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第12話 戦闘が終わって

「ここで待っててね、すぐ終わるから!」


一瞬思考が停止し、すぐに理解した。



ああ、この子達がいつも僕らを陰ながら守っていてくれたんだと。



情けないと思う。社会的弱者である彼女たちが進んで我々を守ってくれている。


その無邪気な笑顔と力で。



「いつも通り、行くよ!」


「「おっけー」」


赤いコスチュームを着た少女....いや、恵理奈ちゃんがが飛び上がる。

それに続いて2人も飛び上がる。


「おりゃぁあああああっっ!!」


恵理奈ちゃんのキックが化け物の横腹に突き刺さった。


.........いや、貫通した。


この子のキックと比べると僕のパンチやキックなんて赤子と同じレベルだろう。


次に銀のコスチュームを着た少女、飛び上がった瞬間にハンマーを出していた。

100tと書いてあるハンマーを軽々しく持ち上げている少女。うーん。ギャップ萌えがっ.....


最後に鼠色のコスチュームを着た少女。こちらは飛び上がった瞬間手が刃物になったかのように鋭くなった。


化け物を恵理奈ちゃんが貫通した瞬間に上からハンマーと手刀で圧縮、細切れにされて戦闘が終わった。


すごい。僕がなんか語彙力低下してるけどすごい。


それと....僕の力より明らかに大きな力だ。何か僕と違いがあるのだろうか。やはり猫が言っていた通り魔力の大きさなのかな....と考えを巡らせる。


キラキラとした目で見ている僕に三人は苦笑し


「この事は秘密だよっ」



と言われた。わかってますとも。

コスチュームも露出度が高く、ちょっと見惚れたりもした程だった。


変身後の格好とか決めれるのかなとうきうきした僕であった。

頭を空っぽにしてちっちゃいながらも意外と大きい背中に背負われて帰って行った。



家の目の前に着いた時だ。



「君の家はここかな?」



俺がうんうんと頷くと彼女は一旦俺を下ろして変身を解除した。


彼女がボタンをおした。

ピンポーンとなった後、返事も無しに扉が空いていき....



「全く、姫さん遅いじゃないか。暇すぎてプラモ作っちゃったよ、ほら....え?」



玄関の扉を開けて出てきた猫と恵里菜ちゃんが目を合わせて2人とも固まった。


猫の手から滑り落ちたプラモは、地面におちて音を立てて崩れた。

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