表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/57

七話

学校に着いた瞬間、少し油断していた事を私は後悔した。


教室に入ると昨日の奴がいきなり現れた。


「――っ!」

「おはよう。昨日はいきなり逃げるなんて酷いな。」

と、奴は言う。そして……

『ビシッ』

額に小さな衝撃が走る。デコピンされた。


「!!!」

「お仕置きだよ。人に話しかけられたらちゃんと答えようね。」

「知らない奴に話しかけられたら逃げろって習っているが?」

「ちゃんとこの学校の生徒だって言ったじゃん。」

「同じ学校って言っても知らない奴だし!」

「俺は3組25番の永島龍斗です!」

「ご丁寧にありがとよ!でも今やることじゃねぇ。」「龍斗って呼んで。甘える感じで♪」

「断る!」


ギャーギャー騒いでいると他の生徒の視線が私達に向けられる。


そりゃそうだ。私はほとんど騒がないし、言い争っている相手はそれなりに美形だ。


女子が少し陰口叩いたの聞こえたぞ。ったく女子は。

騒ぐのに夢中で時間が確認出来なかったが、ある程度時間が経ったのだろう。


SHRが始まる5分前のチャイムが学校内に響き渡った。


永島って言うヤロー「じゃあね。」と言って、自分の教室に戻った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ