Ж-16 原 罪 の 蹂 躙 ~Genocide Scream~ ⑥
「「「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァ
―――――――――――――――――ッッッッッッッ!!!!!!!!!」」」」
驚愕の事態に為す術もなく、 足を掴まれ地面に引き擦り倒された屑共は、
そのまま四肢を、 首筋を、 頭部を、
急所を含めたありとあらゆる部位を拘束され、
そのままさして殺傷力の高くない生身の 『手』 の攻撃を
永続的に受けるコトとなる。
孔という孔、 隙間という隙間、 内部という内部、
それこそ掴むモノが無くなるまで、
抉られ、 穿られ、 爬き出されるコトになる。
最初は繊維、 ローブ、 レザーアーマー、
大男は青銅製のハーフアーマーを着ていたが
魔導の 『手』 にそんなコトは関係なくそう簡単に千切れなくても、
爪が剥がれ、 肉が削げ、 骨が剥き出しになっても、
そんな事は関係なく執拗に掴み掻く攻撃を何度も何度も何度も繰り返し、
やがて外装が剥げ、 留め金が捻じり出され、
関節が外れながらも分離した板金が力任せに放り投げられる。
その間に聴こえる皮膚や柔肉や臓腑が蹂躙される音、
悲鳴や悲嘆は良いコーラスだ。
全ッ然、 可哀想とは想わない。
お前等だって、「悪気」 が有ったわけじゃないだろ?
だからオレも 「悪気」 が在るわけじゃない。
ただ浅層で、 魔皇と遭遇したのが不幸だったな?
何でこんな目に遭うのか解らないだろ?
何でこんな地獄を味合わされるか解らないだろ?
アイツらだって解らなかっただろうさ。
ただ此処でオレを待っていただけなんだからな!
「ヴィードゥ・ヒューカリァー! ライダ・ヴァーブ・ユーソ・トゥース!
ヴィードゥ・ヒューカリァー! ライダ・ヴァーブ・ユーソ・トゥースッ!」
悲鳴も懇願も無視し、 嗤いながら 『追奏詠唱』 を繰り返す。
掻き出す 『手』 は狂ったように速度を増し、 人間の残骸が周辺に飛び散る。
「ヴィードゥ・ルゥ・ヒューカリァー!!
ライダ・ザダヴァーブ・ユーソ・トゥース!!
ヴィードゥ・ルゥ・ヒューカリァー!!
ライダ・ザダヴァーブ・ユーソ・トゥースッッ!!」
その狂乱った叫声は、 人間の原形を無くした肉塊が、
更に跡形も亡くなるまで果てしなく続いた。
NEXT PHANTASM…Ж




