4話吉法師来襲?
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噂を聞いて一週間がたった
尾張那護屋城・・・・・吉法師
吉法師「そろそろ大丈夫かな?」
吉法師は、正秀から注意を反らすため一週間我慢した。中村に居ると言う先の時代の人と言うのを見るにいく為である。
こそこそと回りを気にしながら歩いて行くと後ろから声をかけられてビクッとした
??「吉なにをそんなにこそこそしている」
吉法師「なんだ親父か爺かと思ったぞ」
信秀「なんだまた政秀から逃げてるのか?」
吉法師「親父は、聞いて無いか?最近中村に先の時代から来たとか言う者が居ると」
信秀「本当かどうか解らんがそうらしいな」
吉法師「それを確かめに行こうと言ったら、爺に説教されてなだからこっそり行こうと思ったんだ」
信秀「うっ政秀の説教か・・・ワシも昔はな・・・」
吉法師と信秀は互いに向かい合って俯いた
吉法師「やっぱり親父の時もか・・・」
信秀「そうだが・・最近はお前の事で言われるぞ」
吉法師「親父・・・未だに爺に説教されてるのか?」
信秀「まあお前の為を思って言ってるから聞くしか無いんだが」
吉法師「それは、解ってる」
信秀「まあほどほどにな」
吉法師「解ってるって」
二人は別れ吉法師は城門の近くで一人の少年を見つけた
吉法師「おい万千代良いところに居た」
万千代「げっ!Σ( ̄□ ̄;)吉様」
吉法師「げってなんだげって」
万千代「いやーあはははは(´д`|||)」
吉法師「まあ今わいい(ー。ー#)それよりも彼処に居る門兵の気を引け」
万千代「また抜け出す気ですか。政秀様に起こられますよ。」
吉法師「解っておるが、お主も聞いてるだろ」
万千代「あの先の時代の者の話ですか?」
吉法師「そうだ。お主も気になるだろ。」
万千代「胡散臭いだけだと思いますが」
吉法師「良いんだよ。自分で確認するから」
万千代「仕方ないですね。政秀様に怒られても知りませんからね」
吉法師「大丈夫だ」
万千代「では、私が門兵に話しかけますからその間に出てください。」
吉法師「解っておる」
万千代が門兵に声をかけたその隙に吉法師は、城を抜け出した。
万千代が門兵と話し終えた時タイミング悪く正秀が城の方から現れた
政秀「これ万千代、吉様を見なかったか」
万千代「これは政秀様、今日はまだお会いしておりませんが」
政秀「本当に見ておらぬか」
万千代「見ておりません」
じっと万千代の眼を見つめてくる政秀1分程みつめられ万千代は、段々耐えきれなく冷や汗を流し始めた
政秀「今本当の事話すなら許してやる。もし偽りを申せばお主も吉様と同罪だ」
万千代「申し訳ございません( TДT)実は、・・・」と先程の吉法師とのやり取りを話し始めた
政秀「あれほど駄目だと申したのに(#`皿´)あの小僧は・・・ふっふっふっ」
万千代は、政秀の様子を見てヤバイと本能が告げたが逃げ遅れ襟を捕まれてしまった。
政秀「万千代行くぞ。あの小僧を捕まえる」
万千代「政秀様勘弁してください。」
政秀「駄目じゃ行くぞ」と万千代の襟を持ったまま走り出した。
万千代「いーやーだーたーすーけーてー」
万千代(政秀様って50こえてるはずなのにこの力はなんなんだよ)と思いながら拉致された
この後万千代を見た者は居ない
なんてね(笑)
尾張那護屋城下・・・吉法師
一人で歩いて居ると前方から二人の子供が歩いて来た
吉法師「調度良いところに来た、二人とも付き合え」
??「えっ吉様なんでこんなところに」
??「吉様こんにちは」
吉法師「今から中村に行くぞ。付いてこい」
??「吉様待って待って」
吉法師「なんだ蔵之介」
蔵之介「いやいやいや政秀様は、知ってるんですか?」
吉法師は、あさっての方を向き眼を反らしながら
吉法師「良いだろ最近真面目にやってたんだらから、今日は休みなの休み」
蔵之介「不味いですって、勝手に休みにして出てきたのばれたら」
吉法師「お前までそん事言うのか、さっきも万千代が・・・・」とぶつぶつ言い出した。
??「吉様遊ぼ」と空気を読まずに話しかけた
吉法師「犬千代は、偉いなー」と吉法師が頭を撫でると
犬千代「えへへ」とはにかんだ
蔵之介「いや待て犬千代、吉様は、忙しいんだ」と慌てて言った
犬千代「そうなの?」と吉法師を見つめる
吉法師「いや大丈夫だぞ」と蔵之介をにら見ながら犬千代の頭を撫で続けた
蔵之介(何とかこの状況を打破せねば私まで巻き込まれる(´Д`|||))
吉法師「解った、良いんだな蔵之介」
蔵之介は、逃げ道を塞がれた
蔵之介「解りましたよ、付き合えば良いんでしょ付き合えば」
吉法師「解れば良い解ればな」と勝ち誇った顔をしたがその時悪寒が走った。すると遠くで「わーかーどーこーにーいーる」と聞こえて来た
吉法師「不味い直ぐに動くぞ」と犬千代と蔵之介の手を取り走り始めた
その頃信秀は、やっぱりばれたかと思いながら城下を見ていた
政秀は、近くを歩いていた城兵に直ぐに10人程兵を中村に向かわせ吉法師を捕まえる様に指示を出し自分は馬で先に行くと言って万千代を掴んだまま、また走り始めた。
尾張中村の入口付近・・・・吉法師・蔵之介・犬千代
吉法師「ここまで来れば大丈夫だろ」
蔵之介「本当にここに居るんですね。」
吉法師「そう言う話だ」
蔵之介「ここまで来て居なかったとかでしたら最悪ですよ」
犬千代「ここに誰か居るんですか?」
蔵之介「お前は話し聞いてなかったのか・・・」
犬千代「えへへ」
吉法師「まあ良い行くぞ目的地はすぐそこだ」
と意気揚々と歩く吉法師となにも考えずに歩く犬千代と諦めた様に歩く蔵之介
蔵之介「吉様さっきから回りが変じゃないですか?」
吉法師「なんかよそよそしいな」
蔵之介「チラチラ見て逃げて行く感じですね」
吉法師「なんか有ったのか?」
蔵之介「さあー私には、解りません」
吉法師「とりあえず向こうに行って見よう」
と3人が村のなかに入って行くと。
政秀「お待ちしておりましたよ若」と笑顔で話しかける政秀がいた勿論眼は笑って居ない
吉法師「げっ政秀何故ここにΣ(゜Д゜)」
政秀「勿論若の行動等お見通しです。(ー。ー#)」と少し体をずらすと万千代が現れた
吉法師「万千代てめえ裏切ったな」
万千代「違います違います政秀様に無理やり連れて来られたんです」
政秀「二人ともだまらっしゃい(#`皿´)」
ビクッとした二人
政秀「良いですか若この前も言いましたが若は、織田の嫡男何ですよ、。いい加減落ち着きなされ」
吉法師「あー五月蝿い五月ー蝿いいつもいつも同じ様な説教ばかりいい加減聞きあきたわ」
政秀が真顔担ったその後も吉法師は文句を言い続けた結果蔵之介・万千代・普段空気の読めない犬千代迄、ブチッと言うおとが聞こえた瞬間逃げ出した。騒ぎを聞き集まって居た村人も逃げ出した。
政秀「言いたい事はそれだけか小僧」
吉法師「なんだ爺急に」
政秀「言いたい事はそれだけかと言っている」
吉法師(マジで切れちゃったかな?ヤバイ俺もしかしてかなりヤバイ)と回りを見ると、回りに誰も居なくなっていた。
吉法師(万千代・蔵之介に犬千代まで逃げやがった(´Д`|||))
正政秀「覚悟は良いですかな。わーか」
吉法師(何とか逃げねば)
政秀「逃がしませぬぞ」と吉法師の肩を掴んだ
吉法師「爺、話せば解る話せば・・・」
政秀「・・・・・」
吉法師「誰か助けろ誰か」
政秀は、吉法師の腹を膝の上に乗せ尻を叩き始めた。
政秀「若は、いつもいつも」と愚痴を言いながら叩き続け「秀信様も子供頃は、」と言いながら叩き続けた。
吉法師「だーれーかーたーすーけーてー」
しかし誰も助けに来なかった。
吉法師(覚えておれ万千代・蔵之介・犬千代)
万千代「不味いな後で絶対怒られる」
蔵之介「どうする」
犬千代「どうしよう」
万千代「取りあえず。2~3日城に近付かなければ、ほとぼりも冷めよう」
蔵之介「そうだな、吉様だし直ぐに忘れるか」
犬千代「解った」
と3人で相談していると後ろから声をかけられて慌てた
??「あの子大丈夫なんですか?」
万千代「ああいつもの事だから心配無い」
??「そうなんですね良かった。」
万千代「そういえば、そなた変わった格好しておるな」
??「あっそうだね、この時代だとめずらしいかな」
蔵之介「この時代って、お主が先の時代から来たとか言う者か?」
??「そうだよ。あっ自己紹介がまだだったね。僕は、岩田清と言うんだ、そしてこっちが妹の茜」
茜「初めまして」
清「こっちがこの村の藤吉郎とその姉の智と弟の小竹」
智・藤吉郎「初めまして」
小竹「はじめまちて」
万千代「これは丁寧なご挨拶を、私は、丹羽万千代です。こちらが佐々蔵之介と前田犬千代だ」
犬千代・蔵之介「よろしく」
清「よろしくね」
万千代「今日の処は主人があれなんで」
清「万千代君や蔵之介君・犬千代君も大変だね」
蔵之介「もう慣れました」
清「そうなんだ。僕達は、大抵この辺に居るからまた遊びに来てよ。」
万千代「かたじけない」
蔵之介「清洲に来る事が有ればよろしく」
清「うん、じゃあまたね。」
犬千代「またねー」
と清達が離れていくすると
政秀「まともそうな子じゃったな」
万千代「そうですね」
蔵之介「噂は、本当だった見たいですね」
万千代「処で吉様は?」
政秀「あそこじゃ」と吉法師の方に指を向けるそこには、後から来た城兵に懐抱されている吉法師の姿があった
その後城兵に担がれて吉法師は城に戻ったが、尻が痛くて2~3日動けない吉法師の姿があったという。
いや~吉法師君を暴走させる筈が正秀が暴走しましたね。
吉法師君次こそ会えれば良いなと思います。。




