なんだかとっても
ぬくぬくあったかくて気持ちいい
ずっとここにいたいようなでも出たいような
ここは…どこ?
『ここはキミのお母さんのお腹の中だよ。』
え?
『キミは転生したんだ。』
そうだ。
私は佐倉 はるひ。
今年28歳でたしか仕事の帰り道に小さい猫を助けて、それで…トラックに轢かれて…
『そう。だけどキミの人生はそこで終わる予定じゃなかった。本当は後1年は生きられる予定だったんだ。』
って1年だけかい!
『うん、トラックに轢かれて。』
ちくしょうっ!結局トラックかい!
まだやりたいゲームが山ほどあるのに…
しかもそれでも1年かい…
『でしょ?だから余りにもかわいそ過ぎるからキミが今までしてきたゲームの中の1つに僕が転生させてあげたって訳。どう?優しいでしょ?』
あらやだ、この子自分で優しいって言っちゃったわ
『ん?』
いえ、何でもないです。
なんか後ろの黒のしまって下さい!
『ふふ、さて、僕の説明はここまで。それとキミにプレゼントをあげる。』
プレゼント?
『そう!それはね……
え?もう時間?あ、ごめんねぇもうタイムリミットみたい。まぁ、プレゼントは産まれてからのお楽しみって事で。』
え?え?
『じゃ、いってらっしゃーい!』
えぇぇぇーー?!
ーーーオギャァァ オギャァァ
こうして私は産まれました。