3話尾張中村にて
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あれ?日刊のジャンル別の歴史でこれが5位?
不思議
藤吉郎の家・・・・藤吉郎の家族
夕食時
藤吉郎「おっ母今日畑で変わった格好してる人に会ったぎゃ」
仲「そうかい、変わった格好ってどんなだい」
藤吉郎「見たことのない細い袴履いて袖の細い格衣を着ていただぎゃ」
仲「お武家様かい」
藤吉郎「違うって言ってたみゃ」
智「違ったんでゃあね。私も見たよ、竹林の方さ入って行くの」
藤吉郎「姉ちゃんも見たぎゃ」
仲「竹林の方さ行っても何も無かったよな」
智「崖さ有るだけだ」
藤吉郎「なんか怪しいだぎゃ。」
仲が抱いていた赤子が鳴き始めた
旭「オギャー」
仲「この子に飯さ食わしてくっから、小竹布団さ入れてあんたらもはよねーよ」
智・藤吉郎「はーい」
藤吉郎(明日竹林の方さいってみるべ)
智(藤吉郎の事だから勝手に探索に行きそうだから監視しなきゃ。小竹どうしよう)
藤吉郎「姉ちゃんどうしたんだぎゃ?」
智「何でもないよ。はよ寝ろ」
岩田家・母屋・居間・ ・ ・ ・ 全員
夕食時
清孝「皆聞いてくれ」
正清「父さんどうしました。」
清孝「明日からの予定だが、当面車は使えん。この時代には、無い物だからな。」
清一「道も整備されてないしなー」
加奈「それは、不便ね」
清孝「それでじゃな取り敢えず村まで人が、通れる道を作ろうと思う。」
清一「竹林が無かったら村まで5分位になるね」
清孝「村まで道を作りそこから那護屋に行ける様にしようと思うどうだろう」
正清「竹林勝手に切って大丈夫なんでしょうか?」
清孝「そうじゃな、明日の朝村で聞いて来るとしよう」
純子「私達の事ばれますがどうされるのですか?」
清孝「村の人達に正直に話そうと思う。」
清一「爺ちゃん話して大丈夫か?」
清孝「わしらにも、解らん事だらけじゃ。正直に話して、信じてもらえなければ連れて来るしか無いしな」
里子「お父様大丈夫でしょうか?家には、小さい子も居ますし。」
清孝「正清や清一も居るし、無論ワシや純子も居る何とかなるじゃろ」
加奈「お母様ずっと閉じ籠って要られないですし。いつかは、ばれますから遅いか早いかだけだと思いますし。上手く話ができれば、村で食料等売って貰えるかも知れませんし。」
里子「そうね。お母様は、どうですか?」
純子「なるようになるでしょう」
里子「解りました」
清孝「では決まりじゃな。明日の朝村には、正清とワシで行ってくる。」
正清「解りました。それなら一つ提案が有るんですが、皆の意見を聞きたいですが」
清孝「なんじゃ」
正清「はい。村の人達に話しをする際に、私達が有用である事を伝えれば、如何かと。」
純子「私達の有用性?」
正清「私達は、未来を知っています。つまり父さんは、医者として。清一は、エンジニアとして。母さんや里子は、教養面で。私は、学者として。それ以外もネットが使えるので農作業の効率化を伝えれば、如何かと。」
清孝「確かにでも大丈夫か?」
正清「すべて教える訳でも無いですし。私達事態ますこの時代の字を、覚えなければなりません。」
清孝「確かに。ワシや純子でも先祖の残した書物は、ほとんど読めんからな」
清一「あのミミズがのたくった様なやつね」
正清「なのでまず私が、覚えて皆に教えます。」
清一「今さらまた勉強かよ」
清孝「解った。そのあたりは、正清に任せる」
正清「解りました。母さんや里子も手伝って下さい」
転移二日目朝
中村・・・・・清孝・正清
竹林を進む二人
正清「ここに道を作るのは大変そうですね。」
清孝「確かになっと見えてきた。」
正清「正に畑しかないですね。」
清孝「いたいたあそこに見えるのが昨日話した藤吉郎君だ、今日は他にも人が居るな」
正清「でしたら、父さん最初はお願いします。」
清孝「解った」
藤吉郎の元に二人は、歩く
清孝「おはよう藤吉郎君だったかな」
藤吉郎「おはようだぎゃ。昨日後ろにいた人だぎゃ」
清孝「そうだよ。昨日清一が言ったが、清一の祖父で清孝って言うんだ。今日は、ワシの息子で、清一の父で正清と一緒に来たんだ」
正清「清一の父で正清と言います。藤吉郎君宜しくね」
藤吉郎「よろしくだぎゃ」
正清「今日はね、村の人達にお願いが有って来たんだ。大人人を紹介してくれないかな?」
藤吉郎「解っただきゃ。ちょっと待てちょ」
藤吉郎は、走って仲の方に行き何事か話すと直ぐに連れてきた。
仲「何かご用との事ですが。」
正清「お忙しい処すいません。私は、正清と申します。後ろに居るのが父の清孝です。
仲「これはご丁寧に仲と申します。」
正清「正直信じて貰えないとは思うのですが実はですね、」っとこれまでの経緯を話した。
仲「あんたら450年も後から来たって言うのかい?正直信じられないね」
正清「ですよね。自分でも荒唐無稽な事言ってるのは解るんです。自分達でも解らない事多いですし。でも此を見てください。」と正清は、ポケットから自分の携帯電話と清一が持っていた100円ライターを仲に見せた
仲「なんだいこれは?」
正清「これはですね」と言って仲にライターの火を着けて見せた
仲「小さい火が出てる。あんたらの妖術か?」
正清「違います。これは、私達の時代に有る誰でも火が簡単に着けれる道具です。試してみます?」
仲にライターを渡しつけかたを正清が教える
正清「どうですか、妖術とかではないですよね。」
藤吉郎「ワシにも貸して欲しいだぎゃ」
正清「御免ね。危ないから駄目だよ」
藤吉郎「残念だぎゃ」
正清「それとですね」と言って仲と藤吉郎・清孝を置いて50mほど正清が離れると正清は、携帯電話で清孝に電話する
♪~♪~♪~♪~♪
突然の音にビックリする二人(仲・藤吉郎)
清孝「もしもし」
正清「父さん聞こえてますよ。仲さんの耳元に携帯を近づけて下さい。
清孝「解った」清孝は、仲に携帯を近づけて
清孝「これから声が聞こえる、遠くと話ができる後の時代の道具です。」と簡単に説明しながら耳元に携帯を近づける
正清「もしもし仲さん聞こえますか?」
仲「ホンに声が聞こえる。」
藤吉郎「おっ母本当け」
仲「本当じゃ」
正清「仲さん聞こえてたら返事ください。」
仲「はっはいーきっ聞こえちょります。」と緊張しながら答えた。
藤吉郎「おらにも聞かせてくれ」
清孝は、藤吉郎の耳元に携帯を近づける
正清「藤吉郎君も聞こえますか。」
藤吉郎「うきゃー聞こえてきただぎゃ」正清は戻って来ながら藤吉郎の声を聞いた
正清「仲さんどうですか、信じて頂けましたか。」
仲は、首を縦にブンブンとふった。
正清「でしたら良かった。でお願いと言うのがですね、村の人達を集めて頂きたいんです。と言うのがですね、あそこの奥に我が家が在りまして。あの竹林を切り開きたいと言うのと、今後食料等売って欲しいと言う事なんです。」
仲「集めるのは出来るが・・・」
正清「その後は、こちらで対応します。」
仲「解ったよ」
正清「お願いします。皆様もお忙しいと思いますので、何刻後に伺えば宜しいですか?」
仲「そうさね、後一刻程でお昼だからその後においで」
正清「解りました。」
仲・藤吉郎「またな」
清孝・正清が竹林に向かうのを見送ると
仲「藤吉郎あんたは、清兵衛さんや正左衛門さん達に知らせてきな」
藤吉郎「解っただぎゃ」と藤吉郎は走って行った
中村・・・・・・村人+α
一刻後この辺りが比較的安全そうなので今度は、正清・清一・純子の三人できた純子は薙刀を持っていた
正清「皆様お集まり頂ありがとうございます。私が岩田家家長の正清と申します。後ろに居るのが母の純子と息子の清一でございます。」と言って三人は頭を下げた。
村長「仲さんから集まって欲しいと言われたが。なんのようだ?」
正清は、仲に説明したように村人全てに説明していく。勿論道具を使いながらだ
村人が(゜ロ゜)としながら道具に驚いて居ると
正清「皆様がご協力くださるなら。私達は、後の時代の知識や道具等村の発展にご協力しますが如何ですか?」と畳み掛ける。
村長「何が出来る?」
正清「ここにはおりませんが我が父は、医療が出来私は、学者でごさいますので、農業の発展、息子は、技術者ですので、道具作り等で協力出来ると思います。」
村長「お医者様もいるのけ。それは助かる。」
正清「はいなのでまず。皆様にご協力頂きたいのがあの竹林に道を作る人を貸して欲しいのです。勿論賃金は、払います。一人1日で10文で如何ですか?」
村長「それなら良い」そこで正左衛門が声をあげた。
正左衛門「そちらの方は、技術者との事ですがどの様なことが出来るかたですか?」
清一「俺は、技術者だが図面を作って出来上がった部品を組み立てるのが仕事なんだ。」
正左衛門「であれば私と横に居ます父清兵衛は鍛冶をしておりますので。部品作りは、ご協力します。」
清一「ありがとう。」
と話しが進んでいった
岩田家・・・・・全員
夕食時
清孝「あの後どうであった。」
正清「村長の協力を取り付けました。清一も、鍛冶の出来る方を見付けました。後竹林に道を作る人を貸して貰えるように話しが進んで居ます。」
清孝「なるほど。なら大丈夫か」
正清「父さんの医者としての力も必要になると思います。」
清孝「解った。なら道は、医院の方と家の前からの2つ必要なのだな。」
正清「そうですね。でしたら、清に竹を使った。刀の練習をさせるのは、どうですか?」
清孝「今の当主は、お前だ。判断は任せる。」
正清「解りました。清聞いてましたね。明日から稽古をするので用意しときなさい」
清「解りました」
5日後道は出来
純子・里子・加奈も村で野菜を買ったり
家に有ったジャガイモを仲さんにあげて育て方を教えたり仲良くなった。
清孝は、医者として往診したり、山の植物を採って来てネットで調べながら、薬を作ったり。
正清は、村長と農業について話しながらネットで調べた栽培法を教えたり。
清一は、まず簡単な農具を調べ正左衛門や清兵衛と話したりしていた。
清・茜は、藤吉郎と智(小竹付き)の突然の来襲にも関わらず仲良くなり友達になった
清・茜は、午前中は、稽古で昼から村で遊んでいる。
藤吉郎としては、岩田家の中を探索したいと思っているが、まだ出来ていない。(因みに茜に一目惚れしている)
智は、茜とよく小竹の世話しながら遊んでいる
(智は、清の事が気になってきている)
そして更に一月程たった頃
尾張那護屋城・・・・・・・????
??「爺最近中村の辺りで変わった格好の者が居ると聞いたが?」
??「はい私も聞いております。何でも先の時代から来たとか」
??「会って見たいの」
??「いけませんぞ。若の身に何かあっては、この政秀、殿に合わす顔がござらん」
??「解った解ったから」
政秀「良いですか若は、この織田家の御嫡男吉法師様何ですから。いくらうつけのふりをして回りを油断させる為とは言え、もう少し落ち着いて下され」
吉法師「解ったから何度も聞いたから」
政秀「いいえ黙りません・・・」
と政秀の説教が続くのであった
漸く吉法師君が出せました。
どの様に絡ませていくか・・・
清孝や正清の出番が多かったですが、一応主人公は、清です。




