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空中軍艦  作者: ミルクレ
11/41

マニラ湾海戦

「現在、高度三〇〇〇メートル……」

「〈日進〉所属機より報告。マニラ上空は雲量わずか、マニラ上空は雲量わずかです」

「マニラ爆撃へ向かった陸上機より入電!『我爆撃を敢行す、湾内に敵戦艦を確認せり〇六四五』」

 わずかに傾斜した床が軋みをあげる。艦橋に陣取った男の表情は硬かったが、恐怖に慄くような精神でないことは艦橋の誰しもが知っていた。

「全艦、高度を一五〇〇へ。対水上艦戦闘用意」

 旋回用の星型発動機の破裂音が高さを変え、艦内の人員は体が浮いたような感覚を覚えた。

 偵察艦橋に詰める乗員は目下の熱帯雨林らしき影が急激に近づくのに多少の恐れを覚えつつも、地上に光が見えないか監視している。

「長官、マニラ軍港を確認しました。探照灯らしき光点が多数。戦艦も在泊しています」

「うむ。敵艦隊の左舷をかすめる。左砲戦用意」

 空中軍艦〈筑紫〉が左に艦体を傾斜させ、主砲の一六インチを振りかざす。空気の流れを切り裂くように掲げられた抵抗物により、砲身の周りで風が騒ぎ立てる。

 後方に追従する〈松島〉〈厳島〉〈橋立〉も、やや小ぶりな三連装砲を目標へ指向する。

 さらに〈浅間〉〈常盤〉〈八雲〉〈吾妻〉がその後ろで準備を整えているのだが、先頭の〈筑紫〉からは確認できなかった。

 吊光弾を撃ちだす用意も整い、あとは最高責任者が号令を掛けるだけ。参謀長の有賀幸作大佐はちらりと上司に目配せをする。

「頑固で喧嘩っ早く、曲がったことを嫌う砲術一筋。だけど部下にはとても気さくに接していた」

 戦後彼の人となりを聞かれた元部下はこう答えたという。

 陸上機による夜間爆撃の後、空中軍艦によるマニラ湾内への突入。目標は在泊するアメリカ海軍アジア艦隊の戦艦。

 第二艦隊は所属する四隻すべての巡洋戦艦を小中破された代償として、イギリス海軍の戦艦四隻を撃沈、二隻を大破の戦果を出した。現状、南方作戦においての障害は文字通り目下のアジア艦隊のみ。それを壊滅させるべく、戦意を漲らせてその男は声を響かせた。

「砲撃開始!」

 第一空中艦隊司令長官草鹿任一中将の指揮の下、空中軍艦は太平洋での初陣を迎えた。


 マニラ湾には大規模な軍港設備は無い。そのため各艦は湾内のいたるところで投錨しており、さながら渋滞しているかのようだった。

 日本軍の空爆は主に高高度爆撃で、一式陸攻や増加試作で後に一式大攻やキ八五として採用される深山などが主力であった。夜間かつ高高度という悪条件により命中率はきわめて低かったが、それでも在泊する戦艦〈ネヴァダ〉〈アリゾナ〉に至近弾、〈テネシー〉〈カリフォルニア〉に直撃一発ずつの命中を出した。

〈テネシー〉は八〇番の直撃により艦首が大破、錨鎖が切断された。しかし航行、戦闘に支障は無かった。

〈カリフォルニア〉には五〇番が命中。特徴的な籠型マストが倒壊したために、アジア艦隊の司令部は陸上への移動を余儀なくされた。結果としてアジア艦隊司令長官ハズバンド・キンメルを含む司令部は無事だったが、今度は陸から隷下の艦隊の惨状を目撃する破目となる。

 四隻もの戦艦を指揮下に収めつつも積極的な攻勢に出なかったこと、この日の空襲に対する対策を講じてなかったことを訴追された際、彼はこう抗弁した。

「我々の指揮下には四隻の戦艦があった。しかしそれだけだ。海軍航空機も、十分な護衛艦艇も存在しなかった。その中で私は責務を果たしたのだ」

 陸軍の航空機はフィリピン北部からの日本軍機に駆逐されつつあり、海軍に至ってはハワイからの救援部隊の護衛として〈エンタープライズ〉〈レキシントン〉〈サラトガ〉に加え、アジア艦隊の所属であった〈ヨークタウン〉を引き抜いていた。夜間防空なぞ不可能であったのだった。

 空襲が終わりに近づいたころ、マニラ市街の住民は炎上するマニラ湾とは反対側からの違和感を感じた。最初は航空機が降下してきたのかと思ったが、どうやら違うらしい。

 突然海面の炎とは違う眩い閃光が空を圧した。一式陸攻の一部が積んでいた吊光弾の灯りだった。

 海を見ていた人々はたちまち目が眩んだが、反対側を見ていた住民は呆気にとられた。空を塗り潰すような大きな塊が、市街地に向けて接近していたのだ。

 彼らが驚きのあまり動けなくなっていると、その塊は小さな人間など無視するかのようにゆっくりと旋回を開始した。

 各所で少数のサーチライトが、爆撃機を求めて空を切り裂く。その光を格好の標的として、空中軍艦は砲撃を始めたのだった。


〈筑紫〉の四一センチ艦砲が眼下の海に居座る戦艦に向けて発射された。連装四基から放つ砲弾はわずか四発。しかしその狙いは的確に戦艦を捉えていた。

「近近遠遠、初弾夾叉!」

 艦橋に驚きが広がる。空中軍艦は基本的に命中率が低い。艦が射撃の衝撃で動揺するからだ。この〈筑紫〉には藤本喜久雄の設計により前級よりはるかに揺れが抑えられたとはいえ、初弾で夾叉するのはとてつもない技量が必要だったのだ。

 草鹿は艦橋に詰める乗員を一喝した。

「たかが距離一〇〇〇〇での命中で浮き足立つな!本艦の装備する主砲は、二五〇〇〇以上での戦闘を主眼としておるのだぞ」

 厳しい表情で部下を引き締めた草鹿だったが、次の瞬間には柔和な顔つきで、

「しかし初弾での夾叉、見事である。よくやった、と伝えてやってくれ」

 と参謀に声を掛けた。

 水柱が新たにそそり立ち、後方から轟音が響いた。<松島>以下の砲撃が開始されたのだ。

「<松島><厳島><橋立>撃ち方始めました」

「<浅間>より入電。第二戦隊も撃ち方始めました」

 反動で身震いする艦体を足の裏に感じつつ、乗員は己が義務を十二分に果たしていた。

<筑紫>が釣瓶撃ちのまま、一トンを超える砲弾が<ネヴァダ>級か<テネシー>級らしき艦影を包み込む。

 夾叉弾を出した以上、命中は秒読みだった。8発の無駄弾をばら撒いた後、艦上に爆炎が舞い上がる。

「命中弾!命中弾!」

 歓喜の声が艦内各所で上がった。

 まだアメリカ艦隊は動きを見せず、一方的な攻撃であった。

 砲撃は交互撃ち方のまま、〈筑紫〉を先頭とした単縦陣はマニラ湾沿岸をなぞるように進んだ。

「命中二!敵一番艦炎上中!」

 煌々と照らし出された艦は明らかに戦艦であった。特徴的な籠型マストこそ倒壊して見当たらなかったが、一四インチの大きな砲塔は健在だった。しかし砲身は正面を向いており、旋回も仰角もかけられていなかった。

<厳島>と<橋立>が照準する二番艦も、決戦距離の内側から飛来する砲弾により主防御区画を貫通。致命的な損傷を受けつつあった。

<浅間>以下は補助艦艇への攻撃を重視し、駆逐艦や補給艦を主に攻撃した。

 巡洋艦が見当たらなかったが、それらはジャワ島やスマトラ島で防衛戦をこなしており、ドック入りや別の港にいた。ここにもアジア艦隊のアンバランスな構成が影響していたのだった。

 六発目の砲弾が一番艦の装甲を砕いた時、偵察艦橋を光が刺し貫いた。

 第一艦橋も偵察艦橋ほどではないものの、探照灯で照らされたような光によって、指揮系統が一瞬麻痺した。

 遅れて全てを揺るがした衝撃に、閃光で動けなくなっていた乗員の中に転倒する者が出た。

 反対側を索敵していた見張員が慌てて左舷へと走り、大声で叫ぶ。

「敵一番艦、轟沈!」

 有賀が駆け寄ると、マニラの海に巨大な火柱が立ち昇っていた。

 炎上中の敵一番艦、のちに<アリゾナ>と判明した戦艦は、四一センチ砲弾により第一砲塔側面を貫通し炸薬や装薬が誘爆。さらに砲弾の運動エネルギーは弾薬庫装甲に穴を開けるのに充分な量残っていた。

 結果<アリゾナ>の前半分が原型を留めず爆散し、急激に浮力を失っていった。

 しばし呆然とした司令部だったが、草鹿の喝によって正気に戻る。

「報告!」

 有賀が口を開こうとした瞬間、海上に閃光が再び走った。

「敵戦三番艦、発砲!」

 距離はすでに一〇〇〇〇を切っている。命中弾を得るのも容易い上に、一撃でも喰らえば致命傷足り得るのは自らも同様なのだ。

「目標、敵三番艦!一斉撃ち方!」

「了解、目標敵三番艦一斉撃ち方!」

 草鹿の指示に砲術長が伝令管に怒鳴る。

 新たな砲撃の応酬が起こる中、砲術参謀が草鹿に厳しい顔をして進言した。

「長官、これ以上接近すると射角が」

 砲術参謀が言っているのは、簡単に言えば艦の傾斜がそろそろ限界だということだ。地上目標や下方への射撃のために、〈筑紫〉は現在左へ十度ほど艦体を傾いでいる。艦は設計時から傾斜した状態でも戦闘に支障をきたさないようになっているが、一定の角度を超えると旋回時や被弾時の影響が大きくなる。〈筑紫〉が無事であっても、後続する〈松島〉型やさらに旧型の〈浅間〉型が耐えられるとは限らないのだ。

 真っ当な進言であったが、草鹿はかぶりを振った。

「市街地上空に占位するのは最悪の場合、住民たちに被害が出るかも知れぬ。このまま海岸線を進む」

「しかし」

「これは軍令部からの注進だ。捕虜は丁重に扱い、民間人への被害を少なくし、敵の攻勢を追い返す」

〈筑紫〉の斉射を告げるブザーが鳴ると、誰もが身体に力を籠めた。


 当初山本五十六海軍大臣や連合艦隊司令部が考えていた短期決戦による早期講和が主流派であった。しかし堀悌吉の軍令部や塩沢幸一の海上護衛司令部は、中長期的戦略による防衛を考えていた。

 現状のアメリカ海軍と太平洋に展開する陸軍をそっくりそのまま壊滅させても、そこから回復し強化するだけの国力を合衆国は持っている。そしてその損害を回復するのに一年から二年必要であり、万全を期すならば島嶼伝いに反攻を開始するというのが総力戦研究所からの報告だった。

 その間戦時経済に国民が耐えるのには、悪の枢軸とそれに与する非道な日本帝国という図式が必要であった。つまりそれを喪失したならば、講和も難しいことではないと総力戦研究所の岡新大佐は堀らに説明した。

 戦う意義を失わせることが早期講和への最短ならば、敵意を生むような軽挙妄動を断固として慎む必要がある。それがこの注進の理由であった。


 突如有賀は関取に張り手を喰らったような衝撃を受けた。

 彼自身は腰を落とし耐え切ったが、艦橋では転倒する者が多かった。

 常に海上勤務を希望し、いわゆる『潮の匂いをさせた』有賀は瞬時に理解した。

「喰らったか……」

「損害報告!」

 応急長を兼任する艦長の猪口敏平が怒鳴る。報告を求め応急班が右往左往し、状況をまとめる。

「左舷第二甲板に被弾、炎上!戦闘に支障無し!」


 この時敵三番艦〈テネシー〉の一四インチ砲弾は、〈テネシー〉に向け晒されていた〈筑紫〉左舷に着弾し主防御区画へ飛び込んでいた。対十六インチとしては少々頼りなかった装甲は、至近といっていい場所から発砲された砲弾を受け止められずに貫通を許し、そこで砲弾は炸裂した。

 爆発のエネルギーは上方へ抜け、衝撃通過区画と呼ばれる比較的脆弱な部分から外へ飛び出した。

 命中箇所付近の乗員室はめちゃくちゃに破壊されたが、消火装備の応急班が到着すると被害は最小に抑えられた。

 装甲も貫通されたのは中空装甲と呼ばれる新型装甲であり、中枢部分への損害は皆無といってよかった。

 この中空装甲というのは、装甲と装甲の間にあえて空間を作り、そこに液体などを充填することで運動エネルギーの減衰を狙ったものであった。アメリカなどでもスペースドアーマーとして空中軍艦に採用していたが、元は水上艦の喫水下の防御方式だ。


 衝撃こそ強烈だったが、空中軍艦に乗り込む前から伝えられていた範囲の揺れであった。

 有賀はまだ転倒したままの見張員を助け起こすと、戦場となったマニラ湾を見渡した。

 燃えている大きな艦影は二つ。さらに先程の命中弾を出した三番艦のみが反撃しているだけで、残りの砲炎は駆逐艦や沿岸の対空陣地のみだった。

〈浅間〉らの第二空中戦隊はその発射炎をしらみつぶしに砲撃しており、小さな篝火がそこかしこに見受けられた。

 そうこうしているうちに〈筑紫〉の第二斉射が着弾し、第三斉射のための観測が行われる。

「近遠近き、いえ命中!三番艦に命中!命中二!」

〈筑紫〉の受けた損害を倍にして返した形だ。艦橋にも歓声が上がる。

 三番艦は艦首から煙が噴出しており、艦内では必死の消火活動が行われているように感じられた。

 続く第三斉射はほぼ直線のまま艦中央部に突き刺さり、かすかに全体が傾いだように見えた有賀が目を凝らす。

 周囲に灯りとなるものが多かったが、さすがにどのような損害かは見分けられなかった。

 艦首から湧き上がる噴煙が何かに吹き飛ばされ、直後に破裂音が響き渡った。三番艦はまだ生きている。

 しかし後方で敵四番艦を滅多打ちにしていた〈松島〉〈厳島〉〈橋立〉が三番艦への砲撃に参加すると、その武運も拙く沈黙した。

 とどめの一撃とばかりに〈筑紫〉が放った砲弾が舷側に命中すると、振りかざした砲が再び吼えることはなかった。


「撃ち方、止め」の声は朝日が上がった七時過ぎに出された。

 マニラ湾を西へ進む艦内は、この日の戦果に沸き立っていた。奇襲作戦とはいえ、建造以来疑問視されていた対艦戦闘でも有効であることを証明したからだ。

「損害は〈筑紫〉〈橋立〉〈浅間〉が小破。戦果は戦艦四、駆逐艦一五、輸送艦一〇、地上対空陣地多数です」

 はっきり言って圧勝だ。この作戦に懸案材料は多かったが、草鹿の適切かつ大胆な指揮により作戦は成功した。フィリピン占領も順調に進むだろう。

 上陸した部隊は順調に南下しており、今週中にはマニラに達すると指揮官の本間中将から伝えられていた。

 真珠湾から来寇するアメリカ太平洋艦隊主力も気になるが、それは第一艦隊と第三艦隊の仕事だ。

 この後第一空中艦隊はバターン半島を抜け、沖合いにいる空中軍艦用補給艦〈速吸〉にて補給する予定である。

 コレヒドール島と呼ばれる要塞化された島があるが、これは後日陸上からの攻撃をする予定のため、今回の作戦では優先目標となっていない。

 しかし作戦室に移動した草鹿は、地図の小さなおたまじゃくしを指して命令を下した。

「コレヒドール島およびバターン半島の陣地を攻撃する」

 陸軍からの報告がそれまでの指令を覆した。

 北部から撤退しつつあるアメリカ軍は、ダグラス・マッカーサー大将の指揮の下に、バターン半島へと組織的な後退を行っているという。

 そしてマニラ港を爆撃した一式陸攻が機位を失いコレヒドール島に接近したところ、激しい砲火に見舞われたのだ。

 空荷の一式陸攻は大破したが、どうにか陸軍が占領した北部の空港に緊急着陸した。そして追い詰めていると思っていた陸軍は、実は誘い込まれていたことを知ったのだった。

「バターン、もしくはコレヒドールを攻撃していただきたい」

 申し訳なさそうな表情で西竹一少佐が従兵を連れて現れたとき、〈筑紫〉の損傷は問題ないところまで修繕されており、残弾も充分であるという草鹿の判断により針路は若干修正されたのだ。

「しかしコレヒドール島のような小規模目標ならまだしも、バターン半島のような広大な範囲では有効な攻撃ができるとは限らないぞ」

 有賀が釘を刺すと、西は頷きつつ口を開いた。

「何も海軍サンにすべてやらせようというわけじゃあありません。こちらの一〇〇式司偵が怪しい場所をピックアップ……選定してあります。ただ対空砲火が激しく、現在後退中のアメリカ軍が逃げ込む前に破壊するのが困難と判断したのであります」

「それで重爆編隊並みの攻撃力が必要と」

「はい。目標は……大江君」

 西は従兵を呼ぶと、控えていた従兵が泥の撥ねた地図を取り出す。ルソン島を拡大した地図には、三箇所の印が付けられていた。

「エ、まずこのバターン半島中央部。ここに浸透した部隊から司令設備らしきものを発見したと報告がありました。次に、ここ。司偵が危険を冒して低空で確認し、弾薬集積所を確認しました。……そして」

 西の指がつつ、と半島南端を指差す。

「コレヒドール島。事前偵察から三六センチカノン砲や二〇センチ程度の重砲の配備が確認されています。また周囲をベトンで固め、さながら軍艦のような様を呈しています」

「なるほど。軍艦ならば我々の作戦目標だな」

 草鹿が鷹揚に頷くと、幕僚たちが苦笑する。

 はにかんだ表情を見せた西は、次の瞬間には顔を引き締め、

「連絡員として本官が乗艦するよう、本間中将閣下から命令を受けました」

 と陸軍式の敬礼を行う。

 答礼に脇を締めた海軍式を返すと、草鹿は有賀に向き直った。

「参謀長、コレヒドールに第一空中戦隊を当て、バターン半島の目標には第二空中戦隊を分散して向かわせようと思う。森下君へ伝えてくれないか」

「了解、直ちに第二空中戦隊司令部へ通達します」

 有賀は作戦室を急ぎ退出し、同じく退出した通信参謀とともに電信室へと急いだ。

感想をいただくのはとてもうれしいです。生活も少し落ち着いてきました。

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