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序章
うららかな春のある日、使役する妖精パックが私の耳元で囁いた。
「ねぇ、マヤ。君、このまま行くとバッドエンドを迎えちゃうよ?」
私は衝撃を受け大声で叫んだ。
「嘘でしょー!!」
時はフローレンス王国歴三百十二年、ここはウィロウ王立魔法学園。
彼女はまだ自分の運命を知らない。
ましてや彼女の恋が世界の命運を左右することになることも知る由もない。
この物語は、いずれ最強の聖女となる倉木真弥が本当の恋に落ちるまでの物語である。
お読みいただきありがとうございます。
果たして彼女の恋は実るのでしょうか?
どうぞ、お楽しみください。
完結致しました。
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