詩 流れ星にプレゼントを
掲載日:2026/02/21
「宙から落ちてきた光る星」
「それはとれもきれいなものだから」
「ひろって頑張って守ろうと思った」
プレゼントをあげよう
たくさんのプレゼントを
そうすればきっと 幸せになってくれる
なんでも与えよう
すべてを与えよう
そうしたらきっと 幸せになれるはず
山となるよう積み上げた
地など見えぬよう積み上げた
それなのにどうしてか
ちっとも幸せそうには見えない
いったいなぜ
いったいどうして
こんなにもたくさんのプレゼントを与えたのに
「きれいですてきなものばかりなのに」
「どうしてプレゼントをあげても笑ってくれないんだろう」
「ストーリー」
この星の人間が何を言っているのかわからないわ。
発光する生命体が珍しいからか、宝物のように扱ってはくれるけれど。
ああ、流れ星よ。
私の願いを叶えて。壊れた宇宙船をなおして、早く元の星へ帰してほしい。




