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スクランブルワールド2  作者: 人鳥
プロローグ的な
2/27

プロローグ

 『スクランブルワールド』の続編であり、そちらを既読であることを前提として書かれています。

 http://ncode.syosetu.com/n9206k/ ←前作


 お久しぶりです、人鳥です。お待たせしました、『スクランブルワールド2』を開始します。

 ジャンルが学園なのは、前作がそうなっているからです。

 この作品、ジャンルはどれにしたらいいのでしょうか……?

 この世界が仮にAとしよう。Bの世界にはもう一人の『ぼく』のような存在がいる。エレーナ・リューゼンディッヒの事件が終結し、吸血鬼を傷つけたぼくに黒木さんが話してくれたことだ。

 本当はもう少し詳しく教えてくれたのだけど。

 存在が顕現する仕組みについて。

 それは人影兄妹のような、鏡の向こう側の世界のようなもの。

 同一ではないけれど、限りなく同じなもの。

 誰だって――そう、誰だって鏡を初めて見た時、その鏡に映るもう一つの世界を夢見たはずだ。

 並行世界(パラレルワールド)

 世界は広く、大きく、多い。それを理解するのは、リーゼ・ブリュスタンと出会い、エレーナ・リューゼンディッヒと対峙する、その期間で十分だった。世界学という欠陥と矛盾の学問よりも、黒木さんの説明のほうが納得がいく。

 そうじゃないやつもいるけどな、と黒木さんはうそぶく。

 リゼも言っていた。

 『気づくのが稀』なのだと。

 それはつまりそういうことで。

 ぼくたちが気づいてないだけで、もしかしたら目の前で異常が起きているのかもしれない。

 気づかないだけで――

 巻き込まれているかもしれない。


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