表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の聖女は恋を知らない  作者: 三ツ矢
第二部 エンディングまであと一年~再来~
61/201

第二章 魔法をかけられて~失った心~

私は財務官室のそばにこっそりと待ち伏せした。

通り過ぎる人々から怪訝な目で見られたが仕方がない。

しばらく経ってから宮廷財務長官とともにリアンがやってきた。


「マヤ、好感度を確認してみて!」

「わかった!」


何年も使っていなかった魔法だが口の中で早口で呪文を呟く。

するとそこには見覚えのある真っ黒な小さなハートが浮かんでいた。


「嘘でしょ!?」


その声を聞きつけて、リアンがこちらにやってきた。


「誰かと思ったらクラキ君か。廊下で大声を出すのはレディとして嗜みに欠けるよ。では失礼」


銀縁眼鏡の奥の黒い瞳は廊下に座り込んだ私を蔑み、一瞥すると去っていった。

           

          ※


「リアン、いいのかい?今のは聖女マヤ殿だろう。君とはずっと懇意にしていたじゃないか」


宮廷財務長官がリアンに声をかける。リアンは眼鏡をかけなおす。


「いえ、今は大切な公務中ですから……それに彼女とは学園で一緒だっただけで何の関係もありません」


その言葉を口に出した時、リアンはふと疑問を感じた。

しかし、すぐに忘れてしまった。


          ※

            

「オーベロン、これって四人とも全員この状態って言うこと?」

「そういうことだね」


執務室で私は頭を抱えていた。


「で、でも、オーベロンはあの時私をこの世界に固定してくれたじゃない?あれはできないの?」

「あれは契約の強制力がさほど強くなかったから出来たけど、今回の呪いはかなり強力だ。かけた本人に解除してもらうか、解除条件を満たすかの二択しかない。しかも期限の一年以内。今年の終わり、十二時ピッタリが期限だよ」

「嘘でしょ!?」

「ボクとしてもマヤを手放すわけにいかないから協力するよ」





「どうやったら失った恋を取り戻せますかー!?」


お読みいただきありがとうございます。

ブックマークありがとうございます!

もう嬉しくて叫んでおります。

さあ、学生時代必死に上げた好感度は最低になってしまいました。

マヤは一体これからどうなるのでしょうか?

次回もどうぞよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ