表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/57

十六話

私はいい歳のはずなのに泣いてしまった。しかも奴の目の前で。


奴は私の頭を撫でる。まるで泣いている小さな子供をあやすような。


涙声で「なんで私に関わろうとするの?放っておいてよ……。」


奴の口が動く。


「そんなこと言うな。千遥は俺になんで関わって欲しくないの?」


相手の言葉に怒りは無かった。代わりに慈しむ心がやどっていた。


とっくに休み時間は終わっている。でも、そんなことを気にしていられない。


息を整えて私は言った。


「私は性格が悪い。付き合っても何も楽しくない。だからわざわざ距離を置いてあげているの。感謝しなさい。」


それを聞いた奴は悲しそうな顔をする。

「悲しい奴。」

「……ええ、まぁ。」

「お前、面倒だな。」

「面倒ですがなにか?」


少しおどけながら私は言った。さぁ、お前はどんな反応をするんだ?


奴は何も言わなかった。無表情で、感情を無くしてしまったように。


そして「千遥はそんなこと言って辛くない?無理をしてない?」と、言った。


「辛くない……よ。もうそろそろ私行くね。疲れちゃった。」


私は立ち上がり、教室に向かう。それを奴は呼び止められることはなかった。


やっぱりこんな奴にかまいたくないもんな。



なんで私は……こんな性格になったんだ?

最近ネタが浮かばない。


ヤバい……。


千遥「作者は私と違ってアホだからな。国語の期末試験の点数なんて6……」

龍斗「ダメだろう。作者の傷口に塩を塗ったら。千遥だって国語苦手だろ?」

千遥「前のテストは94点だったが?」


作・龍「………。」


千遥「まぁ、馬鹿とボケはほっといてこれからもよろしくな。……と、台本に書いてあった。」



これからもよろしくお願いします!……本当に(泣)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ