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第4話 異変

俺が見つけた紅い髪の魔法少女は俺を見るなり、駆け寄ってくる。

僕は小さい頃の反射神経で危険を感じて逃げようとするが、引き摺っていた制服を踏んでずっこけた。


「ぐぇっ」


「あなた、大丈夫?避難所はあっちよ」


その女の子が話しかけてくる。危ない人じゃなくて良かった。


「大丈夫....じゃないけど。あなたは逃げないの?」


僕は絶賛血を所々から垂れ流している。


元から体は強い方だと思ってたのに....

そんな事よりこんな女の子が何故こんな所にいるのか不思議でしょうが無い。


次の瞬間、ネズミ色の閃光が走る。

その閃光は紅い髪の少女を吹き飛ばした。






その頃、春樹の親友は....


「暇だな」


ベットの上に寝転がっていた。






大きな影が僕にかかる。

化物が僕の目の前に立っていた。


溢れ出る威圧感。

たった一振りでビルを壊すその力。

そして....異様に図体が大きく、手に付いている爪は月夜に照らされて異様な光を纏っていた。


その瞬間。


化物が目の前から消える。

何処に行ったのか。

初めて感じた恐怖に、考える事すらできなかった。


と、忘れかけていたが女の子が吹っ飛ばされていたのを思い出す。


「あの威力....あの女の子は」


....死んだのか?

そう考えると吐き気がする。


「今日は帰ろう」


罪悪感と謎の苦しみに見舞われながら何故か修復されていた僕の部屋に入る。


「犬型の化け物........もしかして、あのダンボールに入っていた犬?」


いや待て、何故俺は家から吹き飛ばされた時に死ななかった?切り傷はあるが骨折などもしていなかった。これは....明らかに異常だ。


「ご名答。どうかな?人を殺した気分は」


「お前は、なんでまたここにいるんだ?」



あの時と同じ登場の仕方で白猫が僕の目の前に頓挫していた。




その頃親友は


「あ、あいつT○itterやり始めたんだー、フォローしとこ....っ!?俺よりフォロワーが多いだと?信じられんな。仕方ない、今日の祭典具の紹介を派手にしとこう」



『そう言いながらホットミルクを啜っていた』


「いや、美味いな」


『今頃春樹が吹っ飛ばされている事も知らずに....』


「おい裕!うっさいんだよさっきから!」


『これが俺の力だよ!お前には聞こえない筈なんだがどうして聞こえる!』


「知らんわそんなもん!」


『香さんにきいてみよう。あの人は博士と呼ばれるほど天才なんだ』


『すぴーむにゃむにゃ、お寿司100皿!』


『あ、寝てるよこの人』


「結局何が言いたいんだよ、ゆっくりしてたのに!!3文字以内に纏めろ」


『お寿司!!』


「お前に聞いてねえよ香!」


全く、騒がしい奴らだ。


我が友(春樹)が吹っ飛ばされているのなら助けに行かないといけないが、どうしたものか。


そう考えながら話し出した裕に耳を傾けた。


いやあ、4話まで書いてから気が付きましたがこの小説、字数少ないのに遅いですね....更新ペース早めようかな?

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