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二十二話

会場に入ると私服の奴と制服の奴がいた。制服の奴は同じ学校と、隣町の学校のものらしき学ランだ。


私達の学校は男女共、紺色のブレザーだ。ただ女子のはジャケットに近い。

男子は青系のネクタイに少し濃い灰色っぽい色のスラックス。

女子は青系のリボンに青系のスカート。そして黒のハイソックスだ。

デザインだけはいいので、私立に間違われることがあるが公立だ。偏差値は上の中だったが、最近落ちているらしい。


まぁ、関係ないがな。


とりあえず自己紹介をしろと言われた。


「私は篠崎千遥だ。質問があるなら受け付けてやろうではないか。」やや傲慢な感じになったけどまぁいっか。


早田慶はやたけいだよ。よろしく。」


真ん中に座っていた男子が名乗ってから他の男子も次々名乗る。


なるほど、高嶋が言っていた通りそれなりに美形揃いだ。


他の女子なら泣いて喜ぶだろうな。


集まっていた女子が、男子が自己紹介を終わったのを確認すると、自己紹介を始める。


女子達も顔のレベルが高い子ばかりだ。


……私への当てつけか?さっきゴミ扱いしたから平凡な顔の私への復讐か?ふざけんじゃねぇ。


とりあえず一番入り口に近い方の席に座る。



高嶋が歌い始めた。恋愛ドラマの主題歌らしい。


臭い台詞が並べられていて聞いているこっちが恥ずかしい。


ぼんやりと聞いているといつの間にか早田が私の隣に来ていた。

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