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War of emotional  作者: KAREHA
10/10

第???話




街を歩いていた ここ最近は悪夢に魘される 気分転換で散歩していた ただ油断はしていない

「ん?」

目の前からガタイのいい男が三人正面に立つ それぞれ凶器を手に持ち睨んでいる

(闘気が無い…一般人か…)

「いたぞ あの女だ 殺せ!!!」

「なんなんだ…」

3人の男を剣で斬りつけ屠る 殺す事に躊躇いが無い 私はもう…なんて考えた時…

「なんだ 殺せるようになってるじゃないか」

聞きたくもなかった声が背後から ゆっくりと振り向く

「栞 那由多…」

「よぉ 宿木 桔梗」

大きな屋根の下に沢山の積荷がある その一つの箱の上に片足を組み考え込むように座っている

「なんの真似だ」

「あぁ…さっきの奴ら…お前が殺せるかどうか試しただけだ」

「くだらない」

「なぁ そう睨むなよ それなりに殺しあった中だ」

「今更何か話すことでも?」

「殺す前に聞かせろ あの時…どうやってお前は生き残った?」

死闘の末敗北した2回目の闘い 断崖絶壁の海に落とされた私 闇の力と運 生き残ったのは奇跡だ

「冥土の土産に答えてやるよ 私の()()は能力じゃない 寄生生物だ」

そう言って闇を腕から出す 蠢いて脈打ってるようだ

「寄生生物?」

「私はいずれ…この闇に侵食されるだろう」

「お似合いだな」

ため息をつくようにセリフを吐き捨てる

「色々重なって奇跡的に生き残れた それだけだ もういいな」

ゆっくりと歩を進める 栞の目の前に立つ 空気はまだ揺るがない

「…なぁ まだ根に持ってんのか?」

イドラが死の際を彷徨った そして私が敗北を喫したあの殺し合い

「根に持つ?そんな簡単な事じゃないだろう お前の方も」

「そうだな 私達が殺し合う時は…」

右手から創った闇剣を渾身の力で振りかざす

「復讐する為だもんな!!」

(振り下ろせない…!重力が以前より強力になっている)

「そうだろ!?宿木 桔梗!!!」

剣が振り下ろせずに空中で止まる いやむしろ押し返されている ゆっくりと立ち上がり剣を押し返してくる

「ぶっ飛べぇ!!」

圧倒的な重力で屋根をぶち破り上空に吹き飛ぶ

「上空は好きだろ!そのまま潰れろ!」

地鳴りと共に辺り一帯の家が破壊され浮き上がり上空にいる私目掛けて一点に集まる

(その内圧殺されるな…)

右手の掌を少しずつ掲げる 小さな闇が生まれその場所を中心に大きくなる

上空に瓦礫の浮遊物が出来上がり数秒の静寂の後 内側から闇が広がり大きくなっていく

「闇玉・━━━」

手を上空に掲げた時には全ての藻屑を飲み込み出来上がる

「焔」

(闇の出力も上がってんな…こいつも同じで以前より強くなっている)

手を振りかざし技を放つ

「ほらよ お返しだ」

再度下からの重力 圧倒的規模の闇玉が押し返される その闇玉に優しく触れると音もなく消えてしまった

「降りてこいよ 根暗ぁ」

「滴る闇は暗黒の空間を築く いつの間にか日が落ちて影が侵食するように」

「いつの間に…」

大量の闇が地面を這っている 闇が蠢きながら体に巻きついてくる

「気持ち悪い お前も…この闇も…!」






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