第5話 初めての迷宮探索 前編
迷宮に向かい、黒い空間の様な物が見えてくると、両脇にいる兵士にレイ達は冒険者証を見せてから、迷宮な入っていく
「洞窟です」
エリンが短剣を抜いて警戒しながら言う
「薄暗くて… 警戒しながら進もう、エリン、レイン警戒は忘れない様に」
レイも剣を抜いて歩き始め、レインが慌ててレイに着いていく
薄暗い中うごめく物を見付ける
「ワームです。 すぐに倒せますが体液に気を付けてください」
エリンが警戒しながら言うと、レイが近付き、剣先をワームに突き刺して体液を吐くのを避けている。ワームは黒い煙になって消えていく
「何も残りませんでした」
エリンがワームが消えた跡を見て言う
「ドロップアイテムは簡単には残りませんが、残らないと稼げません」
レインがレイを見て言う
「雑魚では仕方無いかな? 進もう! 兎に角倒し続けよう」
レイが笑顔で言い歩き始め、エリンが見付けるワームを次々と突き刺している
「少し休憩するか… レイン」
レイがレインの疲れた様な顔を見て言う
「御主人様、大丈夫です。まだまだ歩けます」
レインが慌ててレイを見ている
「何か有るかも知れないから交代で休憩するよ」
レイが笑顔で言うと、レイが座り、レインが躊躇しながらレイの横に座り、水袋の少し水を飲んでいる
レインは少し横になると、すぐに寝息をしている
「エリン、モンスターの位置が解るのかな?」
レイが笑顔でエリンを見て聞く
「匂いと音で何と無く感じ取れます」
エリンが笑顔で言う
「近付く人も感じ取れるかな?」
「はい、人に出会わない様にしていました」
エリンが笑顔で説明している
「エリンありがとう、休憩したら、エリンとレインにもモンスターのトドメを討って貰うからね」
レイが笑顔で言う
「はい、御主人様」
エリンが笑顔でレイを見ている
レインが目を開くと、慌てて起き上がる
「御主人様!! 申し訳ありません」
レインが警戒をしているレイを見て叫ぶ
「レイン、体力は回復したかな?」
レイが笑顔でレインを見ている
「奴隷なのに御主人様よりも寝るなんて許されないです。 後でどんな罰でも受けます!」
レインが頭を下げて言う
「レイン、周囲の警戒をしてね」
レイが笑顔で言うと、レインが慌てて周囲を見ている。エリンが目を覚ましてレイを見ている
「エリンも体力回復したかな?」
「はい、御主人様、ありがとうございます」
エリンが笑顔で言う
「昼食を食べたら、少しモンスターを倒してから帰ろうね」
レイが笑顔で言うと、エリンが頷いている
エリンの案内で進み、レインとエリンがワーム等を倒して進み、迷宮出口に到着する
迷宮を出ると既に辺りが暗くなっている
「最初はこんなところか」
レイが袋を見て言う
「はい、申し訳ないです」
レインが申し訳なさそうに言う
「奥に向かうなら、迷宮に泊まる事を考えないとね… 20日間は日帰りにしてなれよう」
レイが笑顔で言い歩いていき、レインとエリンがレイを追いかけて歩いていく
毎日迷宮に入り、レインとエリンも1日疲れを見せないぐらい体力がついて、迷宮にもなれている
「準備が出来ました」
レインがリュックに荷物を入れ終わり言う
「レイン、エリン行こうか? 保存食も多めに買えたから、2・3日迷宮から出てこれないのを覚悟してね」
レイが笑顔で言うと、エリンとレインが覚悟したように頷いている
宿屋を出て迷宮に向かい、エリン先頭に迷宮を進んでいき、ワームを次々と倒している
「御主人様、広くなりました」
エリンが洞窟の先を見て言う
「新しいエリアだけど、油断しないように」
レイが警戒したように言う
子犬ぐらいの大きさのネズミがレン達の方に向かってくると、飛び掛かる様に噛み付きに来るが、レイが剣を頭目掛けて突き刺し、串刺しになって、ネズミが消えていく
「御主人様、ネズミの尻尾です」
エリンが拾いレイに見せている
「銅貨5枚か…」
レイが考えながら言う
「宿代に遠く及ばないです」
レインが苦笑いしている
「沢山倒せば良い! 次のモンスターはどっちかな?」
レイが笑顔で言うと、エリンが案内して次々とモンスターを倒して進み、ひらけた場所で休憩をしている
「御主人様、人の気配です」
エリンが急に立ち上がり警戒をしたように言うと、レインも慌てて立ち上がっている
しばらくすると6人の冒険者が見えてきて、こちらを警戒したように見ながら通りすぎていく
「進んでいる方向は間違ってないかな」
レイが笑顔で呟く
「え? 何故ですか?」
「次のエリアから戻って来たと思うからね」
「あ! そう言うことですか? 次のエリアに向かいますか?」
レインが驚いたように言う
「無理はしないけど、何処までが安全か知らないとね」
レイが笑顔で言うと、エリンが頷いている
歩いて進み、洞窟を出ると、草原が広がっている
「迷宮に草原…」
レインが周囲を見ている
「迷宮内と思えないけど… 警戒して進もう」
レイが笑顔で周囲を見渡している
歩いていると、3匹の角ウサギが現れて、レイ達に向けて突進してくる。レイが前に出て剣を振り、1匹目を両断すると、すぐに角で突き刺しに来る角ウサギをかわして剣を突き刺している。もう一匹はエリンが捕まえて、レインが短剣を突き立てている
「毛皮が残った… これは石?」
レイが毛皮と石を拾い見ている
「レアドロップの紫水晶です」
エリンが笑顔で言うと、レイが鑑定しようとしている
紫水晶、価値は小銀貨1枚… 薬の材料にもなるのか…
その後も草原を歩き回り、角ウサギやスネークやスパイダーやおおネズミを倒して進み、洞窟に戻って、袋小路を見付けて休息を取る事にする
交代で休息を取り、レイはレインを鑑定しようとしている
鑑定もあまり詳しく解らないのか… レベルやスキルは見れないのか… どうにか詳しく見たい… 思考錯誤している
休息が終わるとレイは諦めて立ち上がり、エリン先頭に草原エリアに入っていく
「え! 速い!!」
エリンが慌てて武器を構えていると、草原の先からブラウンウルフが走ってくる
ブラウンウルフはエリンに狙いを定めて飛び付いてくると、エリンがかわしきれず、ブラウンウルフがエリンの上に乗っかる様にエリンが倒れている。レイが狙いをつけて剣を突き刺している
「グォーーーーーー」
ブラウンウルフが暴れ始めると、エリンが慌てて起き上がり、間合いを取り、次第にブラウンウルフが黒い霧になって消えていく
「御主人様、牙と肉です」
レインが笑顔で拾っている
「警戒を怠らない様にしないと…、エリン怪我は無いか?」
レイがエリンを見ている
「はい、対した事は無いです」
エリンが笑顔で言う
「本当か? 嘘はダメだぞ!」
レイがエリンを見て言う
「え! 見せますか?」
エリンが慌てて言う
「ここでは無理だろう… 本当に痛くないか? ポーション使うか?」
「え! ポーション何て使わなくても良いです!!」
エリンが慌てている
「必要な時に使うものだ! エリン」
レイがエリンの様子を見ている。エリンは躊躇しながらブラウンウルフの前足で押さえ込まれた場所と体当たりされた場所をレイに見せている。レイはポーションを出してエリンに飲ませて怪我が治ったのを確認している
ポーションは即効性なのか… なるべく多く持っていた方が良いのかな? ブラウンウルフは強かった… エリンの肌に傷が残らなくて良かったな… 白い綺麗な肌だったな…




