異世界
何も出来ない時こそ楽しむのだ
夏の暑い日 俺は死にました 街をフラフラしてたら信号無視したトラックにぶっ飛ばされた
目が覚めたら目の前には女神がいた
「災難でしたね 可哀想に あなたには転生できる権利が与えられます 他の世界で暮らしてみたいと思いませんか」
「異世界か 面白そうだけど危険なんだろ」
「ご安心を 転生者には一つだけ転生時に能力を持つ事ができます さらにその異世界での生活のための最低限の力も与えることができます どうでしょうか」
「それはいいな 転生します」
「そうですか それでは能力の希望を聞きます 何がいいですか」
女神は書類かなんかをひたすらに書いていた おそらく転生するためのものなんであろう
転生か 楽しみだな どんな能力がいいかな 無敵になる とかはつまらなくなりそうだな どうしよう
胸を踊らせていると「あっ」と女神が言った
その瞬間目の前の景色が変わった 賑やかな商店街 空を飛び回る猫らしき生物 魔法で大道芸をする人 またそれを見ている人々 そう俺は異世界にいた え?何が起こったの すると空から
「申し訳ございません こちらのミスで能力なしで異世界に連れてきてしまいました 最低限の能力はつけてありますが大変申し訳ございませんでした」
なんということだ転生者なのに何も出来ない この先どうしようか でも最低限はあるって言ってたな これを徐々にあげていくしかないな 後、意外と庶民として異世界を堪能してみるのも悪くないかもな この際一生を遊びに費やしてみたい
過密容疑です 異世界転生ものです 興味を持っていただけたら嬉しいです これからも面白いと思っていただけるものを書いていきたいと思っているのでよろしくおねがいします