現代人、自己紹介する。
前回は入学式をお届けしました。
今回はクラスメイトが判明します。
そして、今日はやっと登校日。大学だったら嫌だなぁ、行きたくないなぁ、なんて思っていたりする今日この頃かもしれないが1日目は楽しみでしょうがなかった。どうなんだろう、どんな魔法を使うんだろうととてもワクワクがいっぱいだった。僕はかなり魔法実技で引かれるかもしれないが、頑張って過ごそう。そんな勢いで教室に入ると、既にカイトがいた。
「おはよう、アルト。いよいよ今日から授業だが、どうだ?」
「どうだ、って言われても、ワクワクしてる顔してるでしょ?だって初めての学校だもん。気になるよ、どんな授業なのか。」
なんて話していると、別の生徒が入ってきた。
「おはようございます、アルトさん、カイト殿下。私はジャルダ・ナリアと申します。ジャルダとお呼びください。」
「おはようございます、ご丁寧にありがとうございますジャルダさん。気軽にカイトって呼んでください。」
「おはよう、ジャルダ。学院なんだから堅苦しくするなよ。」
「いえ、そんなことできませんわ殿下。どこにいらっしゃっても殿下殿下ですので。」
と言われた。まぁいいか、とでも思っているのではないだろうか。
そんなことはさておき、どういう勉強をするのか、昨日のうちに教科書や参考書を読んでおくのが予習だが、予習を超えてはいけないと思って、パラパラ教科書を読んでおいた。
そんな話をしていると、先生が来た。
「皆おはよう。今日はまず自己紹介をしてもらって、学院内の案内をした後、軽くどのくらいできるのか、実技テストを軽く行おうと思う。俺は最後でいいから番号順にお願いな。じゃあ、カーディルハルトから」
と言われて、俺から順番ってことらしいのでとりあえずやりますか。
「俺はアルト・カーディルハルトって言います。よろしくお願いします。入学試験のときに王都に来たんで何にもわかんないですけど、よろしくお願いします。」
挨拶を終えると、拍手が起こる。
「じゃあ、次。殿下。」
「カイト・ハイリアだ。学院では階級の差を気にせず話しかけてほしい。宜しく頼む。」
短っ!すごい短いな、おい。もうちょっとないのかよって思ってしまった。
「はい、次。ナリア」
と呼ばれたジャルダはものすごくエレガントに前に立って、自己紹介を始めた。
「私はジャルダ・ナリアと申します。趣味は編み物と刺繍ですわ。気軽に話しかけてくださいませ。」
と軽々自己紹介したジャルダにとても圧巻していた俺、先生は次に進める。
「じゃあ次、メリアス」
と呼ばれて立ち上がり、自己紹介を始めたのは、赤髪のロングヘアの女子生徒だった。
「カルミラ・メリアスといいます…よろしくお願いします…」
と少し控えめに話した。あんまり話すのが得意ではなさそうに見えた。
可憐なのにその才能?を無駄にしているのではないかと思ったが。まあ、ただの自分の想像に過ぎないから、声をかけることはできなさそうだ。と思っているうちに次の生徒の自己紹介になった。
「次はツザキ」
聞いたことあるような名前だ。日本人のような名前。
「ツルギ・ツザキです。生まれは和の国で、先月こちらにきたばかりです。よろしくお願いします。」
和の国という国があるのか。行ってみたい気がする。積極的に話しかけてみたい。
「じゃあ、次はカゲノ」
と言って呼ばれたのも日本人のような名前だった。
「ナリト・カゲノです。ツルギとは幼馴染で、一緒にこのハイリアに来ました。よろしくお願いします。」
ツルギとナリトは幼馴染なのか。すぐ喧嘩しそうな2人っぽいけど。
「じゃあ最後、リシア」
と呼ばれて最後の生徒が呼ばれた。
「メイ・リシアと申します。よろしくお願いしますわ、みなさま。」
なんかめっちゃお嬢様くさいぞ。ですわなんて何年振りかな。
「自己紹介ありがとう。じゃあ、最後俺だな。改めて担任になったアルリルト・ニルベリアだ。よろしく頼む。とりあえず一年間だな。よろしく。聞きたいことがあったらなんでも聞いてくれ。じゃあ、校内を案内だな。まずは、実技で使う実技棟から案内するぞ。行くぞー。」
と言ってみんなで移動することになった 。
次回、学校案内後、サークル?部活?を見学しに行く予定。