二十四話
あけましておめでとうございますo(^-^)o
更新を再開します。
「ねぇ、そんな地味な子より私とお話をしません?慶君。」
失礼にもほどがある言葉を言いながら早田の隣に座る女がいた。
確か浅倉椎奈っていう奴だ。
早田は苦笑いしていて、他の女子が「人を侮辱してはダメですよ〜。本当の事でも。」と、明らかに私へ喧嘩を吹っかける言葉を言った。
………殴っていいかな?
人がせっかく耐えていたのに、「邪魔ですわ、身の程をわきまえなさい。馬鹿女!」
…………。
「オイ、やめろよ!かわいそうだろ!」と、早田が言った。
「女って恐っ!」と金髪馬鹿が言う。
「…………なぁ、少し言っていいかな?」
「何よ!」
うわー、やっぱこういう女嫌だわ。男子めっちゃ引いてるぞ。
「どうでもいいけどなんで私が馬鹿女なんだ?頭は良いほうだ。」
「そういう事じゃないわよ!貴女が慶君と全く釣り合ってないのよ!」
「釣り合う?なにが?」
「容姿よ!貴女よりも私のほうが全然美しいわ!」
「え!?お前って美人なのか?」
「そうよ!!」
…………この人ダメだわ。
「あー、お前らさぁ。」
「何よ!」
「気合い入れて化粧するのはいいが、正直ケバい。
バイオ〇ザードのゾンビみたいだ。」
クスッと鼻で笑ってやる。「なっ、なんですっ「わははははっ!」ちょっと風雅君。」高嶋が笑い出し、他の男子も釣られて笑う。かろうじて早田は笑いを堪えてる。
他の女子も焦ってる。馬鹿みたいに「私って大丈夫かな?」みたいな会話を小声で話し合っている。
そんな女子どもを見て私も笑う。
浅倉は顔を真っ赤にして「ひっ、酷いですわ……。この私を侮辱するなんて。」
「はぁ……、先に私を馬鹿にしたのはお前だろ。因果応報ってやつだ。」
「…………っ!ふん。貴女って本当に性格悪いわ。」「それが?」
短い切り返しに浅倉が言葉を詰まらせる。
「貴女って「オイ、やめてくれ。」ちょっと慶君。」
不意に早田が言葉をはさむ。呆れたような声だった。「浅倉さん、いくらなんでも千遥ちゃんに言い過ぎだよ。千遥ちゃんもゾンビって言っちゃダメ……ププッゴメン。」
笑いこらえるなよ。何げに浅倉にダメージ余計に与えているじゃん。どうでもいいけど。
早田の説教?が終わってから「あの、そろそろ時間だよぉ。」と金髪馬鹿が言い、とりあえず合コンはお開き?になるらしい。
初めての合コンは結構不愉快だった。
バイオ〇ザードのネタは学校に化粧してきた人が男子に影で言われてた言葉です( ̄▽ ̄;)
私の学校の男子は薄化粧が好みらしい。(私はつねにすっぴんだ。面倒だから)