僕は彼女を好きになり過ぎて、どうにかなりそうです!
”僕は彼女を好きになり過ぎて、どうにかなりそうです!“
僕はずっと好きだった彼女の事が好き過ぎてどうにかなり
そうになる時がある。
”彼女を僕の彼女にしたい!“
できる事なら、アイツから彼女を奪ってやりたい!
・・・でもそんな事、出来るはずがないよな。
”僕の兄貴の彼女なんだから!“
彼女は兄貴が居ない時でも普通に家に遊びに来る女の子で、
僕の母親とも凄く仲がいいんだ!
二人で晩ごはんを台所で作ってる姿を見ていると?
”嫁姑“みたいに見えてしまう。
いつか兄貴と彼女は一緒になるのかもしれない。
それが凄く僕は怖いんだ!
でも別に僕は兄貴が嫌いな訳じゃない。
それどころか僕は兄貴を凄く尊敬しているんだよ。
そんな兄貴の彼女に僕は恋をしている。
『”キリ、お前さ! 彩瑛の事好きなのか?“』
『えぇ!?』
『やっぱり図星か。』
『・・・あ、兄貴、』
『お前の彩瑛を見る時の目を見てれば分かるよ、
何年兄弟してると想ってんだよ!』
『・・・・・・』
『彩瑛はお前が好きな事知ってるのか?』
『知らないよ、伝えてないから。』
『そうか、じゃあ! ”彩瑛には伝えないでいてほしいんだ。“』
『・・・・・・』
『”彩瑛は俺の彼女だ! お前が好きになっても絶対に実らないし、
もう諦めてほしい。“』
『・・・そ、そんなの自分自身が一番分かってる、』
『キリはキリで彩瑛の事、諦めようとしてくれてたんだな。』
『・・・ううん、』
『ごめんな、自分勝手な兄貴で、』
『ううん、別にいいよ。』
『”でも彩瑛だけは弟のキリでも絶対に渡さない! 俺が唯一愛した
女なんだよ彩瑛は、、、!“』
『・・・あ、兄貴、』
『だから彩瑛の事は諦めてくれ!』
『・・・あぁ、わかったよ、』
『ありがとう。』
・・・僕は兄貴にそう言われて彼女を諦めようと努力をしているが、
簡単に諦められそうにはない。
”僕はもう彼女しか見えていないんだから。“
僕は彼女を好きになり過ぎて、どうにかなりそうなんだ。
簡単に諦められる恋ならとっくの昔に僕は彼女の事を諦めてるよ。
それが出来ないから困ってるんじゃないか!
こんなに僕を好きにさせといて、僕はどうしたらいいんだよ。
彼女に【告白】して一層の事! フラれた方がスッキリするのかな?
それならやっぱり彼女に告白しないと
兄貴だってそれなら許してくれるはずだよね。
そう想ったら僕はもう彼女に自分の気持ちを伝えないと気が済まなくなった。
直ぐに彼女に連絡して二人で会ってもらう事に。
『ゴメン、こんな時間に無理に来てもらって。』
『別にいいけど、キリ君どうしたの?』
『どうしても大事な話をしたくて、今日呼んだんだ。』
『・・・大事な話?』
『”僕は彩瑛ちゃん、君の事が心から好きです! 勿論、彩瑛ちゃんは
兄貴の彼女だし、断られるのは分かってる! それでも自分の気持ちを
どうしても彩瑛ちゃんに伝えたかったんだ!“』
『・・・キ、キリ君、』
『”しっかりココで僕をフッてほしい! そしたら次の恋ができそうだから、
頼むからスッパリと僕をフッて!“』
『”私もキリ君の事が好きだよ、でもそれはお兄さんのサクが一番で
キリ君は2番なんだ、ごめんね。“』
『分かった、ちゃんとフラれて良かったよありがとう彩瑛ちゃん。』
『・・・ううん。』
・・・やっぱりなんだかんだ言っても、”兄貴の彼女に手は出せない!“
僕は兄貴も彼女も大好きだ!
これで良かったんだと今は思う。
だからこれからは前向きに次の恋にいけるように頑張るよ。
彼女よりもっとステキな女性を見つける!
そう想えたら、今は清々しくもあるんだ。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




