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冒険者になろう

 今回は少ないです、すみません・・・。


 がんばります!

 客間のドアを開けて廊下に出ると、昨日予告していた時間丁度ということもあって、侯爵のおじさん、ライアさん、ルシードさん、マートンさんが廊下で出迎えてくれて居た(時計でも在るのかな?)が、皆僕の姿を見て固まってました・・・。


 その気持ち分かりますよ?幾らここがファンタジーだと言ってもねー?僕のこの格好は相当キテると思うよ。


 それで、僕も余り触れられたくない事なので上手い事話を逸らせれば良いのだけど・・・。


「皆様おはよう御座います、今日も宜しくお願い致します。早速ですけど、昨日置いていった焼肉のタレは如何でしたか?」


 食いしん坊万歳なこの面子で、食べ物関連の話題を振れば間違い無く食い付いてくるはず(食べ物の話だけに!)。


「「ひかり様、おはよう御座います!・・・・・・きゃー!ひかり様やっぱり可愛い過ぎます!、昨日も素敵過ぎて自分を抑えるのに、どれだけ精神を削ったのか分かりませんのに・・・、今日は、もう・・・」」


 逸らせなかったー!しかも、ライアさんルシードさん母娘シンクロして何言ってんの?それに、昨日は大人しい母娘(最初娘はテンション高かったけど)だと思っていたけどそれは、自分を抑えてたからだとか・・・。それに今日は、もう・・・って怖すぎるよ!兎に角、釘を刺しておかなくては・・・。


「二人共頑張って自分を抑えて下さいね?そうしてもらえないと、僕は貴女達が怖くて此処に来れなくなってしまうかも・・・」


 途端、ガクガクブルブルしだして、二人共泣きながら謝ってきたり、おじさんやマートンさん達も青い顔をしていたりと、薬が効きすぎたようです。


 実際のところ、ルシードさんとライアさんは二人共美人さんなので、悪い気はしないけど、あえて言ってないから女の子だと思われてるだろうし(それはそれで怖い)、さっきは純粋に危険を感じてしまったので、ああ言わせてもらいました。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 その後、応接間に移動して、改めてさっきの事の謝罪とか朝の挨拶を交わし、今後の予定を話す事になった。


 まず、おじさんからの報告で、この国の王様に、黒髪黒目の僕が現れた事を知らせる為、昨日の内に早馬を出した事と(それでも片道20日は掛かるらしい)、この街の東側の草原にシルバーホークが居た事を冒険者ギルド等に、これも昨日通達したそうです。(冒険者ギルドあったー!)


 今の話の中に冒険者ギルドの名前が出てきたので、おじさんに冒険者ギルドや冒険者の役割とかを質問してみた、日本に居た時、(たま)に読んでいたライトノベルに出てくる組織と変わらない感じだった。


 で、今後の身の振り方だけど、冒険者ギルドが在るのが分かったので、冒険者になろうかと思う、他にしたいこと無いし、一応報告しとこうかな。


「あの、とりあえず僕は冒険者することにします。此処にはなるべく顔を出しますので、何か有ったらその時に教えて下さい」


 と、言った途端皆さんから次々と反対意見が出たが、僕が皆を説得して(駄目なら、他の国へ行って冒険者になろうかな~とか言ってみたり、もう、美味しい物食べたくないのですね?とも言った)、それで渋々納得してくれた様で、絶対に無理はしない事を条件に許可してくれた。


 それで、僕が冒険者をする許可を出したという事で侯爵のおじさん達に迷惑を掛けない為に、もし僕が冒険者をしてる事に文句を言う奴が現れたら、直接僕に話を通して貰うことにした(たとえ王様でも)。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 許可も出たので早速ギルドへ行こうとしたら、そこから昨日の焼肉のタレの話を持ち出され(結局最後は奪い合いになったらしい・・・)、これも是非作りたいと言われたので、アイテムボックスから醤油、味噌等、焼肉のタレに必要な材料を出して、これ等と同じか、それに近い物を探してもらう事にして集まったら作り方を教え、材料が見つからなければその材料の代用品を一緒に考えることで話は決まった。


 その後、サンプルとして業務用サイズの容器に入った醤油、味噌の焼肉のタレを渡して冒険者ギルドの場所を聞いて侯爵邸を出た。(皆付いて来そうなので、先に釘を刺しておいた)

 何時も読んで下さってる方々に感謝を!


 あと、ちょこちょこ前の話も書き直したりしてるので、物凄く暇な時にでも どぞ。

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