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たった2人の会議

表に出ないはずの黒歴史設定

Q  バランデルアの炎を収束した技名

  デスマスクのドラゴンを倒した技名

  アロッドの金棒の名前

  

「うおおおおおおおおおおお」


 人の気配、煙、火、血それらが五感から感じられなくなる。なんだこの空間は?!ってこれ今日2度目の感覚。まるっきり一緒ではないが近いものを感じる。もしかして?もしかしなくてもこれは!


転移!


今日3回目だぞ。


「おは」


「え?」

 

 一瞬まぶしくなり、すぐ視界は薄暗くなる。感覚的に先ほどまでの戦場で感じたものはない、虫や風のざわめきを感じる。鼻につくのは主に2種の香り。自然豊かさを感じるものと、記憶にあるもの。

 

 とりあえず感覚があることから、無事生きている。と思いたいが、死後の世界でも感覚があるから、なんとも言えない。


 ここはどこだ?


 背中や足。後頭部は地面の上に横わたった感覚だ。だけど顔や胸、お腹は違う。重量を感じるやわらかいものだ。とくに顔を覆う感覚はひときわ違う。布のようなものがあるとはいえ、人の肉体的触感。それも女性のもの。


 才華、愛音、マアカとは異なるけど共通部位にある感覚。経験上これは胸。そう。


 って余計なことを考える前に顔を上げないと。体は動く。そう思ったら、俺に覆いかぶさってた者が動き出した


「……」


「……」


 俺の目線の先には真希奈さん。


「いやあああ」


「ぶほっ」

 

 上半身を起こしたことでできた真希奈さんと俺の隙間。できた隙間を有効活用し。振り回した長杖が頬と顎にあたる。あ、これは鋭く入った。視界がぐらつく。


 悪気はないと言ったら、今回は信じてくれるよな。


「す、すいません、人多さん」


 俺をKОしたことから、真希奈さんは落ち着きを取り戻し、すぐさま、俺の上から移動する。




「さてと……」


 立ち上がって周りを見る。 暗い。これはこの世界に来たときとは違って、自然由来の暗さ。日没となっているが、月と星や銀河?のおかげで互いを目視できる。怪我はなさそうである。


「……海ですね」


「ですね」


 耳に聞こえる音。潮のにおい。転移した場所が1メートル違ったら、皮膚でも海を実感してた。あぶねえ。


 あぶねえ。じゃねえ。ここはどこだ?何故、転移?他に誰かいないか?アロッドは?リンマさん、姫殿下は?落ち着け、落ち着け。考えろ。まずは状況把握。こんな状況でこそ、冷静じゃあないと。

今ここに才華たちはいない。 自分でなんとかしないといけない。


「私たちだけみたいですね」


 周囲を見渡している真希奈さんのほうが冷静だ。


「ですか」


 異世界経験、実戦なんちゃって経験はあれど、戦闘力5の俺に新人神具使いの真希奈さん。生き残るためにまず必要な戦闘力が絶望的。長期的にみれば真希奈さんは俺をぶっちぎり、周回遅れくらいの差をつけるぐらいの力はもつかもしれないけど、今はまだそんな力はないだろう。


 せめて、兵士なりの1人でもいればよかったが、いないもんはない。


 まず考えることは、なんだ?状況のせいで頭が真っ白になる。えーっとこういときは声にだす。相手がいるなら、相談する。むずかしく考えず、ぱっと思いつくことを言うだっけ?ん?真希奈さんはなにをするつもりだ?


「……ここでいいかしら?」


 つぶやいた真希奈さんは神具である長杖を取り出し、突き刺した。なにを?深呼吸を数回し指先を杖のヘッドに当てた。


「こう?」


 そのまま指先で杖の中心までなぞると。指先の止まった場所に光の取っ手が浮かび、光は杖の両端まで伸びる。魔法?じゃなくて術?


「これね」


 その取っ手を水平に引っ張ると巻物みたいに光の枠が浮かぶ。その枠の中には今までとは違う景色が見える。玄関?玄関に見える。


「……中で一息つきましょう。……少し寒いので」


「あ、はい」


 2人で枠を潜る。海風がきついのかな?


「お邪魔します?」


 潜った先は玄関でいいだろう。そして、段差もあり、靴ベラ、衣類かけポール、スリッパもある。靴ベラとスリッパの時点でここでは履物を脱いでくださいだよな。


「……すいません。……閉めますので少し前へ」


「ああ。ごめん」

 

 真希奈さんは取っ手をにぎり光の枠を閉じる。外側では杖だった場所は、室内だと紋様の書かれた柱だ。光枠で見えなかった部分には鏡がある。


 真希奈さんは柱を指先でなぞと光る取っ手も消えた。


「……これで、……杖も空間に収納されたはずです」


「ですか」


「えーっと、……こちらがリビングになるそうです」


 靴を脱いで、廊下を進む真希奈さん。あ、ここはトイレ。フロもある。


「これって、杖からの前情報?」


「手にいれたときに認識しました」


 ドアを開けると十分な広さのリビング。テーブル、ソファア、本のびっしり詰まった棚。あっちはキッチンか。他にも複数のドア。現代日本人にはなじみすぎる部屋の造りだ。窓はあるが、外にはなにも見えない。どうなっているんだ?


「ふう……」


 緊張がとけたのか。疲れのせいか。その両方か。ソファアに座って、天井をあおぐ真希奈さん。

俺もリュックをおろして、床に腰を下ろす。


「いろいろありすぎて疲れた」


「……そうですね」


 異世界に千佳さんを救う手段を探すはずが、異世界召喚に割り込んで、極めつけは土地勘どころか、おおざっぱな概要しか分からない状況で転移。


 何故転移?ここはどこだ?転移したのは俺たちだけではあるまい?これからどうする?ああ、でもその前に


 「お腹すいたな」


 異世界にいる気がしない部屋の作りのせいか。気が緩んでしまったのせいか。


 「……そうですね」


 「考えるの面倒なんで、ごはんにしますか」


  一旦現実逃避しても文句は言われんだろう。一つ一つ解決していこう。


 「……あの食材は……」


 「今日が出発日だったので、4人が3日は食べれる分はあるし、保存食も別途である」


 リュックから肉やら、野菜やら、お米やらを取り出す。便利な収納リュックさまさまだな。正直、もう動きたくないって気持ちはある。だが、動かないと始まらない。


「よし、やるか」


「……はい」


 気合を入れて立つと真希奈さんも立ち上がった。ん?


「休まないで大丈夫?一応俺が作るつもりだったんだけどさ」 


「料理は多少できますし……食材をもらってなにもしないのはちょっと……」


 それを言うとおれは家に泊まらせてもらっている形になるんだけど。まあいいや。


「ですか。ならぱっと作ろうか。あ、無理はしないでくださいね。」


「……はい」


 出会って1日たたない女性と晩飯づくり。変な感じになる。


「あ、これ」


「え?あ、……すいません。……お借りします」


 リュックから愛音用のエプロンを取り出し、真希奈さんに渡した。



 キッチンの冷蔵庫を確認したが、なにも入っていない。ただ調理器具や皿、コップ、箸もある。 原理は不明だが、水道もコンロも普通に使える。生ごみを入れるスペースもある。炊飯ジャーはないが、鍋はあるのでご飯も炊くことはできる。 ホットプレートに電子レンジもある。


「そもそも、この部屋って?」


「術師の工房、アトリエだそうです」


 俺の疑問に答えるときも手は止まらない真希奈さん。多少できる。についての考察が必要になる手際の良さで調理をしている。多少?そして、ある予感がする。


「……術の開発なり、……道具、薬作りなどのために初代の神具使いが作り上げたそうです……」


「工房の割には、生活スペースも充実してそうだけど」


「……歴代の方々が発展改良して、……このような形になってるみたいです」


「あー。俺たちみたいな現代人がいきなり野宿なんてつらいもんな」


 野宿なら見張りも必要だし、テントを使用するとしても寝袋ずっとは疲れるだろ。


「これって、他の神具にもあるのかな?」


「……魔法や術が主体となる神具にはあるそうです」


 ってことはワンドのエラボザ以外は皆、野宿コースか。軍人っぽい槍見や勇者で旅をしてそうなケイログトなら経験はありそうだが、他はどうだ?


 道具があって、平穏な地でのキャンプならあっても、ガチサバイバルなんて経験しているほうがSSレアだろ。しかもここは魔物のいる異世界。危険度は図りしれない。


 無事だといいが、現状どうしようもない。


 そうこう考えているうちに料理は完成。結局、真希奈さん主体で俺は補助役になっていた。まあ、俺にとっては一番なじみのあるポジションなのでいいんだが。


  そして、調理中に予感から確信になっていたことがあり、それが的中した


 「うまっ。」


 包み隠すつもりもないし、ごますりでもない。素直にこの感想がでたのだ。真希奈さんの飯は美味い。


「……ありがとうございます」


 才華、愛音、マアカにひけをとらない。上手いのハードルがマントル近くにある舌でも、それだけははっきり言える。空腹だから、こんな状況だから、なんて関係なし。シンプルに上手なのだ。


 多少できる。?これで?また考察が必要になるじゃないか。それと気になるのが、調理人本人の食事量。少ない。作った総量の9割を俺が食べて、残った1割を真希奈さんが今食べ終えた。なんか、申し訳ないし、心配になる食事量だ。


 

 食事の片づけも終えて、フロも入りました。リビングのテーブルを挟んで真希奈さんと相対。愛音のパジャマと湯上り。その2つの効果で、色っぽ……っっと今は置いておく。こういうことを考えて戦場からの安易な現実逃避を選びたくなるだからだ。あと、美人だから。むしろ、美人だからだ。


「えーっと、2人だけですが戦略会議をひらきます」


「……はい」


「いろいろ、考えなきゃとは思うけど、とりあえず、現状確認かな?」


「……そうですね」


「まずこの杖のおかげで、飲み水、衛生面、寝どころは問題ない」


「……食料も人多さんのおかげで、1週間ほどなら持ちそうですね」


 あと釣り道具もリュックは入っているから、海で魚を釣れば、餓死はないだろう。腕はともかく。釣れるかはともかく。食べれるかはともかくだが。


「って、今更だけど、俺がここを使用するのや、行動を供にするのは問題ない?俺としてはめっちゃくちゃ助かるけど」


 男と女が1つ屋根の下。周りから見たらアレだ。俺はともかく真希奈さんに風評被害がでる。俺は、才華たちが信じてくれるなら、問題ない。あ、でも行動するのに悪名は困るか。


「……一人は心細いですから」


「ですね」


 見知らぬ土地で1人。文明機器もないから、事前情報も収集できん。正直不安しかねえ。パヴォロスでも街中以外で単独だったことはない。


 それでも共通認識のある人がいるのは気持ちが違う。いつまで、どこまで行動を供にするかはともかく、状況打破まで1人よりは幾分ましだ。


「でここはどこなのか? 海岸なのはわかるけど、大陸なのか、島なのか、それとも小島なのか。人里なり集落なりは近くにあるのか?明日はまず道のあるなしの確認もしたいかな」


 道があれば、人の出入りする場所にはなる。その道をいけば集落なりに通じるはず。道がなくても、人工物が見つかれば、人の出入りの可能性がわかるはず


「……おおよそですが、集落……人のいると思われる場所ならわかります」


 はい?なんかデジャブを感じる。


「それはなんで?」


「……戦場を体感したせいでしょうか、……気配とか魔力みたいが集まっている場所が分かりました」


 ですか。いや、わかっていましたとも。神具使いですもんね。あれですか、こういった経験が力を呼び起こすってやつですか?


「……距離はわかりにくいので、答えれませんが……どうしました?」

 

 嫉妬や羨望が顔にでるさ。パヴォロスに初めて言ったときを思い出す。もしかして、真希奈さんって、才華たちと同類?同類じゃない、同格。そう同格。って結論を出すのは早いか。無力な立場としては頼りにしたい思いがあるけど、そう簡単に頼るわけにはいかない。これは現実、才華たちみたいなのがそうそういるもんではない。


「あ、いえ、なんでもないです。たぶん、これからもあることなんでスルーしてください。察してください」


「……は、はい?」

 

 困惑する真希奈さん。今は通じなくてもいいさ。いずれわかってしまうだろうから。


「まずは、そこを目指すのが当面の方針だな」


 全うな集落かは不明だが、目標もなく進むよりはましだな。どっちにしろ、情報を集める必要もあるから、行けばなにかわかるだろう。


「……そうですね」


「ちなみに、周囲に魔物や人は?」


「……直近に人の気配はなかったです。ただ……。ここから、集落までの間に人以外の気配もありました。さきほど見た魔物に近い気配なので……」


 魔物も当然いるか。工房の部屋の見た目だけでいうと俺たちの世界とそう変わらない。だけどここは異世界プジャン連鎖界。この部屋をでれば風景はそう変わらないと思うが、野生動物に魔物がいる。現代技術に魔物、俺からしたらアンバランスな世界。だけど、この世界の人にはこれが普通なんだよな。


「俺が戦うから安心してください。って言えればいいんですけど」


 ここは現実。非情で非常な現実。ナイスなアイディアを閃くことも、マアカ達やアロッド達が助けにきてくれなんてことはない。主人公補正もない。秘めたる力もない。魔法も使えない。


「正直、俺は盾とナイフを持っているだけで戦力にはならない。せいぜい、盾で攻撃1発でも止めれればいいほう」


 タンク役なんてとてもじゃないが言えない。薄皮1枚の壁。1秒もてばいい方の盾。


「絶望的な現実ですけど知っておいてください」


 神具使いではない時点でそれは理解しているだろう。一緒に転移した男は足手まとい。むしろ、便利な道具だけはもっている存在って思われてもしゃーない。


「ただ、ここでなにもせずあっさり死ぬつもりはない。目標もできたし、元の世界には絶対に帰る。そのために行動はする。やれることは0に近くても、なにかはする。醜くてもあがくだけあがく」


「……」


 無言でこっちを見ている真希奈さん


「あ、でも。真希奈さんを利用するだけするとかはしないし、見捨てたりはしない。よほど下種なことをしない限りだけど。言い方へんだけど安心して」


 敵対者とか、下種とかならともかく、真希奈さんを見捨てたりしたら、後味がわるいものを残すことになる。最低限のラインは守らないと、俺が才華たちといられない。これで千佳さんが助かっても、俺が千佳さんに殺される。


 「あと、逆のた……。いや、とにかく今言ったことは覚えておく必要はないけど、頭の片隅においといてくれ」


 逆に俺が真希奈さんに利用される。雰囲気と勝手なイメージ、ここまでの付き合いだとないと思う。が現実は非情、絶対ないとは言い切れない。まあ、愛音たちとは違って、俺は見捨てられても、追放されてもおかしくはない。足手まといにしかならない俺だからな。そこはもう織り込みずみだ。


 だからって、このことを言う必要ない。警告にしか捉えられないし、無駄な軋轢を生むだけなのは理解している。


「……人多さんは、神具でなにをするつもりなんですか?」


その説明をする前に、実戦に巻き込まれ、今に至ってしまっている。


「それは……」


 俺はここまでの経緯を説明。証拠としてリュックの中から、通信機や装備品やら薬やらを取り出す。


「……それで、雫のことを聞いたんですね」


「そゆこと」


「人多さんが……神具で戦うつもりなんですか?」


「そうです。って言えればいいんだけど、神具は手に取れたって感覚しかない。なので、戦力にはなれない。悔しいことに」


 神具を手にとることはできたが、それだけ。なにかが変わった気はしない。神具はただそこにあるだけ。神具をもてば、魔法の知識を得るという説明があったが、そんな気配はない。たぶん、愛音の髪に行ってるんだろう。そんな気がする。


「……どうするつもりなんです?」


「この神具を託せる人を探す」


 愛音を待つのも1つの手ではあるが、待っていられない。なにか行動をしないという考えは捨てられない。そして、思いついたのがこれ。

 

 これなら、世界を回れる。本命の雫探しもできる。ついでにこれを理由に報酬を求める。よくよく考えると戦力にならんのはいつものこと。裏方、後方よりなのはいつものこと。


 人を見る目はないが、そこはスルー、スルー。少なくとも、ケイログトみたいのには譲らん。


「……それで世界を回りながら、雫も探す」


「あと、それを参戦理由にして、報酬で雫を貰う。ま、これは残っていればだけど」


「……それでも、危険はあるのでは……」


「そこはもう織り込みずみ。雫を手に入れるャンスを逃すわけにもいかないのが心情」


 ノーリスクなんてない。戦力のない一般人が危険が増していく世界をめぐる。命なんていくらあっても足りん。特に俺の場合はな。


 それに俺が転移した時点で、才華達のほうは俺のほうを探すことになる。それは良子さんとの決めたルールだから。その間は否応なく千佳さんを救う手立ての探索は中断。


 現状手立てを探すことができるのは俺だけ。可能性にはすがらないといけない。

  

 まあ、当分は近い実戦にむけて備えようとは考えている。急がばまわれ。備えあれば憂いなし。

遠回りこそが俺の最短の道だった。をするつもりが、そうはいかなくなったのは想定外だけど。


 「だから、ヤセント国には行くなり、連絡手段は確保する必要がある」


 直接いけなくても、この件は了承を得ておきたい。


「なので、人里に行くまでは協力をしてほしい。お願いします」


 懇切丁寧に頭を下げる。。同情を誘っていると言われれば否定はしない。1人では達成する可能性が低い。できることはなんでもしないといけない。


「……私は神具使いを辞退するつもりでした」


「へ?」


 思わず顔もあげる。スタンドも月までブっ飛ぶこの衝撃。予想だにしてなかった告白だった。


A バランデルアの技名『威風乃角グロリアスブレイク

  デスマスクの技名『尸気燐光しきりんこう

  アロッドの金棒『暇つぶし』

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