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Reality barrage Gamers〜超近未来な世界観とそんな世界のゲームから。少女は今日も革命を起こす〜  作者: diamond
第5.5章 浮島編

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"284"  サイドクエスト:モンスター?



 魔弾ではキリが無いと魔法を使うヒカリ。それに見習ってアキアカネも魔法に切り替え、2人で大量のキツツキを1回の攻撃で屠って行く。


 キツツキも、一度に大量にやられていく仲間を見て、2人から距離を取り、一端突撃攻撃をやめて様子を伺う。


 元々あれほどいっぱいいたキツツキだが、今は初めの数からちょうど半分ほどまで数を減らしていた。



「アキ、注意」


「うん」


 2人も、半数になった途端、動きに変化があったキツツキを見て、何か攻撃パターンに変化があるかもと身構える。



 が、しかし。



「あ、あれ…?」


 キツツキは2人の予想とは裏腹に、そのまま逃げるように螺旋階段を登って消えていった。


「逃げた」


「えぇ…」


 静かになった螺旋階段。2人は逃げたキツツキを警戒しながら登るしか選択肢も無く、後を追うように登って行った。












 時は少し遡り。ユキはアキアカネとヒカリが苦戦したキツツキ地帯を、氷弾とその他〔氷〕の技で群れごと凍りつかせた。


「う〜ん。水に濡れたら凍りやすいのはモンスターも変わらないよね〜」


 何食わぬ顔で全滅させるユキ。さらにユキは登っていく。


「そろそろボスが欲しいんだけど〜。いい加減この木でかくて飽きてきたんだよね〜」


 全滅させたがために道中何も居ない螺旋階段を1人登って行く。


 このあとも頂上までノーダメージ瞬殺だったという。











ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


サイドクエスト:モンスター?


クリア条件:?

参加者:ビュア

報酬:1000G


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 浮島を飛び回り、普段会えないようなプレイヤーを探して三千里。スト…。密着取材をしながら動画のネタを探していたビュア。だがしかし目の前には鳥型のモンスターが現れていた。



「おおー!NPC!ログイン時のメイドさん以外では初めてでないでしょうか?いずれにしてもネタ発見ですね」


 興味をそそるプレイヤーはいなかったが、代わりに現れた鳥型モンスターに歓喜する。鳥型モンスターもビュアに気づいているが、攻撃してくる訳でも無くビュアを見つめていた。


 〔動画〕を取りながらうっきうっきでビュアは考える。もしや、触れるのでは?と。



 だがしかし!スト…。取材者としてのプライドがYES stalking NO Touch!!と叫び僅かな葛藤を繰り広げる。

 そんな邪な考えを察知してか、その鳥型モンスターはビュアから遠ざかるように飛び去ってしまった。


「あ!もっと別のアングルから撮りたかった…」


 ビュアは少ししょんぼりした後気を取り直すように歩出す。そう、見失ったならもっかい探し出せばいい!!と。

 それにクエストとして現れたモンスターの可能性。表記にはクリア条件すら書かれていないものの、スト…。記者としての勘が何か大きなものを引き当てそうだと、そう訴えてきているような気がしていた。


 同刻、このイベント2日目にしてほとんどのプレイヤーがサイドクエスト:モンスター?を発生させることとなる。


 それは内容こそも違うものの、どれも目の前にモンスターが現れた。といった内容だった。

 この時、このあと調べて見ようとほかのプレイヤーなどから情報を集めていくビュアの行動は、少しづつ大きくなっていくのだった。





*




「つ、着いた…」


「てっぺん」


 時は進み、朝から大樹攻略をしていたのにも関わらず、もう既に1日が終わろうと言う頃。やっとのことで大樹の頂上に到着したアキアカネとヒカリ。

 あの後、倒し損ねたキツツキが、螺旋階段中盤から再度現れ、さらに初回は全てのキツツキが同一方向から飛んできていた攻撃が、個別にそれぞれが突撃してくる全方位攻撃に切り替わっていた。


 〔魔法〕では大量に倒せない陣形である。


  結果、魔弾と物理攻撃によって何とか突破しつつキツツキの数を減らし、何とか螺旋階段を抜け切った。


 



 そして頂上。そこには大きな葉っぱや枝が上に見えそのさらに上にうっすらと空が見える。

 何故か、大樹の頂上はそれまで真っ直ぐに伸びていた幹が頂上部分だけ逆さL字のように屈折している。そのおかげで足場には困らないが違和感が半端ない。


「なんで曲がってるの?」


「分からない」


 そういうものだと理解するしかないが、どうやらその幹が曲がっている方向に行かなければならないらしく、2人とも辺りを見回しつつ進行を再開する。


「緑豊かでいい感じ!空気が美味しい」


「ここゲーム。だけどね」


 普段のRBGとは違うファンタジーの光景。アキアカネは大きく息を吸い、ヒカリはそんなアキアカネを見ながら呟いた。



「ん。行くよ」


「はいよ。さて、そろそろボスとか出てくるでしょ」



 そんなことを言うからか、大樹の葉が激しく揺れだし、奥から大きなスズメが現れた。


「アキ」


「うん」



「「カワイイ!」」

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