カ、ンドウのサ、イカ、イ…………?ですわ!?うん!そうです!
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コスプレ大会から家に帰りドアを開けた先にいたのは…
「「「「おかえり、シャーロット」」」」
『バタン、ガチャリ』
(ちょっと違う人の家に入ってしまったみたい…、エリックお兄様はまだ分かるけど、やっぱなんもわかんないけど!お父様やお母様、カムロットお兄様がいるわけないもの…)
もう一度自分の部屋番号を確認してから、部屋に入る
『ガチャリ。』
「「「「おかえり、シャーロット!!」」」」
あらぁ、どうやら私は正常だったようです(ホッ)
て、そんなことより!
「何故お母様たちが………!?」
「あらぁ、そんなの決まっているじゃない」
「もちろん」
「「「「シャーロットに会うためだ(よ)ーー!」」」」
なにこれ…セリフ最初から考えてました!?ってツッコミたく成程にピッタリなんですけど……(ちょっと怖い)
「パーチク」
私が家族に驚いているとルルーが手紙を持ってとんできた
(そういえばさっきからいなかったわね……)
私は早速手紙を読む
『佐藤 絵菜様へ
本日はご家族もこちらの世界に来たようなので私の方で 皆様のお名前を考えさせて頂きました。
下記から設定がかかれています。
父 レナード・エヴァンナ
↓
父 佐藤 斗真(40)
仕事 世界中に店舗が出ている飲食店の総社長
母 マリナ・エヴァンナ
↓
母 佐藤 真奈(38)
仕事 ファッションブランドの女社長
兄1 エリック・エヴァンナ
↓
兄1 佐藤 遥輝(19)
東京大学1年生
兄2 カムロット・エヴァンナ
↓
兄2 佐藤 颯馬(18)
カーネーション学園の3年生
妹 シャーロット・エヴァンナ
↓
妹 佐藤 絵菜
カーネーション学園の1年生
これからはこの設定でお過ごしください
ご両親のお仕事については前の世界のご公務より簡単な ものなので余裕で出来ると思います。
┈┈┈追伸┈┈┈
皆さんにスマートフォンを配給しています。その中に家 族の連絡先はもう入っているので安心してください。
では、楽しんでーー♩♪
自称神より』
私が自称神からの手紙を読んでいると家族全員が一緒に見ていて、説明する手間が省けて少し嬉しい♡(うそです。めっちゃ嬉しい!!!)
それにしても、この自称神は何をしたいんだろう。
「えぇーとこれからは俺が佐藤 斗真で仕事は飲食店と総社長と…」
お父様が飲食店かぁ…料理はネズミも寄ってこないほど下手くそだけど、経営は得意だから、大丈夫かな!
「それで私は、佐藤 真奈で仕事はファションブランドの社長…いいわね!私、服を考えるのは大好きよ!」
確かに…よく私を着せ替え人形みたいにしてたな…(遠い目)
「そして私…僕が佐藤 遥輝という名前で東京大学の1年生と…」
一人称をもう適応させている
「あの、お兄様[僕]とは…?
「あぁ、シャーロがいない間暇だったからそこにあるこの世界の常識が書いてある本を読んでいた
おぉ、さすがMy brother
東京大学…?もしかして、あの東大!?こっちに来て少しの私でも分かるような超エリート大学じゃない!?
そんなこと手紙に書いてた?
あ…書いてました。思いっきり書いてました…
エリ… 遥輝お兄様なら大丈夫か…
「俺は佐藤 颯馬という名でシャーロと同じ学園の3年生だそうだ」
あ、そうだ
「あの、これからお互いをどう呼びます…?こちらの世界では、あまり『様』をつけないようですし…」
「なら、俺のことはパパと呼んでくれ!俺は絵菜と呼ぶ!」
「では、私のことはママと…!絵菜ちゃんって呼ぶわね!」
「じゃあ僕のことは遥兄と!!僕も絵菜と呼ぶ!」
「俺は、颯馬お兄ちゃんと!!俺も絵菜と呼ぶ!」
うぉう…熱量(圧)がすごぉい。
「わかった!ちなみにこの世界では敬語を身内にはあまり使わないんだって(※絵菜ちゃんの考え方です)だから敬語話ね!パパ!ママ!遥兄!颯馬お兄ちゃん!!」
“キュンッ”
ん、?なんか聞こえた気がするけど…まぁいいか…
「とりあえず、今はこの世界の設定に慣れようね!!」
「セーの!」
「「「「「頑張るぞーー!!!」」」」」
うん!さっきの示し合わせたのか…?って言うセリフは完全にアドリブだったのね…。
今の私の無茶振りにもついてこれたし、仲良いなぁ私たち
絵菜ちゃんたち仲良いねぇ(ほっこり)[孫を見るおばあちゃん目線]
これからも頑張ってーーー!!!