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草原

今回はいつもに増して短くなってしまいました・・・がんばります!

 光が収まると、とんでもなく広大な草原に僕は立って居た、そしてまたいつの間にか一人の女性(25歳位の鬼の様に綺麗)が直ぐ近くに居た。


 このパターンは……。


「始めまして、河合 ひかりさん 私は美の神をしている者です。美の追求にまない人々が居る地球を救って下さり、誠にありがとうございました」


 やはり神様でしたよ、途方も無く綺麗な人で緊張します。


「こ、こちらこそ始めまして河合 ひかりでちゅ……あ、あはは……い、いきなり居られたのでビックリしましたよー」


 僕、何を言ってんだか……。


「あらあら、ごめんなさいね?彼方に私からの祝福を授けようと思い、彼方の言うところのしん兄ちゃんの場所へ出向いたのですが一足違いで彼方が旅立った後だったので急いで追いかけてしまったものでして、驚かせてしまいましたね?」


「いえいえ、大丈夫ですから気にしないでください!」


 緊張しまくりで声が大きくなってしまいました。


「ありがとうございます、優しい方ですね……それにしても、男性だというのに何て愛らしい方なのでしょう……元々私の祝福を授けるに相応しい方の上に地球まで救うなんて……分かりました、彼方にはそれに相応しい祝福を授けなければならないようです!」


 あ、何かやばい……。


「あ、あの、そんなに凄くなくてもいいですよ? なんか悪いですし……」


「それはなりません!ここで彼方に生半可な祝福を与えたとなれば、他の神々に示しが付きませんし、私の気が済みません!彼方には謹んで私からの祝福を受けていただきます!」


 はい!強制!


「その名も美神びじんの加護DXプラス!!!まず、彼方自身と身に着けている物全て決して汚れません!お肌も髪も常にスベスベのつやっつや!それに装備している物は少々壊れたり破れたとしても一瞬で元に戻ります!更に身に着けた物のサイズも瞬時に合わせてしまい、ついで(・・・)にその着ている物に合わせて髪型も変わります!それと彼方に相応しい姿へとにカスタマイズされます!」


 ついでで髪型も変わるとか……ん?相応しい姿にカスタマイズ?


「あの……カスタマイズとは一体どういった事でしょうか?」


「そうですね、実際に見て頂いた方が早いですね、それでは今から加護を与えます」


 突然僕の全身が光り出して・・・・・・・・・まあ、何という事でしょう!(リフォーム番組風)


 今までは死んだ時に着ていたTシャツとジーンズにスニーカーだったのに……今、上は白のチュニック?襟はフリフリのフリルで縁取られ、袖が肘の少し上までの長さで、袖口をピンクのリボンで止めてあり、裾はお尻までの長さで、下はデニムのキュロット(スカートに見える半ズボンみたいなの)に変わっていた、あとスニーカーは元は黒だったのにリボンと同じ色に変わっていて……靴下は足首までの長さだったのが、股下20センチ位まで伸びて見事に絶対領域を再現していた……どうやら素材はそのままで、デザインと色がカスタマイズされるみたいです………………それで最後に髪がめっちゃ伸びてる!


「髪型だけが変わるのではなくて髪の長さも変わちゃうんですね……出来ればこの祝福は無《却下です!》」


 ……くい気味に拒否られました。


 うっとり顔の神様が無言で大きな姿見を出して僕を映して見せてくれました、まず首元までしか伸ばしてなかった髪が絶対領域になってる太ももまで伸びてしまっていて、頭の天使の輪(頭のハイライト)も眩しいほど日の光を反射していて更に肌や唇等のぷるっつや感ハンパ無いです!やばいです!色んな意味で。


「大変に良い仕事をさせて頂きました、とても満足です……。これで彼方は何時でも輝いてますわ!自信を持ってね? ちなみにこの祝福も彼方のレベルが上がっていけば出来る事が増えていきますわ」


 これ以上何が!?


「今日は大変有意義な時間を過ごさせて頂きました、また美に関する事で何か有れば何時でも呼んで下さいね?という事で、私にも名前を付けて下さらないですか?」


「あ、はい僕なんかで良かったら……美の神様ですから……ミカミさんで良いですか?」


 はい、まんまです!(どっかで聞いた事あったような)


「はい、大変良い名を頂きました、ありがとうございます、それではまた近いうちに」


 そう言ってミカミさんは何処かへ消えて行ってしまいました……貰った加護は呪いに近いかもです……。

 読んで下さりありがとうございます!

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