表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【ZODIAC PARADOX EXTREAM/CHAOSPHERE!】 ~戯題・愛のままにわがままに 魔皇少女は異世界に屈しない!~   作者: 沙波羅 或珂
【第三章/冥 獄 の サ タ ナ エ ル】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

302/400

Ж-74 獄 炎 回 廊 ~Hell Blaze Inferno~ ⑥



 灼熱の空間を切り裂く一閃。

 チリチリと髪を焦がす猛火を一瞬忘れるほどの精彩。

 断頭を想わせる()()としの飛翔斬撃が

燃え盛る巨獣の横腹に入った。

 頭を狙わなかったのはその敏捷性で直撃が避けられるのを防ぐため。

流石にデカイから幾ら速くても咄嗟の時にはそう精密には動けない。




『GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO

GAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHH

―――――――――――――――ッッッッッッッッ!!!!!!!!!』




 初めて噴き出る魔獣の叫声、

声まで燃えてんのな、

まぁ脇腹に “反属性” が思いっきり入ったから当たり前だけど。

特筆すべきはリュカが付与魔導の前に炎属性解いてた事だね、

細かいけどそうじゃなかったらああもデカイヤツが

こうも()()らないよ、

オレがサーシャとミウの位置を確認出来るくらい。

うん、 端っこで上手く逃げてるね。

リュカが真正面から撃ち合ってる分、

こーゆー所はオレがちゃんとやらないと。

 ん――。


「我が伴侶! そしておひい()さま!

よくぞ敵の “注意(コンシャス)” をここまで引き付けてくれました!

心より感謝申し上げます!」


 オレより遥か後方にいたソフィアがロッドで宙を滑っていった。

 ダメージ与えたとはいえリュカと深界層主(エル・ギオン)に比肩するくらい近づいてる。

 ヤバクね? と想うのも僅か、

腰かけたロッドから降り宙に 「立った」 彼女は、

そのまま杖を両手に構え全身から蒼い魔氣(マギ)を放出させる。

二重魔導(ダブル・ウィード)”?

 脳内のアビス曰く二つの魔導を同時に行使する

賢者(セージ)』 の 特性異能(スペシャル・フォース)

だが異なる魔導を 「時間差」 で操れるというのは、

あの若さでは恐るべき才能とのコト。

 コレはオレの “想念詠唱(サイレント・ヴォイス)” でも出来ない、

二つの魔言(コード)が混ざったら頭オカシクなるわ。


「 “大魔導(ギガン・ウィード)星界印章(せいかいいんしょう)第六権発動(だいろっけんはつどう)――!」


挿絵(By みてみん)


 いつも違う雰囲気。

 背後に展開される、 無数の等身大魔法陣。










      『海 王 蒼 波(メイル) 濤 召 現 魔 導(ストリーム)ッッッッ!!!!』            

挿絵(By みてみん)






今回はここまでです。

ボスバトルになると長くなりますね……('A`)

まぁ『ジョジョ』みたいなモンだとお思いください。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ