幕間 魔女の秘め事
※エロくないので安心してください
薔薇の手入れを終えたレイラは自室に帰って、摘んできた薔薇を花瓶に生けだした。
「二匹目の蝶が戻って来たわ」
「いつ?」
「今朝方にはもう……どうやら私のことに気付いたみたい」
「二匹目は頭でっかちのリアンの魔法を解いたんだろう。奴は知恵が回る」
「すぐに顔に出るタイプで助かるわ。ただ腹立たしくはあるわね。
あんな小娘にわたくしの魔法を破られるのは」
「ああ、僕の美しい薔薇の花よ。そんなに悲しまないでおくれ」
「残るは二匹。まだ貴方の存在はわかっていないはず。
その上、ライアンはわたくしの手中にあるわ」
レイラはベッドの脇のサイドテーブルに置いてある金細工の虫籠を慈しむように撫でた。
「害虫がいれは美しい花は咲かず、蝶だって寄ってこないわ……早く駆除しなくては」
「必ず呪いを成就させてみせるさ」
男はレイラを背後から抱きしめる。レイラから漂う花の香りに酔いしれた。
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暗躍するレイラと奮闘するマヤの行方をご期待ください。
どうぞお付き合いよろしくお願いいたします。




