(ネタバレアリ)ETERNAL FLAME 13話の解説
なかなか修正が進まないので先に触れておこうと思います。
ヤマトの前に現れて「扉を開けてはいけない」と警鐘を鳴らした女の正体は第2世界編のヒロイン「アルーン」
アルーンは第二世界編で、ダイアの能力「星炎の息吹」による世界の改変により消滅してしまう。
(このシーンは未執筆)
しかし、世界の改変後の第一夜(改変前をカウントすると第3夜)、通称「奇跡の夜」に復活する。
それは、たとえどんな世界だったとしても必ずロベス(ヤマト)の元へと辿り着くという、この物語の最重要部分である「愛の力」によるものだった。
しかし、世界の改変によってロベスの記憶は改変され、アルーンに関する思い出は全て消え去ってしまう。
ロベスがアルーンを完全に拒絶したとき、アルーンは世界から完全に消滅した。
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投稿予定の物語(セリフ以外は加筆・修正の予定アリ)
Episode???
脱獄に成功し、王都へ向かう道中の満月の夜、世界から追放されたはずの存在がロベスの前に現れた。
「お前は誰だ……?」
「もう手遅れかもしれない……それでも、お願いだから聞いて欲しいの……もう時間がない……」
「あなたの望んでいることは知っているわ……でも、それは修羅の道よ……たとえそうするしかなかったとしても 貴方は世界の運命に抗うべきよ……!教えて……!?あなたが本当に望んでいることを……貴方は──」
「──黙れ。お前が何者かは知らないが、知ったような口を利くな……もう遅いんだ……俺がやらなくちゃいけないんだ……たとえどんな犠牲を払ってでも、先へと進まなければならないんだ……!」
「ロベス……!お願い……もう逢いたくても逢えないかもしれないのよ……!?──本当にそれでもいいの!?」
「黙れ!!お前!目障りなんだよ!!急に俺の前に現れていきなり『革命をやめろ』だって!?ふざけるのも大概にしろよ……!?運命だとか世界だとか、わけのわからないことをごちゃごちゃと……!俺はお前が大嫌いだ!!!俺の前から……!消えろ……!」
ロベスがアルーンを拒絶して、アルーンはこの世界から完全に消滅した。しかし、『導く者』アルーンの想いは世界線を越える。
さまざまな世界があの日と同じ5次元空間に映し出される。
消えゆく意識の中、アルーンは最後の力を振り絞り「とある世界線」に干渉する。
そこは第一世界。
ヤマトが扉を開ける前の世界に現れたアルーンは、ヤマトに忠告する。
「その扉を開けてはいけない」
しかし、消えゆく意識と肉体は、アルーンの思い通りには動かなかった。
(違う……そうじゃないの……そんなことが言いたいんじゃないの……!本当は……!本当は……!ただ、『私を見つけてね』って言いたいだけなの……!だからお願い神様……! 今度はきっと……)
しかし、別の並行世界のロベス(ヤマト)は、アルーンの忠告を無視して扉を開けようとする。
そんなロベス(ヤマト)を見て涙を流しながら消滅してゆくアルーンだった。
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