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30話

俺は、犬派・猫派論争で小倉は犬派であると分からせると言う趣旨になってしまい、家を出てドックカフェに向かった。


 ドックカフェとは、犬と戯れながら犬と遊べたりおやつをあげることが出来る。 

ちなみに、俺はドックカフェと言う存在を知ってし、駅地下にあるのは知っていたが、行ったことがない。


だって、一回行ってみようかと思って覗いてみたが、カップルか女性しかおらず大変入りずらい....

 なので、小倉とちょうど行くと言う理由が出来たので、堂々とドックカフェに入ることが出来る。


「ここだ。」

「へえ~先輩~ドックカフェで私に犬の良さを分からせることが出来ますかね~」


小倉はドックカフェの前で腕を組み、少し悪役みたいな感じで言ってくる。


俺は先陣をきって、俺はドックカフェの中に入った。

店内に入ると、すぐに犬が目の前にいる。


どうやら、ここは豆柴カフェのようで豆柴しかいない。

可愛すぎる....

ポメラニアンをいつか飼ってみたいと思っていたが、豆柴もいいかもしれない....

悩む....


「へ、へえ~まあ、まあ、可愛いじゃないですか....」

「だろ?可愛いだろ?認めなよ?犬が好きですっと」

「ま、まだ...これからですよ。可愛いのは認めますが、ただ可愛いだけじゃないですか!?それじゃあ、私の心は動きませんよ」


っと、意地でも、犬派であるとは認めたくないようだ。

それも、時間の問題だろう。

 犬の可愛さで、猫派から犬派になりやがれ。


「じゃあ、これでどうだ?」

「クヌヌ....」


豆柴を小倉の膝に置くと、お腹を見せて服従のポーズをとって「ハッハ」と息を荒げている。


「可愛い...い....」 

「だろ」


小倉は、お腹を撫でて豆柴を離さない。

 ボールを投げ豆柴と遊んでいる。


「せ、先輩....豆柴さんがボー、ボールを」

「いいだろ」

「くにゅにゅにゅ......」


小倉は豆柴にとりこになっている。

俺はここで、畳みかけに店員に言ってもらった小倉に犬のおやつを渡した。


「ほら」

「これは?」

「犬のおやつ」


小倉はおやつを豆柴にあげ、顔の筋肉が緩みニヤついている。

犬の可愛さに落ちたな。


「おやおやおや~犬派になりましたかな~小倉くん~」

「グヌヌ....認めましょう。犬が可愛いのは。しかし、私にも猫派なりのプライドがあります。なので、先輩は猫の可愛さを体験してもらいましょう!!」


俺達は、しばらく豆柴と遊びまくってからカフェから出て次に小倉が言う猫カフェに向かう事にした。


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