後まで聴いてくれた
本音言えずにいてごめんね
本当は今からでも叫びたいほどなんだけど、
ボクはあなたともう少しでも、
ほんの一秒でも、
あなたと一緒にいたいです。
ボクからの最初で最後のお願いです。