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詩のようなものたち

たたく

作者: 暮 勇

 昔は叩けば、なんでも直った

 テレビも

 ラジオも

 パソコンも

 ゲーム機だって

 困った時は、とりあえず叩いた

 機械のボディは震え

 がちゃがちゃと体内を鳴らして

 文句を垂れながら

 全く、しょうがないなぁと

 色を蘇らせる

 音楽を奏でる

 娯楽を与えてくれる

 今思えば

 単純で、馬鹿な解決方法

 かもしれない

 無知がなせる行動

 かもしれない

 それでも、ついつい

 叩きたくなる

 元号が変わったって

 癖は時代に追いつかず

 レトロなまま

 私は今日も

 スマートフォンの画面を人差し指で

 ノックする

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