表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

グローリエ

作者: エスティア・グロークス

グローリエ

グローリエは咲き誇る

涙は朝露として 大地を潤す

人々はその苦しみを知らず 花を愛でる

グローリエの悲しみは 人々の笑顔となる

それを知り グローリエは悲しみ続ける


グローリエ

グローリエは笑う

その声は 一匹の龍のために

その笑顔は 一人の騎士のために

グローリエの笑顔は一人の龍にしか愛されない

人々は その笑顔を喜びはしない


グローリエ

グローリエは泣く

国の為 己を犠牲にして

悲しむのは あの人だけ

グローリエは死に絶え国民は笑った

その笑顔を 龍は悲しんだ


グローリエ

グローリエは知らない

人々の 姫への親しみを

死に絶えた姫を泣きながら

グローリエに笑いかけた事を

その真実を 知るのは一人だけ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ