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相手にしてもらえなかったアリスはついにお怒りになられたようです。

 「さてユーリ坊ちゃま」

 

 いつものアナスタシア――ターシャの指導が始まっていた。貴族の息子となったユーリは今だ経験が浅く教養の面でも立ち振る舞いもまだまだ貴族というのは難しかった。それなりに見栄えは良かった為か服自体は似合ってない訳ではないようだが。


 ともかくそうして日々ターシャによって知識を詰め込まれる毎日である。

 

 「今日はとても大切なお話をします。といっても坊ちゃには特に必要な事です」


 真剣な顔をしながらターシャがそう告げてくる。普段よりも3割増しくらいに凛々しい顔だ。因みにたまにニヨニヨしながらユーリを見ているが気がつかない振りをしている。


 「それでは坊ちゃま。想像してみてください。目の前に暴漢が現れました。坊ちゃまよりも弱い相手であると思われます。坊ちゃまは戦いますか?」


 「逃げます!」

 

 即答した。

 ユーリは力を隠さなければいけない。戦ってはいけないのだ。

 

 うん、と一つ頷きターシャは言葉を続けた。


 「では坊ちゃま。その暴漢がアリスお嬢様に乱暴を働きました。どうしますか?」

 

 ――えっ?

 

 アリス。ユーリの義妹だ。体も小さく可愛らしい。その義妹が暴漢に襲われる……

 

 力は隠さないと行けない……でも逃げれば妹が……


 「暴漢をやっつけます!」

 「それでいいのですか?」

 

 本当にそれでいいのか?ターシャが冷たい目をしながら問い詰めてくる。

 

 「うん……助けます」

 声が小さくなった。

 駄目なんだろうか?でも……

 

 「力がばれてしまうかもしれませんよ? もしそうなれば家の者皆で隠している坊ちゃまの秘密が外にもれ、旦那様に迷惑が掛かってしまいますよ、その上坊ちゃま自身が危険な目にあう可能性もありますよ?」

 「でも……」

 「でも?」

 

 「僕は助ける事ができるのに助けないなんて事……したくない……」

 

 「そうですか」

 ふっと冷たくユーリを射貫いていた瞳が優しさの籠もったものとなる。

 

 「意地悪をしてしまいましたね。坊ちゃま」

 「やっぱりそれでも駄目なんですか?」


 「いいえ、坊ちゃまその答えは人それぞれなのです。でも……」

 「でも?」

 

 「差し出がましいかもしれませんが私は坊ちゃまが助けると答えてくださった事を嬉しく思います」

 

 そのターシャの声は優しく穏やかだ。


 「坊ちゃまには幸か不幸か、人から隠さなければいけない程の力を持って生まれて来ました。ですがその力は人を助ける事もできるのです」

 

 「坊ちゃま自身が危険な目に会う可能性のあることですから私には坊ちゃまにこうしてくださいとは言えません。ですが、坊ちゃま自身の身の危険と、坊ちゃまの大切な者を守る時だけは自らの力をお使いになられても良いのではないかと思います」


 「坊ちゃまが生きていく内。そうして坊ちゃまが力を振るうかどうか選択を強いられる事もあるでしょう。その時はどうかご自身の心に従ってください」

 

 「分かりました!」


 「はい、良いお返事です坊ちゃま。ですが力を使う事は最後の手段です。簡単に使わないで済むようにするためにも坊ちゃまは人一倍勉強しないと駄目ですよ」

 

 「はい」


 (やっぱり沙羅様の血を引いておられるのですね)

 そうしてユーリ漢化計画は進められていた。

 


 ◇◆◇


 

 ユーリが一人庭で木刀を振っている。早くあの野太刀を振ってみたいと毎日訓練していた。そのお陰か最初はぶん、と言う音だったのが空気を切り裂くように「ビシュっと鋭さをましたような音となってきた。父ルケインが言うには刀のような引き切る事を目的とする武器を熟達すればするほど音が小さくなるそうだ。



 言われた通り力を隠して生きていくつもりではある。だが剣術や体術、魔法の訓練は好きだった。ずっと持て余していた力を訓練で思いっきり使える。全力を出しても物が壊れない。それが何より嬉しかった。そして徐々に力加減ができるようになってきた事も気づいていた。武術や魔法はただ全力で振っても上手くいかない。時には脱力し、時には動きを変えて。それで力の乗り方が変わる。力の大きさが変わる。それが結果加減の上達にも繋がっていた。

 

 

 100回。一連の動作をそれぞれ振り終わり、芝生の素振りを終え手の平を見る。剣術を習いだして3ヶ月程、その手は豆を潰し徐々に硬くなって来ている。父ルケインの手は驚く程硬かった。これが男の手だ。とユーリは教わっている。早くそんな手にユーリもなりたかった。

 だが今日はあまり集中する事ができなかった。できなり理由があった。

 


 ジーーーーーーー


 もうそうなってどれくらい立つのだろうか。何度となく背中に注がれるその視線。


 (う~ん、どうしたらいいんだろう)


 一人考えてみるもどうしたらいいか分からない。その子はずっとこちらを見て声をかける訳でもなくずっとこちらを見ているのである。

 

 しかもその姿は実際丸見えなのだ。本人は頑張って隠れてるつもりなのだろうが気の影からその腰元まて伸ばした髪長くウェーブの掛かったその金髪を見ればだれかも一目瞭然。そして本人が見つからないようにしているつもりなのだからユーリとしては声をかけるかどうか迷ってしまう。

 

 そんな視線を向けられて幾日がたっただろうか。しかも日に日にその視線の熱量は増え、段々と不機嫌なって言ってるような気がする。仕方が無い。これ以上不機嫌になられるよりも実際に聞いて見よう。


 と振り返って見た。視線を向ける義妹へと。

 

 目と目がある二人。

 

 義妹――アリスは目が合う目をしばたきはっ!と気づくと隠れた。それはもう慌てた様子でその長い髪はいまだ木から見えているのだが。ユーリがまた背を向けると再び視線。


 振り返る。

 さっと隠れる。

 

 一体何がしたいんだろう。

 

 やや挙動不審な妹に戸惑いを隠せない。まさか義妹はおかしくなってしまったのだろうか。


 なんて事は考えていないが理由は気になってしまう。 

 「アリス。一体どうしたの?」

 

 ちょこっとだけ見えていたアリスの肩がぴくっと反応するとそーっとこっちをのぞきみてきた。だがその顔は不機嫌そのものだ。

 

 むーっとした顔でアリスがついに口を開いてくれた。

 「お兄ちゃんアリスの事なんてどうでもいいんでしょ?」

 

 告げ、頬を膨らませるとぷいっと視線を逸らしてしまった。

 

 この反応には見覚えがある。それはそう孤児院のある夏の日……と長い回想を一瞬で割愛しつつ孤児院でお姉さん風ばかり吹かせていたエルンを思い出した。何か嫌な事があると似たような態度を取っていた。

 

 ――拗ねてるんだ。


 めんどくさい――とは思わない。まだ義兄になって僅かな時しか経っていない。にも関わらず拗ねられるのはそれだけ身近に思ってくれている証拠か、それが分かり少し嬉しくなった。不謹慎だが。


 「そんな事ないよアリス。僕にとってアリスは大切な妹だよ」

 

 告げるがアリスはこちらを見ない。これはあれなのだ。まるで猫をあやす時のように短気を起してはいけないのだ。辛抱強く猫がその気になるのを待つのである。

 

 「本当?」

 

 猫が食いついたようだ。

 気持ちが通じたのか少しだけ機嫌を治しこちらを見るアリス。思わず「うっそ」と冗談で言ってみたくなるがそんな事を不機嫌どころか怒って逃げていってしまうだろう事は予想がつく。それはもう分かりやすい程大きく頷いて「本当だよ」と口を開く。

 

 「じゃあ相手してくれる?」

 

 猫の気持ちは掴んだようである。後はこのまま捕まえるだけだ。「いいよ」と答えるとさっきまでの不機嫌が嘘のように明るく華開くような笑顔になるアリス。

 

 そうしてアリスの話しを聞いていくのだがアリスはここに来るまでの話しを聞きたいらしく必然孤児院の話しとなる。

 

 「それでねマリア先生はね一人でわんこと一緒にいる時は肉球を触りながら赤ちゃん言葉になってわんこに話しかけてるんだよ」


 楽しそうにたわいもない話しをふむふむと耳を傾けていたアリスだったのだがぴくっと反応するとユーリの顔を伺ってくる。

 

 「お兄ちゃんマリア先生の事を話す時すごく嬉しそう」

 少しだけ拗ねたような色が交わり声の調子が下がっている。

 

 「うん。先生が僕の育ての親みたいなものだったんだよ」 

 「そうなんだ」

 

 心ここにあらずと言った表情でそう応えて来る。声にあまり抑揚がなく何か考え事をしているように見受けられた。

 

 「ユーリ坊ちゃま。アリスお嬢様。夕食の準備ができましたのでおいでくだませ」


 メイドが呼びに来て会話がそこで終わりメイドに連れられ二人で食卓へと向かった。

 

 

 

 ◇◆◇

 

 春の雲一つ内穏やかな朝。日課となりつつある木刀の素振りを行っているユーリ。ゆっくりとした動作で、しかし魔法の練習も兼ねてツヴァイも使っている。シャロン先生曰く魔法を使う為のマナ量には魔法にあった一定の量が必要でそれ以上のマナを使って魔法を使う事は効率が悪いらしい。取り込めんだマナを適正な量で扱えば連続で魔法を使ったり複数の魔法を同時に操る事も可能できるようになる。取り込めるマナ量には人それぞれの限りがあり、かつ失ったマナを充填する為に必要な時間も魔膚により変わるらしい。と言うことで適正なマナ量を身につける為にも魔法には使い慣れておく為にも魔法を併用するのだ。

 

 そうしてユーリはツヴァイの魔法で身体速度を二倍に上げ朝食までの時間で実に各基本の振りを100回ずつ行っている。

 それが追われば今度は体術だ。基本的な正拳突き。前蹴り。回し蹴りとそれも100回。二倍速といえど時間もかかり朝の気温とはいえ大量の汗をかいている。


 二倍速といえど全ての動作をゆっくりと確実に体のどこの筋肉を使っているか感じながら動かす。それがターシャに教わった素振りで思いの他疲れるのであった。


 そうして2時間駆けて素振りが終わる頃、マルフォイとアリスが庭へと出てきたと思えばユーリへと尋ねてきた。マルフォイは普段学校へ行く時間だが今日はお休みの日。その手に何やらリュックを持っている。


 「ユーリ。行くぞ!」

 

 訳が分からない。いきなりこの兄さんは何をいってるのだろうか。

 

 「あの、兄さん。何処へですか?」


 「勿論! 孤児院だ! アリスから聞いたぞユーリ!マリア先生は美人じゃないらしいか!」

 

 鼻がぷくっと膨らんでいる、鼻が膨らんでいる時のマルフォイは気をつけろとターシャから言われてる。

 

 でもマリア先生には会いたい。それに孤児院の年少組はユーリに懐いていた。多分義父や義母には内緒なのだろうと手荷物リュックを見て考えるユーリ。いいんだろうか?と頭の中でうんうん唸っているとアリスが口を開いた。

 

 「お兄ちゃん行こ!」

 

 アリスは普段大人しい印象を持っていた。だが思いの他押しが強いのかユーリの袖をとってぶんぶんと振ってくる。まだまだ二人の事を分かっていないようだ。

 二人に言われ、マリア先生に会いたいと思う気持ちが段々と強くなってくる。

 

 ちょっとだけならいいかな?

 

 シュッツベルト孤児院はお隣のユーベリッヒ領にある。ユーリはエルサレム家に来た時馬車にのった時間を考える。

 

 すぐ帰ってこれるよね。

 

 馬車の中にいたユーリは実際の速度など分からなかったが掛かった時間から考えると大丈夫な様に思えていた。

 そうしてユーリはリュックを受け取ると二人に連れられてエルサレム家から出発した。


 初めての外出。

 ユーリは未だ敷地内から出た事がなかった。

 最初は大丈夫かな?なんておっかなびっくりだったユーリだったが街の光景に目を奪われる。

 

 エルサレム領、義父であるルケインの治めるこの領地は治安も良く活気のる街。

 人々が笑いあい。朝のこの時間では露天が立ち並び騒騒しい様子を奏でている。

 

 「ユーリは外にでるの初めてだったか?」

 

 周りの活気のある様子に驚き、興奮気味にコクコクと何度も頷く。実際の所、孤児院にいる時も外に出た事はなかった。外にでるのはもう少し大きくなってから。そう言われていたからかなんだか自分が少し大人になったように錯覚してしまう。

 

 「うん。凄いね!」

 

 心の底からのその言葉か、マルフォイもアリス嬉しそうに笑っている。

 

 「少しならお金も持ってきてるからお腹が空いたら何か買おう。どうせなら隣の領地にいってからがいいな」 


 珍しい食べ物があるかもしれない。そうマルフォイが告げ一行は隣のユーベリッヒ領を目指す。マルフォイは領地を把握しているのか迷わずに歩いて行く。右も左も分からないユーリとアリスはマルフォイの後をついて行くしかない。アリスは楽しいのかふんふん鼻歌を歌い、ユーリもマリア先生に会えると思うと心が躍る。最早最初のいいのかな?と思っていた気持ちは無くなっていた。

 

 そうして道なりに2時間程歩いてるとマルフォイが足を止めて興奮の色で告げてきた。

 

 「ここから先ユーベリッヒ領だ!」

 

 隣に隣接するその領地は街続きで領地を越える。門はあったが門番が一人いるだけ。そして街続きと言う理由の為子供でも超える事ができる。とマルフォイ説明した。

 

 「そろそろお腹も空いてきたし一度がご飯を食べよう」

 そうマルフォイが告げ露天に足を向ける。既に日は真上に来ている。三人ともお腹が好ききゅるきゅるとお腹からは音がなっていた。マルフォイがアリスに何が良いと聞けば「お肉~」と答えるので三人はお肉の香ばしい匂いを放っている露天の店主に声をかけた。


 「おじさんこの串にささったお肉三本!」

 「坊主共ちゃんと金はもってんのか?3本で9マルクだぞ」

 「ちゃんと持ってるよ。ほら」


 マルフォイがじゃらっと金袋をリュックから取り出すと9マルクを手渡す。取り出した際のマルク硬貨のこすれる音からまだまだ中身は入ってる様子だ。

 

 「払えるなら文句はないが坊主達どこぞの貴族様か?」

 「隣のエルサレム家だよ」

 

 「ほー、坊主なんて言って悪かったな。ほら3本だ」

 3本を手渡されほかほかに焼き上がった肉を食べる三人。香草と一緒に焼かれていたのか香りが豊かで食欲を誘う匂いだ。アリスが一心不乱に囓っている。美味しいのだろうかほっぺたに手をやり顔に笑顔が広がっている。マルフォイとユーリも歩きながら食べ始める。香り豊かな肉汁が口内を満たし空いたお腹を満たしていく。

 

 お腹もそれなりに満たされた三人は街を歩いてると広場を見つける。ちょっと休憩していこうか。とマルフォイの言葉を受け三人は休憩する。

 傍にあったベンチに並んで腰かけ道行く人を観察する三人

 通りを歩く人々は皆活気に溢れ騒々しさを呈している。


 「ちょっとお手洗いに行ってくる」

 

 アリスがそう告げ立ち上がると、てててっと走り去っていく。

 

 「なぁ弟よ」

 「なんだい兄さん」

 

 告げるマルフォイは真剣な表情でユーリを見つめる。今だかつてない位その顔は真面目だ。なにせ鼻の下が伸びていないのだ。鼻がぷくっと膨れていないのだ。 


 「アリスの事どう思う?」

 「どうって。よく分からないです兄さん」

 「可愛いか? 可愛くないか?」

 顔が近い。鼻がぶつかる程近い。

 「か……可愛いと思いますけど……」

 「そうか、可愛いだろう。あれは天使のようだろう」

 うんうんと頷くマルフォイ。

 

 で続きは?

 

 「そうか、それよりマリア先生と言うのは巨乳か?巨乳なんだな?この間言ってた限りで巨乳だと判断するぞ俺は!」

 

 今度はいつも通りのマルフォイの顔と言葉。訳が分からないままだがそのまま「おっきいと思います」というといつも通り鼻を伸ばしだした。取りあえず深い意味はないのだろうと思いそのまま話すのだが。

 

 「アリス遅いですね?」

 「ん? そういえばそうだな。見に行ってくるよ。お前はここで待っていてくれ」

 「分かりました」

 一人が残っていないと戻ってきた時に居ないと不安になる。そうユーリは思い一人まつ事にした。

 

 マルフォイがアリスを探しに行って手持ち無沙汰になったので街の人を眺めて時間を潰すユーリ。

 

 時間を潰す事10分。

 時間を潰す事20分。

 時間を潰す事――


 「遅い……」

 

 ユーリは元気が有り余っているタイプである。待つ事はそんなに好きではない。

 

 そして心配にもなる。手洗いはそんなに時間がかかるものだろうか。

 

 考える事5秒。

 

 うん探しに行こう。

 いくら何でも遅すぎる。

 

 すくっと立ち上がり。二人の向かった方へと歩いて行く。

 トイレはすぐに見つかった。広場から路地へと入りさらに曲がった先。

 

 女性が出てきたので尋ねてみた。

 

 「あの。長くてふわっとウェーブの掛かった金髪の女の子がいませんでしたか?」

 

 だが女性は首を振っていなかったと答える。


 どうした事だろうこれは?

 

 そう考えたのも柄の間。

 

 ガンっと頭に強い衝撃が走った。

 

 え?

 

 一瞬の衝撃に訳も分からないまま。意識が遠のいた。 

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