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しるし3(詩集)

キャンドルナイト

作者: さゆみ




あかりを消すよ

やみの色を見たい

ひとりではなくて

いっしょに


おとを消すよ

うみのうたをききたい

わたしが、あなたが、

そう想えるときに


かおりを消すよ

欲のない匂いを嗅ぎたい

なにも満たさないでいい

飢餓ではなくて


ふるえているのは、それぞれの事情で

息を吹きかけて、でも消えない


幻想的なのは、あくまでもテキであって

ここに在る現実、消えないミカタ


どこかの争いも、夢ではなくて

近くのしあわせも、遠くのふしあわせも

背中合わせ、つじつまあわせ


消えることはないのに

ゆらゆらと儚いよ

ゆらゆらと儚いね








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― 新着の感想 ―
[一言] 感性に溢れる詩を楽しく読ませて頂いております。 僕の乏しい感性では、いつもきちんと意味を理解できずもどかしいのですが、この作品に関しては、何となく意味がすっと入ってきました。 引き続き、楽…
2016/07/21 05:42 退会済み
管理
[一言]  目の前のろうそくの炎から色々な情景や心情を想像するのが素敵だなと思いました!
[良い点] ∀・)素敵。その一言。 [一言] ∀・)わかりやすくて深い…。読んだ後も何か残りますね。ものすごく気に入った作品だったので、勝手ながらレビューも書かせていただきました(^^;)詩っていいで…
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