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Reality barrage Gamers〜超近未来な世界観とそんな世界のゲームから。少女は今日も革命を起こす〜  作者: diamond
第2章 闘技大会編

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T063  革命全力待機中!




「うちのこのスキルの名は、〔電力〕だ」



 〔電力〕か…。うん!名前だけじゃ予測できそうでできない部類のスキルってことはわかったよ!


「〔電力〕はその名の通り電力をエネルギーとした新しいカテゴリーのスキルだぜ。うちがビュアとの戦闘中にEPと言ったのはそれだな。ここまではあんたらの言ってた他のスキルと同じはずだ。でだ。電力が対象とするのは魔法じゃなくて別の媒体ばいたい。機械を操るときに必要なんだ。この重砲もちゃんと1からつくった機構きこう砲なんだぜ?」


「う〜ん、なかなか難しいスキルだね〜」


「なぁ、ミカ。作ったって言ったがそれは鍛治で作れるのか?」


 ハルトさんは作るって言葉に反応した。〔鍛冶〕師としての意見としては、そこは重要なんだろうね。


「いや、鍛冶も必要だが〔機械設計〕と〔銃〕のスキルも必要になってくるぜ?」


「初めて聞くスキルだな…」


 私は気になったのでスキルブックを調べる。スキルっていっぱいあるから何が何だか…


「あれ?」


「どうしたの〜、ナユカ〜」


「そのふたつともスキルブックにはってないよ?」


 そう、検索してみるが全然出てこない。


「あぁ〜、条件付きのスキルなんだよ〜。例えば〔雪〕を持ってないと〔氷〕のオーブは他の人には取れないようになってたりするよ〜。今回のもそれでしょ〜?〔電力〕を持ってないと〔機械設計〕のスキルは取れない。とか」


「あぁ、そういえば俺の〔鍛冶〕の時も〔剣〕とか〔槍〕とかはスキルブックにはってなかったな…。手探りで作って試してを繰り返してたからなかなか大変だった思い出があるぜ?」



「そう言うスキルはそろって革命が起きると大量に出回るんだけどね〜」


 へーそうなんだぁー!


「サラッと重要な内容をさも当たり前のように語らないでください!」


 うん。ビュアさんの反応からして知ってるのごく一部の人間らしい。


「でもすごいね?ユキはなんで知ってたの?」


「ん〜、秘密」


 こっち向いてほおに指を当てて、首をかしげながらニコニコしてるユキ。絶対わざとあざとさを出してるよね?


 …可愛いので許す!!可愛いは正義なのです!


 そんな思考は放っておいて、話はどんどん進んでいく。ミカちゃんが〔電力〕について教えてくれたことはまとめるとこんな感じ。


 

・電力を使い機械を動かすことができる。

・また物理遠距離攻撃を可能とする。

・ただしEPは自然回復しにくく、とてもゆっくりなためチャージには町に所々にある、「エネルギータンク」というところで補充ほじゅうする。

・また、ビルなどの電気施設やエネルギーラインが生きていれば、適当な場所から〔電力〕を消費して、明かりを灯すことができるとか。



 ちなみに、私とビュアさんに放ったビームは、実はあれ物理攻撃になるらしい。〔魔力〕は一切使ってないんだって。かといって魔力が使えない訳ではないらしい。


「だいたいこんなもんか」


「ビュア、ナイスだね〜。お目当ての人材をさっそく連れてくるとは〜」


「ほんとに偶然ですけどね」


 これで正式にミカが仲間に加わり、私たちは6人になる。


魔力

気力

霊力

電力

妖力

魅力


 この6つだね。どれも面白いスキルだと思う。



 その後、私たちはある程度その事についての補足や細かい質問話をしたあと今度はミカちゃんの〔装備〕のスキルを取りに行くのと、適当に素材や、オーブを集めてまわった。ユキとハルトさんは相変わらず私の装備について話していたけど…





*




 時は経ち、現在はミカちゃんが狙い通り〔装備〕を獲得した後、適当にスキル集めをしていた。今日の成果はこんな感じだ。


スキル



 装備 レア度:白 装備系


 予め決めておいた装備に一瞬で着替えることが出来る。



 風 レア度:白 属性系


 風属性のスキル



 防護 レア度:緑 防御系


 装備に付与すると受けるダメージを軽減。魔弾に付与すると少しだけ耐久値があがる。



 拍手 レア度:白 行動系


 このスキルを発動しながら行動すると相手にバフ。デバフを掛ける。〔挑発〕〔鼓舞〕〔賞賛〕の少効果。またスキル発動の合図にも使える。



 逆境 レア度:青 状況系


 自分より敵の数が多いほど自身の攻撃力があがる。1人/0.5%




 と、いったい具合だ。


「じゃあそろそろお開きにしようか〜?」


 時刻はすっかり夕方に差し掛かっている。ちなみにユキにはリアルで用事があると言ってあるので、そのことを気にして少し早めのお開きだろう。


 ミカちゃんとは全員(アリアを除く)がフレンド登録してある。






 ということで!リアルに戻ってきたわけだけど…


「あ!ナビィ〜。お願いがあるんだけど〜!」


 帰ってきていきなりそんなことを言うユキに。


『ゆき様、なんでしょう?』


「今日泊まっていい?」



『どうぞ』


 おい!ちょっと待て、いきなりなにを言い出すかと思えば!まだ私の許可取ってないよね!?しかもナビィもなんで即決で許可してんの!


「ということで那由花!今日泊まることになった〜!」


「どういうことか分からないよ!」



「いや?普通にお泊まり会…。的な?」


 いやね?いいんだけどね?私まだOKって言ってないのに確定してるんですけど。用事あるとか言ってなかったっけ?


「よっこらせ!」


 おい待てゆき、なんでキャリーバックなんてもの持ってきてるんだよ?てかどこから取り出した!?家に来た時持ってなかったよね?え?玄関に置いてた?あそう。…初めから泊まる気じゃねーか!


そうして、いきなりお泊まり会が決まったのである。うちは広いけど何もないよ?





*>>三人称視点





『ゆき様』


「うん。そのことだよ」



『了解しました』

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