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SHOOTING STARS  作者: 福永涼弥
本編
16/22

三村桜花(8)

 夕方から降りだした雨が厩舎の屋根に跳ね返り、その音ががらんとした厩舎に響く。日付はもうとっくに変わって、今は夜中の1時。産気づいたのはいいけど、マリンの仔はまだ生まれない。

 あたしはもう何度目かのあくびをして、体に巻きつけた毛布を直した。ふと隣を見やると、今日はうちに泊まりこむと宣言して、あたしと一緒にマリンの様子を見ることになった稔も同じ動作をしている。心配になって、あたしは小声で聞いてみた。


「……本当に帰らなくてよかったの?」

「何言ってるんだよ。これ、俺がここにバイトに来てから初めての出産だぜ? 今まではずっとタイミングが合わなくて見れなかったけど、今回はちゃんと見届けるって決めてるから」

「そっか。じゃあ寝ないようにね」


 そう言って、あたしは横たわるマリンを見つめた。昼に産気づいてからもう13時間にもなる。初産のときも、そうだった。陣痛はあるのに押し出す力が弱くて仔馬が出てこない。やっと出てきた仔馬は、死産。そのときの様子と今の様子は、驚くほどよく似ていた。

 寒気を覚えて、あたしは毛布をぎゅっと握りしめた。降ってきた雨のせいで寒いわけじゃない。怖くなったのだ。初産のときの、死んだ仔馬の感触を思い出してしまったから。……今回も同じことになったらどうすればいいのだろう。偶然立ち会えたのはラッキーだけど、もし前と同じようなことになったら、あたし、どうすればいいんだろう……。

 ふいに、肩のあたりが暖かくなった。右隣にいる稔があたしの左肩に手を回して、ぽんぽんと叩く。……心臓がどきどきしてきて、稔の顔をまともに見ることもできない。かすかに見えるあごのラインはすっきりとしていて、昔のちょっとふっくらしていた稔の面影はどこにもない。稔の手って、こんなにごつごつしてたっけ? いつの間に、こいつはこんなにも大人になってしまったのだろう。


「大丈夫。心配しなくても、絶対にちゃんと生まれるって」

「……あんた、その自信はどこから出てくるのよ……」


 その能天気さに半分呆れ、半分は照れ隠しをこめて。あたしは稔にそう聞いてみた。と、何を当然のことを言っているんだと言わんばかりの返事。


「俺も桜花も強運の持ち主だから」

「あ、そうですか。そんなこと言ってる奴に限って事故に遭ったりするんだからね」

「うわ、言ったなこいつ。おしおきじゃ」


 その言葉と同時に、稔がこっちを向いた。空いている右手があたしのほっぺに伸びてきた。そのままほっぺをつままれて、うにうにと伸ばしたり縮めたりを繰り返される。とっさに左手を使って抵抗しようとしたけど、稔の手が肩にあって動かせない。運の悪いことに、右手は稔がこっちを向いたときに足の下敷きになってしまっている。抵抗できない。


「桜花って細い割にはほっぺたぷにぷにしてるよな、面白い」

「うーっ、ごめんなひゃいごめんなひゃいー」


 そうやってあたしが謝ると、ようやく稔はほっぺと肩から手を離し――――あたしの両肩に手を置いた。じっと見つめられて、言葉が出なくなる。その手を振り解くこともできずに、あたしはひたすら固まった。……これが何を意味するのかわからないほど、あたしだってバカではない。

 稔の顔が、ゆっくりと近づいてくる。それに応えるように、あたしもゆっくりと目を閉じようとして――――マリンがかすかにいなないたのを聞いた。


「マリン?」


 咄嗟に稔を突き飛ばして、マリンのそばに駆け寄る。後ろ足の間から、水が滴っている。破水だ。ついに、その瞬間がやってきたのだ。仔馬が、生まれる。


「稔! 今すぐ家に電話してっ!!」


 そう言って、あたしはポケットに入っているお姉ちゃんの携帯を稔に向かって投げた。家族はみんな、家の1階にあるリビングで仮眠を取りながら出産に備えている。電話が鳴れば誰か起きるはずだ。……お姉ちゃんと秋華は寝起きが悪いけど、それでもこんな非常事態、寝ていられるはずがない。


「……もしもし、今破水したみたいです。はい……はい、わかりました、お願いします」


 稔が電話でそう話しているのを聞きながら、あたしは腕まくりをした。もう少ししたら、最悪の場合は中に手を突っ込んで仔馬を引きずり出さなければいけない。その準備だ。


「桜花、俺どうしたらいい?」

「えーと……あたしが前脚掴むから、合図したらあたしを思いっきり引っ張って。それまではマリンの様子見てて」


 あたしがそう指示すると、稔はマリンの顔のあたりに座って、顔をゆっくりと撫でた。


「もう少しだぞー、がんばれよ。おまえのこと大好きな桜花が、元気な仔馬取り上げてくれるってさ。……だから、がんばれよー。途中でがっくりきたりしたら、俺も怒るからなー」


 ゆっくりと話しかけるその調子を聞いていたら、なんだか心の奥があったかくなってくるのを感じた。ありがと、稔。こうやって、一緒にがんばってくれてありがと。

 あたし、稔と一緒に馬に関わっていけて、すごく幸せだよ。


「桜花!」


 たくさんの足音が近づいてきて、あたしは顔を上げた。お父さんもお母さんも、お姉ちゃんも秋華も。出産のために広い馬房に移動しているけれど、さすがに6人も入ると馬房はいっぱいだ。少し名残惜しいけれど、万が一何かあるといけないから、とりあえずはお父さんとお母さんに任せることにしよう。そう思って、あたしは馬房の入り口のあたりに移動する。そこにいる秋華が、あたしの服をぎゅっとつかむ。……そういえばこの子、マリンの出産に立ち会うのは初めてだ。

 前のときは残念な結果だったけれど、今回こそは元気な仔を産んでね、マリン。あたしと同じくらい、秋華は……ううん、みんなはあんたが大好きなんだから。


「脚が出てきたっ!」


 お姉ちゃんの声に、あたしと秋華は顔を上げた。お父さんが、仔馬の脚を引っ張っているのが見える。べしゃ、という音がして、ずぶ濡れの仔馬が外に出てくる。固唾を呑んで、あたしは仔馬を見つめた。

 ぴくん、と、その馬体が震えた。


「……生まれた、の?」


 秋華が、ぽつんとつぶやく。その声に反応するように、仔馬はその体を少し動かした。目をうっすらと開け、そして、ゆっくりと周りを見回す。――――元気に生まれたんだ!!


「おねーちゃん、やった! やったよぉっ」

「こら秋華、騒いじゃダメ。マリンがびっくりするでしょう」


 秋華が半泣きになりながら抱きついてきて足をじたばたとさせる。そんな秋華をなだめようとするあたし自身も、嬉しくて今にも叫びそうだった。

 よかった。本当によかった……。

 起き上がって仔馬の体を舐めてやるマリンの姿が目に入り、あたしは心の中でマリンに語りかけていた。マリン、よくがんばったね。痛かったでしょう? つらかったでしょう? でも、よかったね。おめでとうマリン。

 と、あたしの隣から鼻をすすり上げる音が聞こえてきた。人が余韻に浸っているのを邪魔しやがって、と少しむかっとしながら音のするほうを見ると、稔がぼろぼろ泣いていた。さすがにびっくりして、あたしは稔の腕に手を触れながら声をかけた。


「ちょ、ちょっと稔。あんた一体どうしたのよ」

「いや……なんか、すごいよなって。見てたら、なんか泣けてきちまった……」


 生命いのちってすごいよな、そうぽつんとつぶやいた稔は、そのままぎゅっとあたしの手を握ってきた。手の温もりが、あたしの手に伝わってくる。

 生きるっていうのは、こういうことなのかもしれない、と思った。

 仔馬が自分の脚で立ち上がり、マリンのお乳を含むようになるまで。あたしと稔は立ち尽くしたままで、誕生したばかりの命をじっと見つめていた。




 それからとりあえず仮眠はとったけれど、いつもの習慣で5時には目を覚ましてしまった。興奮してしまったのか全然寝付けなくて、結局2時間しか寝ていない。寝不足のせいで重い頭を振って、あたしは大きく伸びをして起き上がり、窓のそばへと近寄っていった。もうすぐ夜が明ける。今日の晩までには、美浦に帰らなければいけない。

 けれど、正直気が重かった。調教で怒られて、佳奈子とはうまくいかなくて。そんな状態なのに帰れない。帰りたくない。

 ふと、宏斗先輩が辞めた後に泣いていた真央姉の姿を思い出す。あのときあたしは真央姉のことを一喝したけど、あたしだって人のこと言えない。つまづいて途方に暮れているのは同じ。違うのは、その後にどうするかだけ。真央姉はつまづいた理由を分析して自分を改善しようとするけど、あたしはそのつまづいた事実そのものを無視してばっかり。それじゃあどうにもならないってわかっているのに、そうするしかできない。……真央姉が、うらやましい。

 どうして、こんなことになっちゃったんだろう。




 家の近くにあるバス停で、あたしは駅に行くバスを待っている。1時間に1本しかバスは来ないし、少し遠回りをして駅まで行くから時間もかかってかなり不便だけど、それでも、お姉ちゃんの運転で駅まで送ってもらうのよりはよっぽどマシだ。それに、できればひとりで帰りたかった。誰かに送ってもらったりしたら、このまま帰れなくなりそうで少し怖かった。

 それなのに。あたしの横には今、稔がいる。相変わらず眠そうにぼーっとして、時々あくびをしながらあたしと一緒にバスを待っている。駅前にある大きな本屋に参考書を買いに行くらしくて、あたしが帰ると言ったらついでに見送りに行くと言いだしたのだ。

 見送りを断ろうかと少し悩んだけど、結局あたしは何も言えなかった。断る理由がないし、それに、本当は嬉しかったのだ。稔があたしのことを気にかけてくれているのかな、と思うと、心の重石がふわっと軽くなるような気がしたのだ。学校でも家でもずっとひとりでがんばってきたあたしには、その感覚はあまりにも気持ちよすぎて、その心地よさに甘えられるのが嬉しいのだ。


「桜花、バス来たぞ」


 稔に言われて道路を見ると、確かにバスがこっちに向かって走ってきていた。下に置いてあった荷物を持ち上げようとすると、横からにゅっと手が伸びてくる。


「いいって、あたし持つ」

「だめ。たまには彼氏らしいことさせろよな」


 その一言に、あたしは顔が熱くなるのを感じた。まったくもう、どうしてこいつはこんな恥ずかしいことをきっぱりと言い切ってしまうのだろう。冗談なのか、本気なのか。まさか誰にでも同じこと言ってるんじゃないでしょうね、という疑いすら浮上してきてしまう。

 寝不足に加えて、稔のせいで血がのぼってしまったから頭がふらふらする。やってきたバスに乗り込もうとして、こんなふらふらな状態では危ないと思って手すりを掴んだ。と、先に乗っていた稔が鞄を持っていないほうの手を差し出してきた。


「お手をどうぞ、姫」

「誰が」


 その手をぴしっと払いのけて、あたしはバスに乗り込む。あたしを窓側の席に押し込んで、稔はあたしの横にどっかりと腰を下ろし、頬杖をついて外を見ているあたしに話しかけてきた。

 バスが、ゆっくりと動き出す。平日の午後2時という中途半端な時間のせいか、あたしたち以外に誰もお客はいないバス。


「ちょっとでも寝ておきな。明日も早いんだろ?」

「平気だってば。あたしそこまで弱っちくないもん」


 そう言うと、稔は眉間にしわを寄せてこう聞いてきた。


「それ、本気で言ってる?」

「当たり前でしょ。あんた、あたしを誰だと思ってるのよ」

「落ち込んでても憎まれ口叩くのは忘れない意地っ張りな奴。この評価、間違ってる?」


 その言葉に、あたしは息をのんでうつむいた。……稔は、あたしが今落ち込んでるってことに、たぶん気がついてる。中学時代から、あたしが競馬学校に入ってからは何年かブランクがあるとはいえ今年で6年目になるつきあいだし、ほとんど連絡をとれていないとはいっても一応はあたしの『彼氏』なのだ。気づいてても、不思議はない。

 その事実に気づいてしまったら、意地張って無理して元気なふりをする必要がない気がしてきてしまった。だって、稔の前でまで無理してたら、あたしがあたしでなくなってしまう。

 稔の前でだけは、ありのままのあたしでいたい。


「……実はね、今回こっちに来たの、調教師せんせいから謹慎くらったからなんだ」

 驚いたような稔の顔が、視界の端っこにちらっと映る。話し始めたら止まらなくなってしまって、自分が話している実感なんて全くないままにあたしの口は動き続ける。


「調教でポカやっちゃってね。うちの牧場にハートフルグレイスっているでしょ? あれの仔のペリペチータって馬がうちの厩舎にいるんだけど、チータとほかの馬との扱いがあまりにも違いすぎるって叱られて……」


 顔が熱い。胸が苦しい。胸に居座るこの感情の塊を全部吐き出すまでは、あたしは黙れない。止まれない。


「でね、調教師の娘があたしと同い年なんだけど、その子が大の競馬嫌いでね。その子……佳奈子っていうんだけど、佳奈子に調教のことでバカにされて……あたし、佳奈子のことひっぱたいちゃったの。もちろん、ひっぱたき返されたんだけどね」


 稔が苦笑するのが、気配でなんとなくわかる。『相変わらずだなぁ』とでも思ってるんだろう。でも、あたしが苦しいのは、ひっぱたいたことじゃない。ひっぱたかれたことでもない。


「……そのときにね、言われたの。『あんたに何がわかるのよ』って。佳奈子ね、小さいころにうちの厩舎が弱かったからって、イジメられてたんだって。だから、このへんでたったひとつの牧場で生まれ育って、比較されることなくやってきたあたしには、どうして佳奈子が競馬のことを嫌うのかなんてわかるわけないって言われたの」


 はあっ、と息をついて、あたしは顔をあげ、稔の顔を見た。じっとあたしを見る稔の目が、厳しい。責められているようで、話したことを少しだけ後悔した。


「で、ひっぱたいたことで両方とも調教師からお叱りを受けて、あたしは謹慎くらったってわけ」


 そこまで言って、あたしはちょっとだけ笑った。そうでもしないと、泣きそうだった。こうやって稔に話したことで楽になるどころか、逆に苦しくなるだけだった。自分の未熟さばかりが目について、どうしたらいいのかわからなくなってしまった。

 助けて。助けてよ、稔。

 と、頭に稔の手が伸びてきた。そしてそのまま引き寄せられる。稔の肩に頭を預けて、あたしは目を閉じた。稔の体温。ちょっとごつごつした肩さえもが、妙に優しく感じる。


「大変だったんだな。桜花、よくがんばったじゃん。で……今の話聞いてて俺が思ったこと、言ってみていい?」


 稔の話す声がそのまま振動になって伝わってきて、その心地よさにあたしは黙ったまま首を縦に振った。


「佳奈子って子との件は、俺が口出ししないほうがいいと思うから何も言わない。でもさ、馬の扱いに関してはひとつだけ言わせてほしい。よーく考えてみな。馬ってみんな、ゆうべのマリンの仔みたいに、ああやって生まれてくるんだろ?」

「うん……」

「俺、あれ見てて思ったんだよ。生命ってすごいよなって。あんなふうにして生まれてくるの見たら、その馬のこと大事に思うのは当たり前だよなって。……どの馬でも、それは同じなんじゃないかな? どんな馬でも、携わる人にとっては、特に生産者にとっては大事な馬だと思うけど、俺は」


 ……あたし、ばかだ。そんな当たり前のこと、どうして忘れていたんだろう。あたしたちが預かっている馬は、みんな平等に命を授かっているのに。馬の値段や思い入れとかはそれぞれ違っても、命の重さは同じで、その命を大事にしていくことこそが、きっと、1番大事なことなのに……!!

 目の奥が、熱い。我慢していた涙が、ひとすじ頬を伝っていく。頭を支えていないほうの手で、稔が涙を拭ってくれる。やさしい、稔。


「大丈夫? もうすぐバス止まるぞ」


 鞄の中からティッシュを取り出して鼻をかむあたしに、稔が心配そうに声をかけてくる。こくん、と頷いて、あたしは小声で『ありがと』とつぶやく。

 これが、言葉にできる今のあたしの精一杯。




「桜花、もうそろそろ時間やばいんじゃない?」

「やばい、あと2分!」


 切符を買った後のおつりを、財布の中に分けてしまっている場合じゃなかった。あたしは慌てて財布を鞄の中に突っ込み、稔が持ってくれていたもうひとつの鞄を受け取った。すごく寂しそうな顔をしている稔が、なんだか妙にかわいいかもしれない。


「じゃ、あたしもう行くね」

「落馬するなよ。なぁ、桜花」

「どうし――――」


 どうしたの、と言いかけたところで唇をふさがれる。一瞬だけ唇が触れ合って、そしてすぐに離れる。えっと、これってつまり、あたしにとってはファーストキスってやつなんですけど!?

 あまりのことに硬直しているあたしに、稔が照れたように笑いかけてみせる。それでようやく金縛りが解けて、あたしは思わず叫んでいた。嬉しいけど、でも、恥ずかしすぎる! どうして馬房でふたりっきりになったときに済ませてくれなかったのよ! 稔のばか、ばかばかばか!


「ばかっ! 人前でなんてことするの!!」

「いーじゃん別に。誰も見てないんだし。……はい、電車出るまであと1分」

「ばかばかばか、もう知らない!」


 それだけ言って、あたしは走って改札を通り抜けた。ホームへと続く階段を、全速力で走って上る。

 心がやたらと軽くて、このまま飛んでいけそうだった。

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