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Reality barrage Gamers〜超近未来な世界観とそんな世界のゲームから。少女は今日も革命を起こす〜  作者: diamond
第1章 魅力編

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028  スキルを試す。知る。楽しくなる。



 はい!ログインしましたー!さて今回は前回のログアウトの位置からスタート。つまり夕方のログアウト位置からだね。現在地はなんというか。代わり映えしないけど、闘技場からは少し離れている感じかな?ちなみに北上しているので家からは少し遠い。


 んじゃさっそく、〔地図〕のスキルを使っていくよ。これが便利が良くてね…。方角を間違えずに進めるから迷子になる確率は格段に減ったよ。私あまり外に出ないからここら辺の地理もちんぷんかんぷんなんだよねー…。どこいっても改良型 即完そっかんコンクリートジャングルだよ。


 それで、私の視界には地図が表示されているわけだけど、闘技場から北に3kmくらいの場所にいるっぽい。


 とりあえずさらに北に進んで行こうかな。適当に歩いていってオーブを見つけしだい取る感じで。

 

 なんというか、闘技場から離れるといっきにプレイヤーが見えなくなるね。少しほっとするけど…。早めにこのドキドキに慣れないといけない。

 ここでサーチしたら楽に取れるかな?また今度してみよう。


 そうして人気の無い道を歩いていく。今回はまだまだ時間があるので走らなくてもいいし、ゆっくり行こうかな。


 あ、どうせならゲットしてきたスキルを試しながら進んでいこう。



 まずは、〔足〕…どうやって使うの?使おうとしてみても何も反応がない。魅力とかと同じ感じかな?それとも戦闘中に使うのかな?相手の〔足〕に魔弾を狙って撃てるとか?


 次に〔光〕。これは〔火〕とかと同じように属性系統ぽいね。ひとつ出してみたら明るい魔弾、光弾が出てきた。周りが明るくて助かるかも。特に屋内とか結構暗いからね。


 次は、〔地図〕ね。これはさっきも使ったけど、私の視界にマップを表示するみたい。現在地を中心に固定でしか見れないけどかなり広い範囲が地図に表示されている。ユキはこれらをいろんなスキルと合わせて使ってたのかな?


 次。〔伸ばす〕…何伸ばそう。魔弾とか?あ、〔ジャンプ〕距離伸ばせないかな?追加MPとかでさ。

 ちょっと思いついたので両足に力と魔力(MP)を使う意識をしてスキル〔ジャンプ〕を発動してみる。


 結果は…、いつもと変わらないかな?


 さて、それだと〔伸ばす〕は何に使うんだろうか?とりあえず魔弾にも使ってみよう。


 私は魔弾に〔伸ばす〕を使用した状態で前方に飛ばす。すると…


 おぉー…


 なんかレーザー…、ではないけど3メートルくらいの棒みたいなのが直線上を飛んでいったよ。そういう感じなのね…


 あとは、〔直角〕だね。弾を途中で直角に曲げられるとかかな?…ビンゴ!!あ、でも魔弾発射前に予め曲がる位置を指定してないと作動しませんでした。自由度少なめ。曲がりたい!と思った瞬間自由に曲げられるわけじゃないみたいだね。


 次のスキルは〔緑〕、説明いらないね。〔赤〕と一緒だよ。


 んで次が〔止める〕。これも魔弾が途中でスっと止まった。そのまんまだね。使い方は〔直角〕と同じだよ。


 さて…。まだあとひとつあるのですよ!!〔ジャンプ〕が飛行系スキルという衝撃的事実(何一つ変わってないけど)のおかげで取得したのにそのまま放ったらかしになっていたスキルが!!


魔法陣まほうじん


 うん。この歳になっても少しトキメクものがあるよね!キレイなのがいいなー。とりあえずどうやって使うのか検証しないとね。

 ということでまずは手の平の前に使う感じで…。あ、何もイメージしなかったから不発した。んじゃ…〔火〕!!


 私はそうイメージしながら魔法陣を起動させる。そうして直ぐに現れたのは、赤…。と言うよりかはオレンジ?焔色ほむらいろに輝くキレイな丸。だけ…


 だけ!?


「おぉー…。なんかシンプルだね…。私的にはもうちょい複雑 怪奇かいきなのが良かったかな…」


 ま、まあもう少しいじってみますか。


 次は魔法陣に[〔火〕、5メートルで〔直角〕]とイメージ…。なんか目の前に表示が出てきた…



魔法陣1

[魔弾発射=〔火〕属性、5メートルで〔直角〕方角=右]




 これ魔法陣の設定画面か。なるほどね…。じゃあもしかしてまだ追加で魔弾に効果入れれる?



魔法陣1

[魔弾発射100発=〔火〕属性、10~20メートルランダムで〔直角〕方角=ランダム]




 とりあえず発射!!




 やべぇ…面白くなってきちゃった。


 私の前には魔法陣、そしてそこから大量に連続して出てくる魔弾、それらは一直線に飛んで10~20メートルのランダムな地点で直角にこれまたランダムな方向に進路を変える。さっきと違って魔法陣も少し複雑な模様になっている。


 これ少し、本気で組んでみようかな…




*


10分後



「うん。とりあえずこんなものかな?」


 そこには近くにあったベンチに腰かけ、満足そうにうなずく私の姿があった。頑張ったもんね。


魔法陣1

[・魔弾発射100発=方角=前方ランダム、〔火炎〕属性、〔躱す〕、任意の距離で〔直角〕方角=中心方向→1メートルで〔回す〕方角=中心方向

 ・魔弾発射10発=方角=前方、大きさ=MP消費分½〔火炎〕属性]


 使ってないからわからないけど、こんな感じになりました。何が書いてあるかわからないって?また今度使った時のお楽しみだよ!!たぶん上手くいくはずだからね。

 さてさてそろそろ移動しようかね。あ!オーブみっけ!

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