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僕と血盟の血闘者  作者: 柚黒 鵜白
第二章 溶ける鋼と氷編
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第二章 溶ける鋼と氷編 第一話 突然

今回から溶ける鋼と氷編がスタート致します。今回はヒロインがいきなり増える展開も期待していてください。

    第二章 溶ける鋼と氷編

       第一話 突然


ちょっと今までを振り返ってみよう。


①ルフスと再会して血盟を結んだ。

②草姫を倒した。

③家に帰る。

④家に一糸纏わぬ姿で瑛兎がいて、悲鳴をあげた。


いや、おかしいでしょ!?なんで瑛兎がここにいるの?だいたいなんで裸なの?きわめつけにこいつ女の子だったの!?


そう1人でパニックしていたら「恥ずかしいから後ろ向いててよ。」と言ってきたので、慌てながらもそうすると後ろから布の擦れる艶かしい音が聞こえてきた。が、僕はそれよりも別のことを気にしていた。


ルフスに見られたら確実にやばい。


幸いなことにそうやって考えていたら「もういいよ。」という声が聞こえてきた。後ろを振り返ると学校指定のジャージ姿の瑛兎がいた。それを見てやっと落ち着いたので、とりあえず今思っている疑問を聞いて見ることにした。


「なんでここにいるの?」「家出したから。」「なんで家出したの?」「お父様とお母様についていけなくなったから。」「というか女の子だったの?」「はい。なので義弟ではなくて実際は義妹です♪」「なんで弟だということになっていたの?」「お父様とお母様からそう言われてきたからです。」「ところでなんで僕のところに来たの?家出したのなら他にも頼れるところがあるでしょ?」「兄様と一緒に居たいからです。」


ここまでだと別になにも疑うことはないのかもしれないが、一応


「で、本当は?」と聞くと一瞬だけ驚いた顔をした後に少し考えてから口に出した。

「・・・やっぱり元にぃは騙せないね。」


やっぱりか、さっきいつもは元にぃと読んでいたのに兄様と呼んできたから何かあるとは思ったんだ。が、その次に来た言葉は僕の予想を上回るものだった。


「お父様とお母様からの伝言です。家に、織田家に戻って来い。勘当のことは誤ってやるから。だそうです。」そう言ってきた。「なんでだ?」「はい?」「なんで今更帰って来いなんて言ってくるんだ?」そうだ。14年間もほったらかしにしといて今更戻って来いなんて虫が良すぎる。「えっとですね。その理由は、・・・元にぃ、今日何か普通ではないことはあった?」もしかして血盟のことだろうか?まぁ、いう気無いけどね。「だんまりですか。ですが、今日の草姫とかいう者との戦いは見ていましたよ。」「なに?」いつの間に


「そこで四代属性の力を持つプレイヤーの内1人であるルフスという少女と元にぃが血盟を結んだことは知っているよ。もちろんお父様とお母様も。だから元にぃとその女を研究材料にしようということらしいよ。」


なんだと、そんなこと言われて帰ろうなんて思うやついるわけ無いだろ?というか


「なんで僕にそこまで教えるの?」と聞いてみた。すると、「本心では」ん?「本心では兄様に研究材料として戻ってきてもらいたくないのです。」と涙を流しながら言ってきた。もしかしてこいつ元にぃと呼ぶときは自分の本音を隠して、兄様と呼ぶときは本音なのか?


「・・・用事は過ぎました。今日は失敗したと報告させてもらいます。ではまた明日学校で。」「う、うん。」そうして瑛兎は帰って行った。そしてそれと同時にいつの間にか僕は瑛兎への苦手意識が消えていたことに気がついた。


瑛兎が帰ってからしばらく時間が経った。すると「龍牙ぁ、手伝ってぇ。」という声が聞こえてきた。その声の主のところに向かうと、そこには大量の荷物を持っているわけではなく学校の教科書と制服、それから体操服にジャージに何日か分の着替えを持って玄関で倒れているルフスがいた。


「だ、大丈夫?」「うん、大丈夫。ただしばらく動けそうに無い。だから私の部屋になるところに置いてきて。」「うんわかった。」


そう言うとルフスの部屋にしようと思っていた僕の部屋の右隣の部屋の中に置き、それから玄関に向かうと「龍牙ぁ運んでぇ。」と甘えた声で言っているルフスがいた。なので俗でいうお姫様抱っこというやつで運んでやった。


ルフスの顔は真っ赤になっていた。それを見るとこっちまで恥ずかしくなってきた。


そして部屋に運んでやるとルフスは急いで僕から離れた。その後、なんとなく気まずい雰囲気を感じつつ、ルフスの部屋を整えた。


それから僕にとって久しぶりの誰かとの食事が始まった。今日の献立はご飯、トマトとレタスのサラダ、味噌汁、そして唐揚げだ。ちなみにいつもは弁当ですませているのだが、「今日からお世話になるんだからこれくらいさせてよ。」ということでルフスが作ってくれた。「ねぇルフス。」「なに?」「君っていつからうちの学校に編入するの?」「明日。」唐突だなぁ。「龍牙と同じクラスだと気が楽なんだけどね。」「そうだねぇ。僕も同じクラスだったら嬉しいよ。」「明日が楽しみだなぁ。」今のルフスの表情はとても楽しそうだった。


その後、夕食を終えて食器を片付けてから別々に入浴をすませて今日の復習を済ませると寝た。


ルフスが同じクラスに編入してくれるといいなぁ。

どうでしたでしょうか?こんなキャラを出して欲しいという案がございましたらぜひぜひ気軽におっしゃってください。なるべく登場させるように致します。

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