【ご訪問、突然来ない、普通はね。】絵菜ちゃん心の俳句
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「ピヨピヨ」
ルルーが手紙を咥えて飛んできた
その手紙は、どうやら、自称神からの手紙のようだ
『絵菜様へ
本日は、ご報告しなければならないことがあります。
先日、あなたの家族が来たと思います。
その家族は、元の世界にゲートを作って
この世界に来ました。
それが、元の世界から、そのゲートを使って
元々あなたが住んでた国の住民が、
この世界にやって来ました。
名前はそれぞれの者たちに知らせているので
この世界の過ごし方の
フォローをよろしくお願いします。
自称神より』
「はぁっっ!?」
なによ!
「あぁもー!」
『ピンポーン』
自称神の人任せな行動に切れていると、
インターフォンがなった
ドアに近寄り、ドアを開ける
(あ、まず、インターフォンを見るんだった)
「ごきげんよう。シャーロット嬢」
『バタリ』
幻覚が見えてしまった
(前もこんなことあったっけ)
とりあえず幻覚かどうか確認しようと、ドアを開けた
「ごきげんよう。元気にしていたか?」
「……」
「どうした……?」
(いや、そんな意味がわからないとでも言うような顔でこ っち見ないでください
意味わからないのこっちですからね)
「えーーと、どうして、殿下がここに?」
そう、突然の訪問者は元の世界の王太子殿下だった。
「え、端的に言うとだな、命を守るためだ。」
「それは、端的すぎないですか?」
「では、詳しく話そう。その前に、家に入ってもいいか?」
そう言われ、殿下を外に立たせていることに気づいた。
この世界ではどうあれ、元の世界では、王太子殿下だったもんな
「あ、すみません。どうぞ」
今、家に、家族がいなくて良かった
いたら、遥兄やら、颯馬お兄ちゃん、パパが、決闘を申し込んでただろうな
「えーーと、どうしてこちらに?」
イスに座ってもらった後に、先程から気になっていたことを聞く
「どうしたも、なにも、シャーロット嬢に会いに来た。」
いや、そんな当たり前かのように言われても、ていうか
「私はこのせかいでは、佐藤絵菜です!あなたも名前言われたでしょう!?」
「佐藤 絵菜……可愛い(ボソッ)」
「なにか言いました?」
「いや、何も。そういえば、私もこの国に入ってすぐ名前を知らされたな……なんだっただろうか……」
もしや……名前を忘れた……!?
「お、思い出してください!」
「あ、思い出した。小鳥遊 神楽だ。」
「分かりました。他には何か言われませんでした?」
もしこれで、何も言われてなかったら、自称神に手紙を送らなければならなくなる。
あの人、返事遅いから、ちょっと嫌なのよね。
人かは知らないけど。
「あぁ、言われたぞ。確か、絵菜の1つ上の先輩だと。通う場所も同じだ。家族構成は、元の世界の父上と、母上と、家族らしい。」
「そうなんですね。」
「お家はどの辺で?」
「この部屋の隣だ。これからよろしく頼む」
「はい、よろしくお願いs……えっ!今、隣って言いました!?」
「あぁ、言ったが?」
(嘘でしょ、隣なの…?あの、あの、顔面国宝が!?)
そう、私シャーロット・エヴァンナ(佐藤絵菜)は元の世界で、王子と会ったきり、顔の破壊力がすごすぎて、お茶会以来あっていないのだ!
「よ、よろしくお願いします。」
「あぁ、こちらこそよろしく頼む。」
こうして、突然の訪問に驚き、住む場所にも驚いた絵菜は、これからの生活を心配していた。
なぜなら、彼の顔がいいからだ!!
少し(大分)投稿期間、空きましたすみません