表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/17

初戦闘

 遅くなった上に文字数少なくてすみません。


 がんばります!


 あと、ステータスの数値は揃えてるのですが、投稿したらズレてしまうのは何故?

 ミカミさんが居なくなっても暫くの間自分の姿を眺めて呆然としていた。(姿見は置きっぱなしだった)

 

 元々100%女の子に間違われていたってのに、更に磨きが掛かってしまった……もうね、僕が男と言ったところで誰にも信じてもらえない自信が有る……とほほだよ。










 ……気にしても始まらないし、気持ちを切り替えよう!一応ミカミさんの善意なんだし。


 まずは、色々貰った能力を試してみようかな。


「マップ&レーダー!」


 近くに魔物が居たら大変なのでマップ&レーダーを発動してみる、本当は声に出さなくても発動します。


 視線の先の丁度見やすく視界の邪魔にならない所に円型マップが表示された、マップ円の上に印が付いていて漢字で北と書いてあり真ん中が矢印になっていて僕の向いている方向に合わせて動くみたい、そして円の中心の少し下にハーリマ平原と書いてある、この草原の名前らしいね。


 それと、マップ円の右下に最大半径1キロメートルと書いてあって思っていたより狭く感じた、まあレベルが上がれば機能が上がるって紳兄ちゃん言ってたし、それに期待しとこう……で、あと問題なのが今このマップ内に、赤い点が五つ有る事だよね……。





「赤い点で表示されるのは悪い存在だと神兄ちゃんは言ってた、どうしようか……」


 赤い点は散らばって表示されていて、一番近いのは300メートル位離れた距離に居るやつだ、近ずいて確認してみようか……。


 身を屈めて草に隠れながら近ずいて行き、残り50メートル位の所で顔を出して見てみると、何かが居るのが分かる、あれ使えるかな……。


「完全鑑定!」


 これも別に声を出さなくても良いのだけど、ただの気分です。


 で、こんなん出ました。






 名前      大ウサギ   (雌)

 分類      魔物

 レベル     3

 生命力     80/80

 魔力量     0/0

 力&物理攻撃力 50・50

 物理防御    35

 知能      4

 魔防御     2

 素早さ     30

 器用さ     4

 運       5


 スキル     なし

 

 装備品     なし


 注釈


 縄張りに入ってきた者に体当たりをしてくる、ちょっぴり大きめなウサギ。


 肉は美味しい、皮も利用できる。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 完全鑑定をすると必要無い情報(このウサギの好みの雄とか……)も沢山書いてあり、ステータスを見るだけなら普通に鑑定だけで良いと思った。




 で、初めて見るけど、これが僕のステータス。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 名前      河合 ひかり   (男の娘)

 歳       15

 分類      人族?

 レベル     1          

 生命力     200/200   加護効果で+100%

 魔力量     200/200   加護効果で+100%

 力&物理攻撃力 200・200   加護効果で+100%

 物理防御    205       加護効果で+100%&装備効果

 知能      200       加護効果で+100%

 魔防御     200       加護効果で+100%

 素早さ     200       加護効果で+100%

 器用さ     200       加護効果で+100%

 運       100


 次のレベルまで (0/1000)


 スキル


 全世界言語&文字習得

 完全鑑定

 アイテムボックスDX

 マップ&レーダー&マーカー

 ワープ

 完全状態異常無効

 必要経験値1000固定

 レベルUP時運以外ステータス値プラス1000

 レベル制限無し

 武神の加護

 魔法神の加護

 美神の加護DXプラス


 装備品


 綿のチュニック       防御+2

 デニムのキュロット     防御+1

 綿のオーバーニーソックス  防御+1

 スニーカー         防御+1



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



ツッコミませんよ!







 それでステータスを見比べると、多分問題無いと思う。この世界は紳兄ちゃんの管轄する中で魔物の強さがブッチギリだと言っていたから内心ビビッていたけど、何とかなりそうかな? あっ!そう言えば世界最弱の魔物しか居ない場所へ送って貰ったんだった。


 と、大切な事を思い出していたら他の大ウサギ(世界最弱の魔物)が後ろから迫ってくるのがレーダーで分かった……はっきり言って全然可愛く無かった、茶色で1メートル近くあって、どう間違っても寂しくて死ぬ様な奴ではないだろう、る気満々でしかもウサギのくせに人間に似た下卑た笑い顔をしたまま体当たりしてきた。


 僕が日本に居た頃は自分で言うのもなんだけど、周りには僕がとんでもない美少女に見えてたらしく(今よりまだ少し普通だったけど)、身長も145センチしかないこともあり何度か危ない目に遭っていた、一度は襲われそうになった僕を庇った友達が傷つくことも……その時僕の中の何かがブチ切れて、気付けば相手を不意打ちからグシャグシャにして近くの交番まで引きずって行ったという出来事があり、それ以来悪意を向けて来る者には断固戦う事を決意した。だからこの世界でレーダーに赤表示される者も、今このウサギの顔を見た瞬間に敵にしかならない(・・・・・・・・)存在なんだと理解した。


 敵認定した僕は、体当たりしてきたウサギを右前に一歩進みかわしながら腰を入れた(腰に捻りを加え)拳をウサギの腹に叩き込んだ、嫌な感触の後ウサギの口や耳から血が出てきてそのまま動かなくなった。


「次生まれる時は、良い奴になりなよ」


 思わず呟いた……まあ、やられてやるつもりなんか無いし……がんばろう!


 あと、ブシンさんの加護凄かったなー。日本であんな事があって空手を始めたんだけど、事故で死んでしまったんで半年しか習えなかったからステータスの差がかなりあってもそのままの技量だったら咄嗟に上手く行かなかったと思う、一撃だったし。






――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




 


 えと、魔物の肉とかはアイテムボックスに入れたら勝手に処理してくれるんだよね?ウサギに触ると虹色の渦にウサギが吸い込まれていった。


 入れた物を確認するにはどうすればいいのかな?と、思った瞬間、視界にアイテムボックスDX項目と出てきたので、その中の魔物素材と書いてある所を見てみると、大ウサギの肉1・大ウサギの皮1と表示されていた、他の部分は一体どこへ?……考えない様にしよう。


 あとは、経験値が幾ら入ったのか知りたいなと思ったら次のレベルまで (30/1000)と表示された、少ないのか多いのか分からないけど……気が済むまで大ウサギ乱獲決定!



 読んで下さり誠にありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ